負の連鎖脅迫はどこまで続くか

デベロッパーが飛べば、建設を請け負っていたゼネコンが代金未収になってそれに続く・・・・
興大が飛んだことでサンペイ、多田が飛びました。
近藤、ゼファーの影響はこれから出てくるでしょう。
マツヤも飛びました。
株式市場を見ると、ここ数日他のデベロッパーの株価が何とか持ちこたえているのに反して、
矢沢のエイちゃんのスポンサーだけがダラダラと下落しているのが何とも気になります。
相変わらず、広告では派手な露出をしているようですが・・・・
デベロッパーからゼネコン、そしてそこにぶら下がる中小の各業者・・・・
この負の連鎖はいつまで続くのか、どこで止まるのか?
氷河期はまだ、始まったばかりです。
しかし、深い谷の底を見据えながら、次の上り坂をのぞいている連中の蠢動が始まっています。
資金的に余裕のある財閥系、金貸し系のデベが、
目先の資金手当てさえ危うくなったカタカナ系デベから土地を安く買い叩いています。
都心の美味しい土地ばかりを選んで、札束で頬を張るように・・・
だから、都心の土地の実勢価格はどんどん下落しています。
私のざっくりとした感覚で最盛期の半分以下といったところ。
こういうことがマスコミで報じられるまでには、まだ数ヶ月かかります。
政府の統計に出てくるのは1年から2年先(笑)。
今、仕込んだ土地が商品化されて世に出てくるのは再来年。
その頃には、少しは建築費も下がっているかもしれません。
今、建築費高騰の原因となった各種建材は売れなくて・・・いわゆる需給が緩んだ状態。
いずれ下がるという前兆ですね。
今週はまだまだ不穏な動きがありそうです。
榊淳司


2008/7/31 11:45 Comments (2)

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