9月の27日から10月1日まで、バリ島に出張しておりました。
投資家さん数名と一緒に20物件くらい見て回ったでしょうか。
2年前と同様のハードスケジュールの弾丸ツアー。
深夜の帰国便に乗る最終日くらいはゆっくりとプールサイドで
ビールでも飲もうかと思っていたのですが・・・・甘い、甘い。
「明日は朝8時に迎えに行きますから」
ヒエー・・・最終日までかよ・・・なんて言っていたら、
「いいじゃないですか。プールで5往復くらい泳げたことだし」
はい、2泊目の夕方に15分ほどプールに浮きました。
ただ、ヘロヘロと疲れていたので、ほぼ浮いただけ。
結局、今回も海は見るだけ(笑)。
その宿舎のネット環境と相性が悪いのか、メールの送信がダメ。
私のこのブログも、なぜか管理画面に入れません。
それをいいことに、出張中はずっと更新をサボっておりました。
ハードスケジュールと超スパイシーなバリ&インドネシア料理で
お腹の中がアップサイドダウン状態だったこともありますが。
でも、私はああいう料理が大好きなのですよ。
しかし、美味しかったですね。食べ過ぎました。
それに、驚くほどの廉価。飲み物入れて1食2千円以下ですね。
ローカルな食堂ではありません。すべて外国人向け。
現地の私の仲間が開拓したお店なので、美味しくても安いのです。
残念ながら、自分の食べる料理を写真に撮る趣味はないので画像は無し。
見させていただいた不動産物件の写真ならたくさんあります。
2年ぶりに見て歩いたバリ島の不動産市場。
ここ数か月の間に、中国の経済市場がおかしくなったせいで
現地通貨のルピアが下がっていました。おおよそ2割5分。
したがって、今のバリ島不動産は円を持つ日本人からすると
以前よりもちょっと割安感が出てきています。
こういうヴィラが2000万円前後から 投資利回りネット10%以上
白人系がオーナーの物件は、さほど下がった感じではありませんが、
インドネシア人が売り出す物件には値ごろ感があると思いました。
言ってみれば、「買い時」です。
インドネシアルピアの相場は、今のところやや不安定。
中国経済への依存度が高いので、そこに左右される傾向があります。
しかし、バリ島の不動産に限っては、基本が「先進国人相場」。
中期的には豪州や欧州、日本や中国の人間が「これくらいか」と思う
レベルに落ち着くだろうと私は考えています。
極端な話、ルピアが大幅下落してもバリ島の不動産には
短期的な影響しかないだろうと考えます。
その主因は、バリ島の経済は先進国人が支えているからです。
そして、常に成長しています。
それにドル建てや円、ユーロ建ての物件は、ルピアの影響を受けません。
私はあまり海外旅行をしませんが、行ったときには
現地の英字紙か華語紙を買うことにしています。
外国語で何とか読めるのは、その二言語だけだからです。
今回は当然英字紙ですね。週刊のThe Bali Times を買いました。
トップ記事を読んでみたんですが、よう分かりません。
いたってローカルなお話のようです。
ところが、一面の右下に頼もしい記事が載っていました。
バリ島の経済は好調で、今年も6.7%の成長見込みだとか。
47か国のビザを免除したことが効いているみたいですね。
しかし、6.7%ですよ。
もの凄い経済成長ではありませんか!
このペースでいけば10年で1.9倍です。
単純に考えれば、不動産価格は10年で倍以上になります。
乗数で考えれば、4倍5倍でもおかしくありません。
不動産は「限りある資源」なので、経済成長率以上に
価格が上昇すると考えるのが相当ですから。
特にバリ島の場合は高層建築が不可なのでなおさらです。
ただ、インドネシア経済全体はちょっと怪しそうですね。
バリ島滞在中に高速鉄道の中国受注ニュースを知りました。
おバカさんですね。
その鉄道が同胞を何人か何十人か、不幸な死に追いやるかもしれないし、
不良資産と借金だけが残ることにもつながりかねないのに。
バリの街並みを見ているとやや残念なところがあります。
もっと道路を整備して、街並みを整えるべきですね。
日本の都市計画みたいなつまらないものをやれとは言いません。
バリ島が湾岸フロンティアみたいには絶対になってほしくないし、
現在の「バリ島好き」はそれを全く望まないでしょう。
願うらくはギリシャやイタリアのエーゲ海、スペイン南部のような
風情があって秩序もある程度整った街に向かうことがいいでしょうね。
建築造形はバリ風でいいのですよ。高い建物も要りません。
数棟でも建ってしまったら、街並みが一気に醜悪化しますから。
そういう面で、インドネシアという国の行政は未熟に感じます。
あれだけの外貨が落ちているのに、街並みの整備が追い付かない。
道路はますます混雑を極めています。
でも、素敵なヴィラに一歩入ればそこはまるで楽園。
その格差がいいのかもしれません。
今日は疲れているのでこれくらいに。
お世話になったみなさん、ありがとうございました。
また、来年の春あたりにバリ島ツアーを企画します。
よろしければ、みなさんもご一緒に。
今なら一番目に希望された方の日程に合わせることもできそうです。
もしご興味がおありの場合は、こちら
からご連絡ください。
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まろたんさん、こんばんは。
アハハハ。バカはどこの国にもいますよ。
日本は国際標準よりちょっと多いかもしれませんが。
バリ島は「バカをも許せる」のんびりした気候です。
ただ、すぐにかっとなったりイライラするバカには向きません。
他人を異常に気にするバカにも向きません。
セコセコと回りと自分を比較するバカにも向きません。
「まあまあ、どーでもええやんか」のこころが大切。
時間の流れが2倍くらい遅い気がしますね。
寒くはありませんね。
暑いのは一日の内2時間くらい。
でも、夕方や朝でもプールに入れます。
いいところですよ。
ヨーロッパ人がバリ島を好むのがなんとなく分ります。
寛容な大人のリゾートなんですね。
彼らは完全にローカルを見下しています。
つまり植民地的な関係性が今でも残っています。
バリ人も寛容にそれを受け容れています。
日本人は白人とバリ人の中間的存在。
ものすごく評判がいいですよ。
でも、最近の日本人はアメリカ化していて、
どちらかというとハワイやグアムがお好みです。
私もああいうのが嫌いではありません。
バリも好きですけどね。
アメリカの「お金払えばあらゆるサービスが高水準に受けられる」という
合理的な精神は受け容れられますね。
最近の私は「まあまあ、どーでもええやんか」に傾きつつありますが。
ではまた ごきげんよう 榊淳司
2015/10/01 23:14 | by Sakaki Atsushi榊さま。
> 月・月・火・水・木・金・金。
日本海軍顔負けの強行軍だったようで。
お疲れさまでした。
ま、ともあれ、道中御無事で何よりでした。
地上の楽園と言いますが、もはや稀少になりました。
やはり一年を通して暖かいのが必須条件です。
そして、いろんな面で、これからの楽園。
そうすると「バリ島」がイチオシ。
為替リスクは、ほぼ心配無用。
10年・20年後を予測してみましょう。
わがニッポン国と、インドネシア国の「近未来」を。
ニッポン国とニッポン人の「漂流」の、その行き着く先を。
東京から沖縄に移住した六〇オヤジが話していました。
移住した当初は暖かいと感じたそうですが、
数年暮らしてみると、やはり冬は寒いと感じると。
トシを取ると、沖縄程度では、冬季は温暖不足なのでしょうか。
この点でも「バリ島」ならば「合格」でしょう。
冬場も「フンドシ一丁」でイケる。(笑)
10月に突入。
しばらくは、わがニッポンも良い季節です。
本当は良い国なんですよ。バカさえいなければ。(笑)
ごきげんよう。
2015/10/01 22:53 | by まろたんRSS feed for comments on this post.