コープラティブ紹介と如月さんの「中野区」

昨日、久方ぶりに私がかかわっているコーポラティブ計画の
スタッフミーティングに出てきました。
昨年の10月10日にこのブログで紹介した「田端」です。

山手線「田端」駅徒歩6分、60平米台のプランが3900万円から

という計画をこれから進めます。
詳しいことは、もう少し話が進まないことには紹介できないのですが、
来週24日のセミナーでは「説明コーナー」を設けておきます。
興味のある方は、どうぞご参加ください。

この「田端」の他にも「文京千駄木」というプロジェクトがあります。
こちらはすでに骨格が固まって、現在進行中。
いつかこのブログでも紹介しましたが、場所はいいところです。
しかも、価格も割安。
だからか、あと1戸分しか残っていないそうです。
80平米の角部屋が4000万円台後半とか・・・
まあ、24日まで残っているかどうかは分かりません。

そして「荻窪」というプロジェクトもあります。
こちらも駅に近くて、なかなかいい場所。
でも、現状では計画が固まっていないので、
あまり詳しくは説明できません。
もし、24日にご参加いただければ
現状での資料をお見せして簡単には説明できます。

動画でも言いましたが、このコーポラティブというスタイル、
最近になってやっと市民権を得た観があります。
かつては「なんじゃそりゃ」という人が多かったのですが。
世田谷あたりでは説明しなくてもご理解いただけるようです。

事業スキームは「生協」と変わりません。
組合員がお金を出し合って組織をつくり、運営する。
そのへんのコープは日常的に食料を仕入れて組合員に販売しますが、
コーポラの場合は「マンションづくり」という事業が終われば組合も解散。
でも、途中で余計な中抜きがないので、価格は安くなります。

ところが、今の生協はそのへんのスーパーに比べて安いとはいえませんね。
私も「年収200万円台からのマイホーム戦略」を生協で
販売していただいているようなので強くはいえませんが(笑)、
価格だけで勝負すれば生協よりも安いところはあります。

なぜでしょう?

それは、流通業界というものは、もう半世紀も前に
ダイエーや生協などの「革命児」的な価格破壊者が出ることによって
かなりの企業努力がなされ、流通経路も整理されました。
マンション業界には、そういう価格破壊企業が出現しなかったので、
未だに「昔の仕組みで商売しています」という状態なのです。

そういう「古い体質」に対して、ささやかに挑戦しようというのが
コーポラティブ方式ではないかと思います。
もっとも、これが主流になるには、
日本人の一般的な市民意識はまだまだだと思いますが。

さて、如月さんがとうとう10作目の「マンション立地評価集」
完成させてくれました。
今回、彼が取り上げたのは「中野区」です。

聞くところによれば、中野区は新聞購読率がかなり低いそうですね。
その理由は、いったいなんなのでしょう?
●若い人が多いから?
●低所得者が多いから?
●ネット普及率が高いから?
●新聞屋が熱心に売らないから?

そういえば、学生のころに東京に遊びに来たとき、
転がり込んだ友達の下宿は中野か杉並が多かったですね。
でも、あの頃の学生は新聞をとっていたような・・・

先日、私のセミナーの参加者のお一人が中野でマンションを買われました。
同じ物件を1年以上かけて検討していらっしゃいました。
最後は、いつもの大友さんがバチバチっと仕切って、
わりあいいい条件で話がまとまったようです。
その方が、その物件にこだわった理由は「通勤」。
中野というところは、あんなに新宿に近いのに、
地下鉄の始発駅があったりしてすごく便利。
新宿から歩いて帰ってもこれますし・・・・

その割には、なぜかマンションの相場は杉並よりも
安いところが多かったりします。
いってみれば「狙い目」の多いエリア。
そういう「中野区」を、如月さんが例の如くビシバシと
捌いてくれました。
ボリュームも50Pなので、もう少し高くしたいところですが
中野区の庶民性に鑑みて
4490円に設定しています。

榊淳司×如月正雄の
首都圏マンション立地エリア別総合評価集010
「中野区」編


2010/6/16 19:21 Comments (0)

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