土曜日の昼過ぎ、「父親が私と同い年」という某週刊誌編集者と
神田神保町で待ち合わせて焼きトンで一杯。
四方山話に盛り上がったのはいいのですが、話題は「世の中べた凪」。
何にも事件が起こっていないのです。週刊誌としては「困った」。
去年はいろいろありましたね。
彼曰く「小保方、佐村河内、野々村、あと一人(忘れた)」は、
2014年の「4大スキャンダル中心人物」だったとか。
今でも捉まえられるものならぜひ捉まえて独占インタビューがとりたいと。
「野々村なんて小物がネタになるのか」と私は思うのですが
これが全然行けるみたいですね。不思議のふしぎ。
今年は中川代議士の「路チュー」ですか。アホくさい。
あの一家、親子と嫁で世間を騒がせすぎ。
政権では安倍君が閣僚のミニスキャンダルに悩ませられながらも
何とか安定した運営をやっているではないですか。
情けないのは、敵失もまともに突けない民主党。
もう、存在意義がほとんどないですね。解党すればいいのに。
しかし、週刊誌というのは10年後にはどうなっているのでしょう?
今でも、読者の中心は50代以上です。
30代以下はスマホを見るから週刊誌は買いません。
私が連載コラムを持っている夕刊フジも、読者は50代以上。
あの週刊スパでさえ、読者の中心層は40代以上です。
最近、週刊誌との付き合いが増えました。
僕は、自分で週刊誌を買うことがない人間。
今までの人生で、おそらく100冊くらいしか買っていません。
でも、ここのところコメントを出すので掲載誌を送ってもらえます。
ここ数年で何十冊も読んでしまいました(笑)。
彼らの奮闘を知っているだけに、頑張ってほしいですね。
というよりも、もっと皆さん買ってあげて欲しい。
スマホで見られるタダの情報よりも、もっと面白い。
その裏には、彼らの血のにじむような苦労があるのです。
僕は何人かの記者さんと親しくしているせいか、
名前が出る出ないにかかわらず、いろいろ協力しています。
彼らは実にこまめに取材をし、裏を取り、足で稼いでいます。
いやはや、ご苦労様です。
この先、日本のニュースメディアはどうなるのでしょう?
私が連載コラムを書いている夕刊フジの記事は、
zakzak というサイトで無料公開されています。
時々コメントが掲載される日刊ゲンダイの記事も、
ほぼネットで無料で見られます。
タダになったら、お金を払って読む人が減りますよね。
私はこのブログを書いていますが、もちろん無料。
有料の資産価値レポートやメールマガジンを発行しています。
なるべく、ブログと内容が被らないようにしています。
それでも、今度出す「やってはいけないマンション選び」には一部流用。
これからの時代、我々のように情報発信することを生業とする
職業は、マネタイズをどうするかが重要です。
テレビで喋っても、いただけるのはほんのわずかな出演料。
でも、それなりのことを言わないと存在意義がありません。
メディアというのは、どんどん難しくなりますね。
10年後の週刊誌がどうなっているのか、なんてあまり考えたくありません。
もしかして「60代メディア」になっている?
そして、私もその中心ターゲットですか(笑)。
10年前、私はマンションが専門の広告屋でした。
毎日、どこかの広告代理店やデベと打ち合わせをしていました。
今、全然違うことをしています。それで食べています。
10年後、私は何をしているのでしょう?
20年チョイの間、マンションばかりの広告制作会社社長をやっていました。
そのあと住宅ジャーナリストを6年。会う人の人種がまったく違います。
最近では、一緒に飲む人々までガラリと変わりました。
メディアの方々が一番多く、あとはブログの読者系。
もちろん、元の不動産屋さん系統も大事にしていますよー(笑)。
ここのところ、ちょっとハードな日々。
3冊目の拙著を書いた関係で、仕事のペースが半月後れ。
それでいて、飲み会の頻度もそのままですから(笑)。
やろうやろうと思っていた「榊淳司新年会」も開けずじまい。
でも、近々必ずやりますから、ご期待ください。
10年後、私は何をしているのでしょう?
でも10年後のマンション市場が今よりも酷いことになっているのは確実。
20年後、「新築マンションを買う」と言ったら
「お前、医者に行った方がええで」となっているでしょう。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
葛西と新宿線江戸川エリアを更新。
葛西と西葛西は、相変わらずの2強対決。
3年分くらいの需要を先取りしましたね。
■プレシス西葛西ペイサージュ、■アーバンパレス葛西、■レジデントプレイス西葛西、■ザ・ガーデンズ西葛西、■プレミスト葛西、■プレシス西葛西アクアフォート、■アルファグランデ葛西臨海公園、■パークホームズ西葛西 清新町
新宿線の船堀には、駅近の大規模マンション
「トーキョー・タイム・テラス」なんてのが登場しました。
おかしな名前を付けるよりも、最初から
「ザ・パークハウス船堀・・・」とやっておけばいいのに。
この業界も悪習は中々改まりません。
■ライオンズ篠崎駅前レジデンス、■エクセレントシティ船堀、■アルファグランデ篠崎弐番街、■プレシス瑞江、■ファーストシーン篠崎Clari、■アーデル瑞江、■(仮)トーキョー・タイム・テラスプロジェクト
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まろたんさん、こんにちは。
今日は天気がいいですね。
こういう日にオフィスで仕事をすることに罪悪感を抱きます(笑)。
「唯一、生き残ることが出来るのは、変化できるものである」
いい言葉ですね。好きになりました。
いつまでも同じことをやっている人間が、
このビジネス社会から淘汰されている現実をも敷衍しています。
実は、私もやっていることを少しずつ変えています。
2年前と今では、業務の3割くらいは違っていますね。
今後5年で今から8割くらい変えようと思っています。
新築マンション市場は、10年でほぼ消え去る運命です。
そこにしがみついていても稼げませんから(笑)。
前にも書いたように、日本の借金を私は以前ほど心配しなくなりました。
なぜなら、それは所詮「通貨」という幻想上の借財であるから。
円の価値が下がっても、損をするのは円を資産として持っている人。
モノや不動産の価値は通貨に置き換えなくても存在します。
でも「円」はいずれ滅びるでしょう。
こんなにインチキを重ねては、さすがに無理。
しかし、日本人はモノやサービスを外国に売れます。
場合によっては、不動産だって売れます。
あまり悲観的にならずに、金でも買いましょう(笑)。
私は、自分で稼ぐ力がある限り楽観的です。
それではまた。 ごきげんよう。 榊淳司
2015/03/17 15:46 | by Sakaki Atsushi榊さま。
> 10年後は、どうなっているか?
もちろん「神のみぞ知る」領域であり、人知の及ぶことではありません。
が、ただ単に「大きく」だけではなく、その「質」も激変するであろう、
という予感はあります。
そして、それは、ほぼ的中するのではないかと。
ダーウィンは、進化論の中で言っています。
> 最も強いものが、生き残るのではなく、
> 最も賢いものが、生き延びるのでもない。
> 唯一、生き残ることが出来るのは、変化できるものである。
10年後、生き残っているものは「変わる」ことが出来たものです。
すべての人間社会の変化に、自らも変わり「適合」したもののみ、
したたかに生き残っています。
これは歴史のセオリーであり、大原則であります。
ナンピトも、この「洗礼」から間のがれることは、出来ません。
住宅不動産も、週刊誌も、大新聞も、あらゆるもの、
すべて例外なく、です。
10年後、五輪大宴会は終わっています。
もしかしたらですが「平成」も幕を降ろしているやも。
総人口は減り続け、若い衆も減り続け、老人が世にあふれ、
社会保障の支出は、もはや堪えきれない負担になっています。
安倍晋三は、首相官邸から去っているでしょう。
そのとき、日本国憲法はどうなっているのか。
「戦後レジーム」は、変えることが出来たのか。
黒田日銀総裁も、もはや、その席にいないでしょう。
「黒田バズーカ」異次元緩和は、どうなっているのか。
いわゆる「出口」を、ゆるり歩むことが出来ているだろうか。
年間平均50兆円の財政赤字。
10年後には「500兆円」積み増しされています。
積み上げたるや、累計「1,500兆円」。はたして、
先進国の諸兄・ごいっとう様は「是認」してくれるでしょうか。
もはや「国内」問題では済まないでしょう。
世界中が是認してくれてこその「YEN」ですから。
本質的には「紙切れ・印刷物」に過ぎないものですから。
「YEN」がこけたのでは、日本国「総崩れ」ですね。
ああ「神のみぞ知る」。
「唯一、生き残ることが出来るのは、変化できるものである」と。
ダーウィンの言葉は、神の御託宣でしょうか。
ナンピトも、御託宣の「洗礼」から、のがれることは出来ません。
願わくば、時よ、せめて、ゆっくり刻んではくれまいか。
微力ながら、私も旅支度に掛かることにしよう。
ごきげんよう。
2015/03/16 21:47 | by まろたんRSS feed for comments on this post.