黒田日銀総裁の続投が決まったみたいですね。
これで現在の金融緩和路線が続くことになります。
金利上昇によるバブル崩壊は当面なさそうです。
北朝鮮での戦争が起こらない限りにおいて。
金融緩和が続くことによる最大のデメリットは、
バブル崩壊の遅延ではなく、景気対策ができなくなることです。
そもそも、黒田君の異次元金融緩和は、
表面的に物価が2%あがることよりも、そのことで
不況を脱出するのが最終目標であったはずです。
今、日本の景気はかなり良くなりました。ほぼ完全雇用。
街から失業者が消えたと言っていいでしょう。
株価はここ数日さえませんが、企業業績は絶好調。
もうとっくに不況は脱出しているはずです。
なのに「物価の2%上昇」というおかしな目標だけ生きていて、
それが達成されていないから金融緩和継続ですか?
何とも本末転倒ではありませんか。
これだけ表面的な景気が良いのだから「物価の2%上昇」なんて
さっさと取り下げてアメリカのように金利を上げるべきです。
なぜ金利を上げなければいけないのか?
その最大の理由は、不況になった時に金利を下げるため、です。
今、金利はこれ以下に下げられないところにあります。
一部ではマイナス金利さえ実施しています。
今、不況が来ても金利は下げられないのです。
そして、不況は確実にやってきますね。
少なくとも2019年の10月には消費税が上がります。
そのあと、景気後退が起こることは自明です。
前回、8%に上がった時には黒田君が異次元緩和の
第2弾(黒田バズーガ2)をぶっ放してごまかしました。
今度10%に消費税が上がっても、その後の不況に対して
ぶっぱなす弾はありません。どうするの、の世界です。
だから、今のうちに金利を上げておくべきなのです。
アメリカみたいに1年で0.75%を上げるペースなら、
不動産市場の局地バブルが一気に弾けることはありません。
それこそ、緩やかに崩壊していくでしょう。
しかし、黒田君の続投で金利上昇の目はなくなりました。
ああ、やんぬるかな。
さて、今日のもうひとつの話題は、中国です。
前にも「パクスチャナはない」を書きました。
今日はその続きです。
今、中国は盛んに「一帯一路」というスローガンを掲げています。
ようわかりあせんが、中国とヨーロッパを結ぶ交通路を
確保しようぜ、ということだと私は理解しています。
そのために、南シナ海に始まり東南アジアやインド洋、アフリカ、
果てはヨーロッパにまで自分たちの拠点を作っています。
他国の領土を不法に占拠したり、強引に租借したり、
あるいはお金にモノを言わせて買ってしまったり。
そうやって、陸路海路でヨーロッパまでの道筋を確保しよう、
と図っているようです。
それで、各地で様々なトラブルを起こしているようです。
さて、いつものそもそも論で考えましょうよ。
中国にはどうしてそういう拠点が必要なのでしょうか?
そう言う拠点がなければ、中国とヨーロッパとの間で
船が行き来するのに何か不都合があるのでしょうか?
そこのところを、私は理解できません。
例えば、日本。長い航路を経てヨーロッパと貿易しています。
東南アジアにも、インド洋にも、中東にも、ヨーロッパにも
日本が権益を持っている港があるでしょうか。
私が知る限り、ひとつもないはずです。
それでも、支障なく日本はヨーロッパと貿易をしています。
中国は、海外に拠点を広げることで世界中から警戒されています。
途上国はお金に目がくらんで自国の領土を貸したりしています。
しかし、中国に対して警戒もするでしょうし、疑念も抱きます。
中国人は他国でも我が物顔に振る舞っているそうです。
今、中国と仲のいい国はほとんどありません。
カンボジアにパキスタンくらいではないでしょうか。
一時期、ドイツやイギリスは中国をちやほやしていました。
しかし、今では熱が冷めたように見受けられます。
考えてみれば、中国は「一帯一路」というおかしな政策で
海外に拠点を確保することで、世界中から疎まれています。
ただ貿易がしたいのなら、日本のようにニコニコしていれば十分。
それでマラッカ海峡もスエズ運河もスイスイ通してくれます。
周辺国の海軍がパトロールして海賊から守ってくれます。
日本の自衛艦も協力しているようですが。
今、中国は軍事力においてもアメリカと対等になろうとしています。
「あんたら、アメリカと戦争するきかいな。そらやめとき」
日本はむかし、太平洋の覇権をアメリカと争って敗れました。
西太平洋は日本の海でしたが、今はアメリカのテリトリー。
中国は今、西太平洋を自分たちの海にしようとしています。
いったいなんのために? そのあたり、まったく理解できません。
そんなに自分たちの領土や領海、縄張りを広げることに
いったいどういう意味があるというのでしょうか?
まあ、単純に考えれば中国は「世界一」を
目指しているのでしょうね。それしかなさそうです。
しかし、それって必然的に今の世界一である
アメリカへの挑戦に他なりません。
「そんなん、ほどほどにしときいな」といいたい。
中国がアメリカと争うのは他人事みたいですが、
日本が巻き込まれないということはあり得ません。
日米は同盟国であり、価値観も共有しています。
また、米中が争えば日本はアメリカに味方することが今の路線。
すると、中国とは対立することになります。
今も、基本的にそういう構図ですね。
中国が世界一を目指すのなら、軍事面は諦めるべきです。
経済面だけでいいじゃないですか。間もなく、
経済規模では本当に世界一になります。それで十分なはず。
軍事面での世界一を目指すのなら、必ず戦争になります。
あるいは、アメリカは本気で共産党政権の転覆を図るでしょう。
そういう危うい出来事が起きない内に、
私はこの世から引退してあの世に移りたいものです。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
中央区関連の4タイトルを最新情報化しました。
月島駅徒歩2分にMID TOWER GRAND が出てきましたね。
湾岸のニューフェースです。
でも、ちょっとややこしそうです。
飛びつくには危険がありそうな気配ですね。
邸宅路線はパークホームズ日本橋三越前ザ レジデンスですか。
三越前は滅多に出ませんが、所詮は昭和通りの東側です。
まあ、物件数だけは賑やかですね。
勝どきビュータワー
DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)
パークタワー晴海
MID TOWER GRAND
パークホームズ豊洲ザ レジデンス (参照)
シティタワーズ東京ベイ
ブリリア有明シティタワー(参照)
掲載物件は下記の勝どき・晴海・月島エリア
掲載物件は下記の日本橋と銀座(含築地・八丁堀)
日本橋
1 クリオ日本橋久松町
2 ピアース日本橋箱崎町
3 プレミスト日本橋浜町公園
4 プラウド日本橋富沢町
5 ザ・パークハウス 日本橋大伝馬町
6 プライムスタイル東日本橋
7 ザ・パークハウス 東日本橋
8 プロスタイル日本橋馬喰町
9 レフィール日本橋馬喰町
10 オープンレジデンシア日本橋馬喰町ステーションサイド
11 リビオ人形町日本橋浜町グリーンテラス
12 GREEN PARK 東日本橋一丁目
13 ヴィークコート人形町
14 パークホームズ日本橋三越前ザ レジデンス
15 プラウド日本橋浜町
16 ディアナコート日本橋浜町
17 ブリリア新川一丁目
18 ザ・サンクレイドル日本橋レジデンス
銀座(含築地・八丁堀)
1 ルフォン築地 ザ・レジデンス
2 シティタワー銀座東
3 インプレスト東京八丁堀ル・サンク
4 アネシア築地ステーションレジデンス
5 シティハウス東京八重洲通り
6 GREEN PARK中央湊
7 クレヴィア東京八丁堀 新川ザ・レジデン
8 ヴァース クレイシア銀座東
9 ピアース銀座8丁目
10 オープンレジデンシア銀座築地
勝どき・晴海・月島エリア
1 勝どきビュータワー
2 DEUX TOURS CANAL&SPA (ドゥ・トゥール)
3 パークタワー晴海
4 MID TOWER GRAND
5 プレミスト佃二丁目
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:2月25日(日)11時~16時
開催日時:3月8日(木)17時30分~21時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
上記の時間、私が相談会場におりますので、
どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
まろたんさん、こんにちは。
年金受給者って4千万人もいるのですか。
多分、国政選挙の投票率は8割を超えていそうですね。
そりゃ、政治家も気にかけますな。
しかし、それはマクロの話。
選挙区では「あれは党の方針でして」という
言い訳ができますね。
でも、党としてマクロで負けたくないので
年金受給者がNOというような政策も取りづらい。
まあ、巨大なサイレントマジョリティ。
私もそのうちそうなるのかしら。
まあ、私は身体が動けば、
というか頭と手が動けば
何かを書いているでしょうけれど。
メールの件、よろしくお願いします。
それではまた ごきげんよう 榊淳司
2018/02/13 13:35 | by Sakaki Atsushi榊さま。
来年・2019年10月の消費増税は、やらんでしょう。
コレ、国民こぞって支持するでしょう。財務省官僚以外は。
消費増税2%=年・5兆円程度のメクサレ税収、
そんなもん「輪転機をフル稼動せいや」と。(笑)
コレ、安倍クン以外が総理になっても、無理筋でしょう。
そんな「お人好し」はいないと。
今年、医療・介護の報酬が同時改定。
コレ、6年に1回のこと。
どのようになったか、検証はジックリこれからです。
コレ、消費増税2%と同じく「老人のマインド」
に影響します。
「老人こそ、リアリスト」です。
年金は少しずつですが、キッチリ下落しています。
コノ現実、4千万人の年金受給者は何を考えるか?
サイレント・マジョリティー。
年金受給者、4千万のボリューム。
今、今、今しかないのが、トシヨリですわ。
明日の1万円より、今日の千円。
トシヨリをナメてはイカン。
が反面、トシヨリは律儀。
ワカイもんと違いキッチリ「鶴の恩返し」を。(笑)
よろしくね。(笑)
ごきげんよう。
RSS feed for comments on this post.