収まるか? あるいは収まって欲しいと思っていた横浜LaLa傾斜。
ダメですね。ますます拡大しそうな勢いです。
どうやらミスターX氏の「個人技」ではなく、会社ぐるみ。
はたまた「業界慣習」にまで話が膨らんでいっています。
そうなれば、日本中の建物が建築基準法を満たしていない・・
という最悪の状態が露見してしまいそうです。
もう中国や韓国を笑えません。馬鹿にできません。
何度も書いていますが、2㎝や5㎝傾いているマンションなんて、
いくらでもあるのです。みんな「気にしない」ことにしているだけ。
それを詳しく調べ始めて、杭工事のデータを取り寄せれば・・・
まあしかし、分譲マンションの場合は今回のように
騒ぎを大きくしてもいいことはあまりありません。
何よりも資産価値に響きます。
だからと言って、泣き寝入りするのもよくありませんね。
キチンと調べて補償を要求すべきです。
さて、連日のこの話題に辟易されている方も多いでしょう。
今日は違った話題を取り上げたいと思います。
ここのところあっちこっちで囁かれている中国の景気について。
先日、7-9月期の成長率が「6.9%」と発表されました。
ところが、世界中の誰もがそれを信じていません。
輸入が2割も減っているのに経済が成長しているはずがない・・・
私も、まったくそう思いっています。
多分、マイナス成長になっているはずです。
見えないところで社会不安の種が広がっているのでしょう。
習君があわててイギリスを訪問したり、ドイツと仲良くしているのも
日米に冷たくされているのとTPPが原因だと思います。
まあ、中国の悪あがきの醜さをあげつらうのは、別の機会に。
私が今回の中国経済変調で感心しているのは、
「計画経済においても景気循環の波は逃れられない」ということ。
中国の経済は鄧小平の「改革開放」政策以来、一見資本主義でした。
人民に半ば自由な経済活動を許したのです。
ところが、目を凝らしてよく見ると、
美味しいところはほぼ国営企業が押さえていたのですね。
国営と言っても、日本で今日から取引されている郵政のように、
ガチの国営だったと言える企業は少数。
ほとんどが国家のどこかの組織が牛耳っている国営。
例えば、鉄鋼でも地方政府や軍など「組織別」に
大きな国営企業が組織され、経営されているのです。
だから、国営企業同士が競争する疑似資本主義みたくなっています。
そうなると、どうなるのか?
経済規模は「計画的」に拡大されるのではなく、
各組織がバラバラで生産力の拡大にまい進します。
それぞれの組織が債券を発行したり、農民から取り上げた土地を
開発して高値で売り飛ばした資金で生産設備を拡大したのです。
その結果、鉄鋼の生産能力は日本のピーク時の7倍になったとか。
そんなもの、日本のGDPの2倍ある中国でも消費できません。
この国営企業の拡大で、ありとあらゆるモノが余剰になりました。
国全体におそろしいデフレ圧力がかかっているのです。
それが今の中国経済の状態です。
これは資本主義国で起こる「景気循環」の一種でもあるのですが、
困ったことに中国では「景気後退」などあってはならないのです。
なぜなら、共産党が始動する限り経済は成長し続けることが
「決定」されているからです。これはゆるがせにできません。
そして、中国企業の場合は基本的に「親方五星紅旗」の経営者ばかり。
倒産がないので、お金がある限りイケイケドンドンで
生産設備を増やしました。それが党の方針で持ったのです。
日本の大企業の経営者は、景気を見据えて慎重に設備投資をしますが、
中国の国営企業経営者にはそういう視点はないと思います。
ひたすら成長路線に乗っかって生産能力を高めたわけですね。
その結果、とうとう生産能力の過剰が顕在化してしまいました。
この場合、普通の資本主義国で起こる景気循環による不況とは
比べ物にならないくらい「波」が大きいのです。
だって、どの分野でも需要の数倍の供給能力を作ってしまったのです。
しかも、中国政府はこの循環型の不況が到来しそうになる度に、
金融政策によってごまかしてきました。
市場にお金を供給することで、経済が委縮するのを防いだのです。
つまり、カンフル剤を打ち続けて無理に成長路線を走ってきたのです。
そういった政策を10年続けた挙句が、今。
中国経済は深刻な供給過多による
大不況に見舞われてしまっています。
稼働しない工場、人の住まないマンション群、作業が止まった建築現場。
そして、倉庫にはおびただしい在庫の山。街には失業者。
実にヤバい状態だと言わざるを得ません。
最近の習君、その行動に焦りを感じますね。
しかし、こればかりはどうすることもできません。
資本主義の真似事をして経済を拡大したわけですから、
資本主義経済では避けられない景気循環の波はかぶらざるを得ません。
金融政策だけでは経済を成長させられないのは
アベノミクスの現日本が示している通り。
今後最低でも数年間は今のデフレ状態が続くでしょう。
日本への影響を考えましょう。
単純に、生産設備の輸出は減少するはずです。
というか、現にそうなっているでしょう。
輸入は従来通り。もしかしたら、単価は下がります。
中国人たちの爆買いはどうなるか?
少しは減るでしょうが、基本的には影響は少ないでしょう。
景気が悪くなっても、お金はたんまりある国です。
ただし、マンションの爆買いは減るかもしれません。
というのは、この横浜LaLa事件が影響する可能性がありますから。
東日本大震災の時のことを思い出してください。
「放射能に汚染されている」ということで、
東京の街から中国人がいなくなりましたね。一斉に。
彼らは東京よりも放射能の数値が高い上海や北京に戻りました。
連中がいかにもやりそうなことでした。
「日本のマンションが危ない」という情報が、
中国人の間に広がったらどうなるでしょうね?
次々に偽装情報が世間に公表されて、大騒動になったら・・
ここで震度5くらいの地震が起こって、
小さなマンションのひとつでも倒壊したら・・・
彼らが一斉に日本で買ったマンションを売り始めることもあり得ます。
でも、そのおかげで東京の湾岸エリアはチャイニーズ化から
一歩遠のくことにもなるでしょう。資産価値は下落しますが。
しかし、世の中「一寸先は闇」。何が起こるか分かりません。
11月29日の土曜日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
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どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
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まろたんさん、こんにちは。
歌なんぞ、10年以上歌っていませんね。
ポエムならずいぶん書いていますが(笑)。
最近はちょっとお疲れめな毎日です。
仕事とメディア対応に追われています。
カラダはひとつですからねえ。
そんなわけで、ブログも更新できていません。
いやはや、困ったものです。
それではまた。ごきげんよう 榊淳司
2015/11/06 19:21 | by Sakaki Atsushi榊さま。
ごめん遊ばせ。
最近、歌は歌われましたか?
どんな、お歌がお好きなんでしょうか?
たまには、歌いたいものですねえ。
どっぷり、じぶんの世界にひたってね。
いいじゃ、有馬温泉。(笑)
カモメは飛びながら、歌をおぼえ、
ひとは遊びながら、老いてゆく。
(寺山修司)
ごめん遊ばせ。
2015/11/05 21:24 | by まろたん榊さま。
「分をわきまえる」と。御意。
しかし、今のアホンジンたるや、
「分」ってなに?ですよ。
高学歴のインテリさん、でもね。(笑)
「出張るところは出張る」と。御意。
どうぞ、もっともっと出張りまくって、おしゃまんべ。(笑)。
テレビ・雑誌なんぞ、今どき「バカばっか」ですから。
ウチの連中バカばっかとは、小澤イチロー。
アタマはいつも、カルカッタ。(笑)
榊さま。
もっと、もっと。ご自分を出されては。
「淑女の如く、なまなましく」。
まもなくですよ。
「ひっくり返り」ますよ。
バカもインテリさんも。(笑)
この書き込み。
ブログ・アップにおよばず、ですよ。(笑)
ごきげんよう。
2015/11/05 14:48 | by まろたんまろたんさん、こんにちは。
もう一歩進めると「分を弁える」。
知らないことは言わない。
知っていても、余計なことは言わない。
ニンゲン、所詮は小さな生き物。
われらは地球にとってのがん細胞。
エラそうなことはいえません。
とおもいながら、慎ましく生きているつもりですが
目立つのもショーバイなので、目立つ機会には目立つようにしています。
まあ、それ以上でも以下でもないように心掛け乍ら。
今日も遅まきの一日を始めます。 ごきげんよう 榊淳司
2015/11/05 10:28 | by Sakaki Atsushi榊さま。
まあ、世に、いろんな「生き様」がございますが。
例えば「逃げ足の早い」ひとは、賢い御仁でしょうか。
まあ、逃げるは、ニゲルハ、逃げまくる。(笑)
更に言えば、世に賢い人とは、
「よく分からないものには近づかない」ひと。
古来、「君子、あやうきに近寄らず」
なーんて、言われますよって。(笑)
分からないもの・こと・ひと、には近づかないこと。
確かに、これはサバイバルの鉄則ですね。
世の親たるもの、我が子に「たたき込む」ことのひとつ、かと。
きょうび、バカが激増しましたが、ここらあたりが?(笑)
今更、言うまでもございませんが、所詮、
この世は人の世。ニンゲン社会ですからね。
ここらまでは簡単ですが、困ったことに、
「いろんなニンゲン」がおりますで、難しい。(笑)
で、何が言いたいや!と聞かれましても、は、はーと。
困ったこまった、こまわりクン。
ワケが分からなくなってしまって。
ごめんね。
> 及ばぬことと、あきらめました。
> だけど、こいしいあのひとよ。
ごきげんよう。
2015/11/04 23:35 | by まろたんRSS feed for comments on this post.