岸田内閣改造に思う「聞く力」

「他人の話を聞く」というのは、一種の芸ですね。
世の中にはキチンとした文章が書ける人はごく少数。
言いたいことを理路整然と話せる人も、ごく少数。
どちらもまともにできない人は、かなりの大多数。

私はわりあい他人の話をキチンと聞いてあげられる
タイプだと自負しています。インタビューは得意。
話しやすい雰囲気に導くのも大事なこと。
相手をいい気分にさせた方がインタビューはスムーズ。

ただ、相手が誰であろうとのべつくまなく喋り続ける
タイプのご仁は、わりあいどこにでもいらっしゃいますね。
そういうお方は苦手ですが、まあ耐えるしかありません。
お聞きしながら、すこし憐れみを催したりもします。

医者と弁護士は、まず他人の話をきくところから
彼らの仕事が始まります。あの仕事は共に忍耐が要りそう。
しかし、どちらもハッピーな内容ではありません。
それを聞いて、何とかしてあげる役割ですものね。

私も、不動産に関してエンドさんから話をよく聞きます。
片々たるところばかり話されて、全体像が分かるまでに
時間のかかる方は多いもの。全体から言えば多数派ですね。
ものの見事に問題の全体像とを語ってくださるような方は、
私のところに来る必要がないくらいクレバーです。

岸田君が総理に就任した時「話を聞きます」みたいなことを
アピールしていました。ちょっと耳を疑いましたね。
それって「自分はアホです」と言っているのと同じです。
リーダーに最も求められる資質は「聞く能力」ではありません。
「正しい判断を下す」のが、良きリーダーです。

他人の話を聞く、というのはリーダーの資質の中では
三の次くらいにどーでもいいこと、ではないですか。
聞かないよりも聞いた方がいいけれど、聞かなくても
「正しい判断」が下せればそれでOK。それがリーダーです。

日本の歴史では近年、そういうリーダーに恵まれません。
特に戦後の政治家には、あまりいませんね。
岸田君は典型的な「農村の長」型のリーダーです。
みんなの話をよく聞いて、調和を大事にする‥ように見せてが
本当は自分のポジションを守ることが最優先。

まあ、今の日本にはあの程度の首相がせいぜいですか。
他人の話を聞く、なんていいながら聞く相手は財務省の役人。
自分では「外交の岸田」とか言いながら韓国に騙され続け‥
林芳正みたいな親中派を2年も外相に据えました。
今回、交代したことで心底ほっとしました。
こんな場末の一国民に心配さすなよ、岸田君!

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2023/9/13 23:37 Comments (0)

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