2015年というのは、日本にとってわりあい平穏でした。
春から夏ごろに、メディアの人たちと「事件がないねー」なんて
言い合っていたのを思い出します。
しかし、この2016年は出足から波乱がいっぱい。
14日は日本国中SMAPの解散話で持ちきりでした。
紅白で中井君が厳しい顔していた理由が分りましたね。
まあ、それよりも深刻なのは株価です。この下がり様。
なんか、世界同時株安。そして原油は30ドル割れ?
今年はいよいよチャイナリスクが顕在化しそうな感じです。
北朝鮮の「水爆」実験やサウジとイランの断交も気になります。
なんか本当にイヤな感じです。
夏には、ブラジルでオリンピックが開催されます。
あの国、恐ろしく治安が悪いそうです。
つまり、警察の力が弱いということですね。
テロを防げるでしょうか? かなり心配です。
ISは目立つことが好きですからね。
ブラジルは彼らの敵の異教徒の国です。
2月に入れば、アメリカの大統領選挙が本格化します。
日本では7月に参議院選挙。「衆参同時」が予測されています。
またシャープや東芝と言った日本の大企業が危うい状態です。
韓国の経済も崖っぷちに立っていて、かなり怪しそうです。
本当に、今年はニュースのネタに困らなさそうですね。
足下のマンション市場はどうでしょうか?
それこそ心配なのは中国人の一斉換金があるかも・・・
為替が円高に振れれば、彼らにとっては売りチャンス。
ドドっとウリ物件が増える可能性は十分にあります。
まあ、今でもその兆候は一部に見えていますが。
ところで、昨日は某メディアの取材を受けました。
そこで喋った与太話を書いておきましょう。
「熱海の街を甦らせるには、マラソンをやればいいのですよ」
東京マラソンという行事は、参加者が多数で倍率が11倍超だとか。
それだけ「マラソンを走りたい人」が多いということですね。
東京であぶれた人は、大阪や京都や神戸、西湖に行くそうです。
彼らは何万円かの参加費を払い、さらに前泊の費用を払ってでも
参加したいのだそうです。私には理解できませんが(笑)。
だったら、これは「まちおこし」に使えますね。
前の日から来てくれて、どこかに泊まってくれて、
参加費を払って走ってくれるわけです。
それも、何万人もの規模で。
とすると、運営費は参加料で賄えます。
運営は行政が行い、地元の警察に協力してもらいましょう。
前泊の費用は街に落ちます。また、メディアが報道してくれます。
いいことだらけではないですか?
熱海は廃れています。
不動産業界で熱海の行政の「アホさ加減」はジョークのネタです。
行政のつたなさがあの街の衰退の大きな原因だと思います。
今でも年々歳々、観光客は減っています。
かつて大量に作ったマンションはあまりに余っています。
まあ、湯沢ほど悲惨ではないですが。
街を挙げて、年に4回マラソンをやればいいのです。
花火はお金がかかりますが、マラソンは黒字でしょう。
朝8時スタート、7時集合にすれば、参加者は前泊必至。
熱海の温泉旅館は満杯になりますよ。
余っているリゾートマンションは民泊で活用できますね。
まあ、そんな与太話を記者さんに喋っていました。
日々、こういう悪知恵を考えては与太にしています。
聞いてくれる人がいる内が華ですね。
そのうち、どこかのメディアに書きましょう。
2月11日の祝日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
少人数開催です。現在、参加予定者2名。
セミナー終了後は、軽く飲み会を開きます。
どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
2月下旬から3月、私が同行する「バリ島不動産視察ツアー」を催行予定。
そのスケジュール調整も、セミナーの参加者さんと行う予定です。
バリ島への不動産見学ツアーを公式に開催します。
時期は2016年の2月頃です。まだ、正式な日程は未定。
みなさん、ご希望があれば「お問い合わせ」からお知らせください。
ほぼ再考することが決定しました。
●日程:2016年2月から3月頃
●宿泊:1泊78ドル程度でプール付きヴィレジのヴィラをご用意できます。お二人でも同額。現地精算。
●費用:現地で不動産見学1日2万円(車、ガソリン代、運転手などの実費です)
●航空便:各自でご手配ください。直行だとガルーダのみ。8から9万円。
乗り継ぎだと、韓国や台湾、シンガポールなどがあります。やや割安。
●送迎:不動産ツアーに参加していただく場合、空港への送迎は無料です。
●榊淳司:みなさんの不動産ツアーに同行します。お嫌でなければお昼と晩御飯をご一緒します。費用は割り勘。
●現地での銀行口座開設:1口座3万円の手数料で承ります。
●その他、観光やエンタテイメント等のご要望があれば現地スタッフが可能な限りご希望に沿う努力をします。
こんな具合です。日程は参加者の皆さんの希望を優先するつもりです。
ですので、まずお知らせください。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
まろたんさん、こんにちは。
しかし、よく決意されましたね。
さすがまろたんさん。
奥様の潔さにも感服。
あまり大きい声では言えませんが、
こんな街はとっとと出ていくに越したことはありません。
地方に行って不自由なのは、
たまのオペラに行けないこと。
近くに餃子の王将がないことでしょうか(笑)。
それではまた。 ごきげんよう 榊淳司
2016/01/18 12:51 | by Sakaki Atsushi榊さま。
私が移住する町と入居マンションについて、以下。
ご存知でしょうか。
「優良建築物等整備事業」なる国の制度を。
私の入居物件は本制度を活用して建てられたらマンションです。
従って、本制度に基づき「国と市の補助」を受けています。
補助金額は明示されていませんので不明ですが。
これは、いわゆる「コンパクトシティ構想」です。
日本全国、郊外が開発され住民と生活施設が郊外へ移動し、
中心部はサビれる「ドーナツ化」が進みましたが、
そのドーナツ化の修正施策の一貫です。
この町では「まちなか居住促進プロジェクト」と呼んでいます。
郊外から「まちなか」へ。
高度成長期の流れの「逆流」です。
その施策に、国・自治体が財政補助金を付けています。
この「逆流」は、これから全国の地方都市で進むのでしょう。
市民と生活施設を「まちなか」に戻し、
高齢者が激増する日本の将来に備えようと。
これこそは「昭和回帰」では有馬温泉?
昭和の町、昭和の暮らしに帰ろうではないかと。
「住民どうしのつながり」も再構築しよう。
国も地方自治体も、貧しくなります。
まさに金欠です。だから、
「公助」より、まず地域住民どうしの「共助」を。
と言うことでしょうか。
私が入居するマンションも「まちなか」にあり、
入居者のゆうに半分以上は「高齢者夫婦」だそうです。
この町の周辺部の「持ち家」住民だった人びとの、
その「持ち家」を売却しての「住み替え派」と。
販売担当くんが、そう言うてましたわ。
小都市ですが「まちなか」なので、
高齢者が生活するには「すこぶる便利」です。
入居者うち高齢者は「自家用車」を捨てたと。
なので「駐車場」が埋まらない。スカスカ。
お金が入ってこないので、これはこれで困りますが。
この先、日本の地方のあちこちでは、
「昭和回帰」に向かうのでは有馬温泉?
高度成長人口爆増時代の流れの修正です。
今や、地方は「逆流」を模索中のようです。
住民が減り、かつ高齢者の爆増、かつ金欠。
ニッポン人よ。
この道しかないだろうよ。
ニッポン人よ。
厳しい現実に目覚め、危機感をもたねば。
所詮、ひとは、
「おのれの切り開いた世界でしか、生きられない」
のだから。
2020・東京五輪は、高度成長・人口爆増時代との、
最終最後の「お別れ会」では有馬温泉?
私は五輪の前に「脱藩?」したかった。
「最後の大宴会」に巻き込まれたくなかった。
やはり最後は、この言葉でシメヨウ。
「さようなら、トウキョウ」
「ごきげんよう、榊さま」(笑)
かなざわさん、こんばんは。
俳優カップルの件は別として、それはなかなか面白い話ですね。
某大手財閥系不動産では、竣工数年で売れないマンションを
子会社に買わせて格安で賃貸に出しています。
そういうのを上手に借りるうまいやり方ですが、普通人にはできません。
テレビでは特に無理ですね。
実はその手の協力依頼がテレビ局から山のように私のところに来ます。
でも、無理です。オーナーである企業が協力しませんから。
ただ、統計数字は別にして、現実に賃料は下がっています。
湾岸なんてひどいものです。成金趣味の外国人しか借りません。
そのうち、それも顕在化するでしょう。
まあ、眺めているうちに出てくるはず。
また、コメントをお待ちしています。
榊淳司
2016/01/18 00:42 | by Sakaki Atsushi榊さまもお耳にしてると思いますが、俳優さんカップルがお部屋探しにきたとツイートして、大騒ぎになってしまったという話です。
コンプライアンス違反とか、いろいろ批判されている中心部分とは別に、あれほどのカップルが住むのに相応しい賃貸料とは思えないとか、余波もいろいろ面白いです。
私は以前より榊さまがこのサイトで言及している賃貸相場の下落に関心があります。
その論からすれば、以前は50万とか60万とかの賃料だった部屋が35万円くらいに値下がりしているということも、ありえるかもしれない。だとすれば、そこそこの部屋なのではないだろうかと思います。歳三青年は世間を知ってそうな感じがするので、賢明な生き方をしているのではないでしょうか。
何よりカップルの強みは、駅近の物件でなくていいことでしょう。電車や地下鉄を使わない人には、駅からの距離は関係ないです。
そんなわけで、どこかのテレビが「現在、都内で35万円で借りられるのはこんな部屋です」というのを特集してくれたら、面白いと思います。「えっ、昔と全然違う」とびっくりするようなことになるかもしれません。
結構、こんなことが糸口になって、賃貸相場が変化していくかもしれません。
まろたんさん、お帰りなさい。
私も東京のタミ草です。
ただ、なんにも悲観していません。
地震よ、来るなら来い!
震度7なら、まあ10万人くらい死ぬでしょうね。
未曽有の大災害。敗戦後最大の惨状。
でもまあ、生きてさえいれば何とかなります。
悪くても死ぬだけ。といって、私もあと20年ほどで死ぬ人間。
まあ、若い人には生きて欲しいけれど。
大丈夫ですよ、日本人は。
ビョーキにも嘘つきにも優しい社会。
地震くらいじゃ滅びません。
原爆2個落とされても、この通りですから。
でも、まろたんさんの健やかなる
移住を祝福します。
まろたんさんご夫妻に幸あれ。
ではまた。ごきげんよう。 榊淳司
2016/01/17 14:48 | by Sakaki Atsushi榊さま。
1995年の今日。阪神地方が激震に襲われた。
そうです。阪神大震災。
死者は、6千人に余る。
あの日から21年だと。
「死んだ子のトシを数える」
と言うが。
実につらい言葉である。
奇しくも生き残り、すべてを失い生きてゆく。
過酷だが、それもまたひとつの人生であろう。
首都直下大地震。
向こう30年内に、M7クラスの起きる確率・70%。
との予測。
東京のタミ草よ。
なにも言うまい。
そのとき、すべてを失って、君たちは、
またふたたび、立ち上ることが出来るのか?
東京のタミ草よ。
もう、なにも言うまい。
昨日、無事帰京。
ひと・ひと・ひと。
東京の人の多さに、いまさら唸る。
ごきげんよう。
2016/01/17 10:13 | by まろたんかなざわ様
熱海は時々行きますが、そういうことには一切気づきませんでした。
なるほど・・・そうなっていましたか。
熱海も追い込まれているということですね。
また、いろいろ教えてください。
榊淳司
2016/01/15 22:02 | by Sakaki Atsushiまろたんさん、こんばんは。
お疲れ様です。
確かに、日本の良貨は廃れつつありますね。
より、地方に残っているかもしれませんね。
そこに身を移されるまろたんさんを羨みます。
ああ、日本の善良なる魂。
いまや消えつつある日本人の美質。
触れてみたいですね。
ではまた。 ごきげんよう。 榊淳司
2016/01/15 21:58 | by Sakaki Atsushi榊さま。
メール拝読しました。
さて。
古くより、
「悪貨が良貨を駆逐する」
0との言あり。
いつのころからか、ニッポン社会も、そうなりました。
特に東京圏を初めとした大都市圏で、それは顕著です。
やれ「格差だの平等だの」と世迷い言を言う輩は絶えません。
が、しかし、
「良貨と悪貨を区分け」して、m良貨を守らなければならない。
今や、もはやニッポン社会は「そういう情況」に至っています。
この「区分け」も、
「戦後レジュームの転換」のひとつであります。
なぜならば、
ニッポンの地方の全てではありませんが、間違いなく、
地方に、ニッポン本来の「良貨」が、しぶとく生き残っています。
これをクズ以下の悪貨如きに潰されてしまったら、
ニッポン社会は「終わり」です。
もう、なにもない。
今を生きる日本人よ。
特に、我を含めて東京圏のタミ草よ。
「危機感を持てえいー!」
「我ら、ドンズマリなるを、知れえいー!」
戦後70年。
その全てが、カンチガイであったとは申しませんが、
ニッポンの良貨が駆逐されてゆく、消滅してゆく情況。
増田寛也さんの言う地方消滅なんて、何ほどのものか。
ニッポンの良貨の消滅こそ、待ったなしの戦いでしょうに。
どうなるものか?
ま、なるようにしか成らん。
我らニッポン、我ら小市民の「虚無感」でしょうか。
ああ。
少なくなったニッポンの良貨よ、良貨よ。
どうか生き延びてくれ。
このニッポンの、殺ばつとした荒野にあって。
またまた、ほざいてしまいました。
失礼しました。
ごきげんよう。
2016/01/15 21:44 | by まろたん一昨年だったか、久しぶりに熱海に行った時、七尾の沢庵がビックリするほど安くなっていて、「何があったの?」と驚きました。
10年くらい前は、1本 千円+税でした。取り寄せは10本以上しか受け付けないという、ちょっとお高くとまった姿勢でした。そして、普通のみやげ物店には置いてなかった気がします。
それが、なんと1本600円+税という、驚異的な値下げでした。そして、どのお土産屋さんにも置いてありました。うーん、何があったのでしょう?星野リゾートが、何か意見したのでしょうか?
そう、老舗の漬物店、浅次郎でも、以前は1本1300円くらいだった沢庵が800円+税になってました!
このことを周りの人に話したら、みなが「以前の価格が高すぎたんだよ」と異口同音に言います。
確かに、高過ぎでした。
だって、今、値下げしたにもかかわらず、お土産屋さんの店員さんが「600円はちょっとお高いと思いますが、それだけ良いお品ですので」と言うのに、旧価格を知っている身としては、この戸惑いをどう言ったらよいか困りました。
つまり、あの店員さんは、値下げした600円+税でも「高い!」と認識してるということで、確かに、昔ながらの丁寧な製法で500円くらいのもありますよねぇ。
まろたんさん、こんにちは。
私は根っからの「自由人」のつもりでして、
この50余年の生涯で、同類の人間とはほとんど出会いませんでした。
「別の才能」というほどのものはありませんが、
ひと様よりものの考え方がぐにゃぐにゃしているのですよ(笑)。
省略部分については榊アドレスから
メールをしておきましたので、ご確認ください。
ではまた。 ごきげんよう 榊淳司
2016/01/15 14:55 | by Sakaki Atsushi榊さま。
ーーー 失礼。間違って投稿したようです。以下、正解。
> 心がビョーキでも、何とか生息できる街。
うまいなあー。笑いましたよ。ハラの底からね。
でも「何とか生息できる」よって、
そんなんばっかり、東京に寄って来るうー。(笑)
ま、それはともかく、榊さまは、
住宅ジャーナリストの知識・経験・才能以外に、
自由闊達なる、別の才能があるように思われますが。
如何でしょうか。
今や、すべからく「ボーダレス」の時代ですから。
(この部分、管理人の判断で省略)
長々と失礼しました。
ああ人生、阿弥陀くじ。
こればっかー!(笑)
ごきげんよう。
2016/01/15 13:34 | by まろたんRSS feed for comments on this post.