2019年、日本経済に嵐吹く

現在の日本、景気はいいです。少なくとも不況感は皆無。
その大きな理由は、失業率が低いことにあります。
仕事がなくてテント村で炊き出しに並んでいる人、いません。
働きたいという気持ちがあれば、仕事はあります。
ただし、あまり選べません。

景気の良い業界ではボーナスを多めにくれます。
だからと言って、個人消費は伸びていませんね。
貧乏な人も多いせいでしょう。相殺されています。
この疑似的な好況感、いつまで続くでしょう。

実のところ、私はそんなに続かないと思います。
2019年は不況元年になるかもしれませんね。
その理由はAIと外国人労働者です。
入国管理法の改正案は間もなく成立。
ベトナム人やインドネシア人が大量にやってきます。
アフリカ系も増えるのではないでしょうか。

最近、自動翻訳機によって言葉の問題のハードルが
急速に低くなっています。基本的な会話は成立。
マンションの建設現場でも何割かが外国人。
施工精度という面ではちょっと心配ですが。

2020年には自動車の自動運転が始まります。
コンビニなどのレジ無人化も急速に進むはず。
運転手とコンビニ店員と建設現場の作業員・・・
こういうボリュームの多い労働分野で
人手不足が解消されていく可能性があります。

最低賃金は少し上がりましたが、少しだけ。
外国人を今よりも多く受け入れてAIが進んだところで
大不況がやって来たらどうなるでしょう。
目も当てられませんね。やばいことです。

最近、毎日のように消費増税に向けた軽減税率とか
ポイント還元の話題がニュースに出ています。
どれもこれもサル知恵ばかりです。本気度を感じません。
それに、あまりにもちぐはぐ。リアリティゼロ。

それもこれも新聞を軽減税率の対象にしてしまったから。
読売新聞のナベツネがゴリ押しをしたことでそうなったとか。
これは日本の国家100年の愚策ではないでしょうか。
日本のテレビ局は全部新聞社系。だから議論は盛り上がらず。

安倍君は「リーマンショック級の事件が起こらなければ」と
繰り返していますが、このままでは起こりません。
可能性があるとすれば米中貿易戦争によるチャイナクライシス。
これは場合によっては超ド級で世界不況を呼び込みます。

しかし、2019年の10月までそれが顕在化しないと消費増税。
私は近年、これほどの愚策がのうのうと実行されるのを
見たことがありません。3.11の後で全国の原発を停めて以来。
あと、しいて言えば2014年10月の黒田バズーガ2。
みすみすバブルを誘引してしまいました。
この後始末には何年かかることやら。

安倍君の任期はあと3年弱で黒田君は4年チョイ。
この間に確実に現在の金融緩和は大きく揺さぶられます。
今、不況が襲い来れば日本はとんでもないことになります。
足元を見ればマンション市場はかなり低調。
2019年も大きな需要は望めません。
その割にはハルミフラッグなんて出てきます。

金利は上がらないかもしれませんが不景気は容赦なし。
そこでマネタリーベースを増やせばハイパーインフレの危機。
日本経済は二進も三進もいかない状況に追い込まれます。
それが目に見えているのに、今のところ無策。
消費増税対策の絵空事みたいな景気対策が
連日大手メディアで取り上げられています。ええんかこれで!

先日高知県を旅している時につくづく思いました。
日本は今、この県の人口分を3年で失っているのだ・・・
それなのに、世の中の動きはあまりにも緩慢としています。
政府の動きは世の中よりももっと緩慢です。

ユーチューブでの配信が続いています。
このシリーズ、これで何本目やろ?
これからもどんどん出てきます。

12月1日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:12月1日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室(以前の4階から2階へ変更になりました)
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

12月1日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は1組様。
待ち時間はございませんでした。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2018/11/30 0:26 Comments (0)

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