昨日は台風24号が通過しましたね。
まあ、さほど大したことはなかった模様。
対策が良かったのか、さほどでもなかったのかは知らず。
それよりも、沖縄の知事選挙にやや驚きました。
民主主義というシステムは、本当によろしくありませんね。
沖縄の人はなぜにああいった間違いを犯すのか・・・
まあ、私もただの目立ちたがり屋のバカ女に291万もの
票が入る街に住んでいるので、他人のことは言えませんが。
もちろん、私はあの目立ちたがり屋婆さんには投票してませんよ。
昨日の夜は「ダンケルク(クリストファー・ノーラン監督)」の
DVDを観ていました。いや、面白かったですね。
日本では全然ヒットしなかった作品だそうです。
まあ、地味な映画です。ところが、アメリカではヒットしたとか。
最近、評判を落としている池上彰さん。
でも、私は彼のことが嫌いではないので、池上彰風に解説します。
私はダンケルクがずっとベルギーの海岸かと思っていました。
実はフランスの海岸だったのですね。カレーの40kmほど東。
ほぼベルギーとの国境に近いところですね。
映画では地上での戦闘シーンがほとんどありません。
ひたすらイギリス軍の敗残兵が逃げて、救出を待つところばかり。
イギリスにとっては惨憺たる負け戦でした。
調べてみると1940年の5月26日から6月4日までのお話。
第二次世界大戦(略称WW2)が始まったのは1939年の9月1日。
ドイツがポーランドに攻め込んだことがキッカケです。
ポーランドはイギリスとフランスと軍事同盟を結んでいました。
だから英仏がドイツに対して宣戦布告をしたのです。
それでドイツと英仏は全面戦争に突入します。WW2の始まり。
「宣戦布告」というのは「お前と戦争するぞ」という公式表明。
これって、私の知る限り最後になされたのは1945年の8月に、
ソ連という国が中立条約を破って日本に戦争を仕掛けたのが最後。
この時、日本は「相手は条約を破って宣戦布告をしてきたのだから、
それを認めるような対抗の宣戦布告はしない」ということで、
日本からソ連への宣戦布告はしていません。その数日後に敗戦受諾。
まあ、それはいいとして。
WW2が終わってから、4回にわたる中東戦争とか朝鮮戦争、
ベトナム戦争といった大きな戦争がありますが、いずれも
「宣戦布告」はなされていません。なぜなのか?
まあ、よく分かりませんが、そういうしきたりがなくなりました。
というか、国連加盟国は正式には戦争できないことになっています。
だからなのでしょうね。まあ、それもいいとして。
1939年9月に始まったWW2では、ドイツがあっという間に
ポーランドを負かしてしまいます。4週間でワルシャワ陥落。
ソ連も漁夫の利を狙ってポーランドに侵攻。その東側を占領。
捕虜になったポーランド軍将校をカチンの森で虐殺。
WW2で一番の悪役はヒトラーではなくスターリンです。
世界がなぜそれを知らないかというと、ヒトラーは負けて
スターリンが勝ったから。ただそれだけの理由です。
スターリンの方が殺した数では圧倒的に優っています。
まあ、それもいいとして。
ポーランドをやっつけたヒトラーのドイツ軍は、
踵を返して西側に向かいます。つまりは独仏の国境ですね。
そこはその20数年前に第一次世界大戦(WW1)で激しい
戦闘が行われたマジノ線と呼ばれるエリアでした。
フランス軍がアホでした。アタマはWW1の時のまんま。
またぞろ、マジノ線でWW1のように塹壕戦になると踏んだのです。
私はこの時のフランス軍に何ら同情しません。負けて当然。
ヒトラーのドイツ軍はマジノ線突破ではなく、
オランダとベルギーを経由してフランス国境を突破する
作戦に打って出ました。しかも装甲車両中心の機甲部隊が主力。
オランダ、ベルギー席巻したドイツの機甲軍団は、
フランス北辺のダンケルクに英仏軍44万人を包囲します。
そこからが映画「ダンケルク」のお話です。
まあ、普通の日本人はこの歴史的背景を知りません。
だから、あの映画はただ弱っちいイギリス兵が逃げ惑う
お話にしか見えなかったのでしょう。
この時のイギリス軍とフランス軍は、本当に弱かったのです。
近代化したドイツ機甲師団に、あっという間に負けてしまいます。
しかし、この時にヒトラーはちょっとしたミスを犯しました。
進撃の速度を緩めたのです。「どうせ降伏するだろう」と。
しかし、時のイギリス首相のチャーチルは諦めませんでした。
テムズ川の遊覧船まで動員して、イギリス兵とフランス兵を
救出したのです。映画でもそういうシーンがクライマックス。
結局、約33万人の英仏将兵をダンケルクの浜辺から救出しました。
最後まで戦ったフランス軍兵士は降伏してドイツ軍の捕虜に。
まあ、ほとんどの兵士はイギリス海軍の駆逐艦に
救出されたのですが、多くのイギリスの民間船がダンケルクに
駆けつけたことが、当時の英国やヨーロッパ人の記憶に
刻み込まれました。当然、アメリカでも大きく報道されたはず。
日本はその時、支那事変の渦中にあってさほど関心はなし。
日本が真珠湾を攻撃してWW2に参戦するのは、この1年半後。
日本でこれに類する話があるとすれば、ガダルカナルとキスカ。
規模はダンケルクほどではありませんが、包囲された味方を
救出する作戦が成功した例ですね。
まあ、それ以上に悲惨な戦いはいっぱいありましたが。
日刊ゲンダイのユーチューブ第2弾が公開されました。
早稲田大学エクステンションセンターで開講
マンションの選び方、買い方、住み方、売り方
3回目になりましたが、早稲田大学の市民講座で
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私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
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ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は1組様。
待ち時間はございませんでした。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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