大阪都構想、1万票差で潰えたようですね。
はっきり言って、私は何の興味もありませんでした。
ニュースも追いかけていませんでした。
私の漠然とした理解は以下の通り。
「橋下君が大阪府知事になってみたところ、大阪市役所はまったく独立していて自分の言うことを何も聞かないからムカついた。だったら『俺が市長になって乗り込んでやる』と、その通りに。さらに、大阪市を特別区の集合体にして、東京都と各区の上下関係を大阪府と新しい特別区の間に作ろうと考えた。それが実現したらもう一度大阪都知事に戻って、その時にこそ好き勝手をしてやろう」
まあ、そういう遠大な構想のもとに「大阪都」をブチあげたけれども、
賢明な大阪市民は、なんとなくその事情を理解していた。
橋下君、一所懸命がんばったけれど、あと1万人分
ごまかし切れなかった、というのが今回の結果ではないのかなあ。
とまあ、そんなことはどーでもいいのですが。
今日の午前中はほぼ自宅でもろもろの作業。
午後一で新宿方面へ出張って、今度コラボする社長さんにご挨拶。
「ついでに」と、かねて気になっていたブックオフ西新宿店へ。
駅前なのに、まよってウロウロ。
「もっとでかい看板ださんかい!」と心の中で唸っていました。
事務所に戻って、週末のあいだに溜まった山のような相談処理。
なんと2つの物件に集中しているので、ちょっとビックリ。
その内ひとつは医師と弁護士から集中攻撃(笑)。
あのマンションは、ちょっと高いけれど売れますよ。
こんど、有料メルマガでお知らせしますね。
16日の土曜日は、久しぶりに「マンション購入」をテーマにした
セミナーを市ヶ谷で開いていました。
定員36名で、開催10日前に申込み締切。その後、2名キャンセル。
34名のつもりで資料を用意して現場入りしたら・・・
なんと、私のカウントミスで名簿にない方がお二人登場。
まあ、会場には2名分余裕があるのですが・・・・
どうやら、当日ドタキャンの方が2名いらしたようで、
資料は用意した34名分で、ぎりぎりセーフ。冷や汗タラー。
今まではガラガラ会場だっただけに、ちょっとビックリ。
ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
また、今度は9月に開催しますね。
その前に、コラボ先とかいつものバリ島セミナーも開きますが。
さて、今日のお話し。今日も盛大に脱線します。
お題は「東芝」です。
でも、正直言って「なんのこっちゃサッパリわからん」状態です。
その「分からない」ということが問題なのです。
つまり、これから出てくる「事件」がメガトン級なのか、
それとも「鼠一匹」で終わるのか・・・・
しかし、事の運び方がかなりキナ臭い感じなのです。
何となく、「これはエライ大事件かも」と思わせます。
まず、3月末決算の上場企業というものは、5月15日までに
「決算短信」という資料を証券取引所に提出しなければいけません。
6月末までには「有価証券報告書」を出すことが課せられています。
15日の短信は出せていません。今頃「第三者委員会」を立ち上げています。
これでは、あの天下の東芝が「監理銘柄」になってしまいます。
いったい、何がどうしたというのでしょう?
かつて東芝は「東芝機械ココム違反事件」と、
「消費者電話対応傲慢事件」という2つの大きな事件を経験。
そういった面では危機管理能力が高い、と思える企業でした。
ところが、その東芝があわててグループ全社の決算を止めて
「第三者調査委員会」ですか・・・・・
「工事費の原価計上のミス」なんてことになっていますが、
本当にそれくらいのことならシャカシャカと修正して終わりでしょ。
それを、ウジャウジャいいながらまだ何も出せないなんて、
それだけでも「これは何かでかいのがある」と勘繰ります。
さて、ここでメガトン級の何かが出てきたとします。
東芝は日本を代表する企業です。世界一の原発メーカー。
借金は1兆9千万円ほどあるそうですね。
まさか、会社の屋台骨までどうにかなるような事件とは
思いたくはありませんが、ことは東芝1社では済まないでしょう。
日本経済にとっての大事件になるはずです。
私は、東芝1社の行く末なんかどーでもいいと思っています。
まあ、親しい友人がひとりいるのですが、この際は置いときます。
それよりも、これから起こる「東芝事件」によって、
日本の景気にどれほど暗い影が落ちるのかを気にするのです。
リーマンショックの時、日本のほとんどの企業は無関係でした。
であるにもかかわらず、日本経済はどん底へ引き落とされました。
景気というのは「気」から左右されます。
そうでなくても、企業の決算は思ったほどでもありませんでした。
来期の予想も、いたって控えめなところが多いですね。
さらに言えば、不動産市場はいつかやってくる「バブル崩壊」という
時限爆弾を抱えているようなものです。
経済誌「週刊東洋経済」が「バブル特集」だそうですね。
今回、お待ちかねのダイヤモンド誌はやりませんね。
前回の不動産ミニバブルの時、ダイヤモンド誌が
2回特集を組みましたが、そのあたりがピークでした。
今回は東洋経済ですか・・・・選手交代?
先ほど、某新聞から取材の電話が入りました。
「不動産価格は下落に転じたのか?」みたいな内容。
メディアが取り上げるようになると、そこが潮目だったりします。
しかし、私はまだはっきりとその兆候は感じません。
見ている限り、加熱中。
しかし、やがて起こる「東芝事件」はどう影響するのか?
近日中に何か分かってくると思います。
メガトン級ではなく、せいぜい250キロ爆弾くらいで願いたいところ。
株価だけ見ていると、その程度なような気もしてきますが・・・
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榊さま。
まず「橋下トオルちゃんの乱」。
榊さまの、ルサンチマン論。オモロイですわ。
「ある・ある・ある」でしょうね。
彼の「OSAKA」への執拗なこだわり。
韓国の角張ったオバハンの「執拗さ、しつこさ」に酷似?
その根っこには、突き刺さったルサンチマンゆえ?
それとも、単なる、三つ子のたましいゆえ?
が、方法論として「雑過ぎ・ザッパ過ぎた」ように。
思い切りの大胆さと、雑さ・ザッパさは、違うでしょう。
そこいらあたりは「慎太郎」の血すじ。
「オレに、任せろ、ついて来い!」路線のような。
それだからこそ「もっと、テイネイに」と思いますが。
ちょっと「酔っちゃた」のかなあ?
政治の魔力のような。
橋下劇場とマスメディアは言いますが、どっこい、
個々のニンゲンは生身、けっこう、リアルで「残酷」ですね。
なかなか「シナリオ」通りには、いかないようです。
ま、どっちに転んでても、大阪は衰退。地盤沈下。
大阪だけではなく、この先、東京以外は、どこも衰退でしょう。
東京一極集中は「不動」。
地方創生、と言われますが。
創生、ソウセイと囃しながら、沈没してゆきます。
例外なく。ですね。
「10年たったら、タケシタさん」は、昔むかし。
これからは、
「10年たったら、眼もあてられない」。
ごきげんよう。
2015/05/18 21:20 | by まろたんRSS feed for comments on this post.