「ようこそ、2050年の東京へ(イースト新書)」本日発売

さて、本日(12月10日)に拙著「ようこそ、2050年の東京へ」が
発売開始になります。版元はイーストプレスです。
私の名前で出す12冊目ですね。実は24日ごろ13冊目も出ます。
版元は扶桑社さん。産経新聞社のグループですね。
夕刊フジで散々お世話になっていますから、縁があります。

私はいちおうマンションや不動産の分野を扱うジャーナリスト。
まあ、出発点がそこでした。でも、それについては
あんまり喜んでいません。あくまでも出発点です。
ですので、ノウハウ本や説明本を書くのは好しとせず。
そう見せかけて、なるべく幅広い分野を取り上げてきました。
大学の時の恩師も「これはノウハウ本のようでそうではない」と
激賞してくれたことがあります。すでに鬼籍に入られましたが。

マンションのノウハウ本とか説明本って、超つまらない。
どうやったら上手にマンションが買えるか、なんて
お金を払って紙の本を買わなくても、ネットに情報いっぱい。
そんなことしか書けない薄っぺらな人間だと
思われること自体が、私には受け容れがたかったのです。
まあ、そういう本をぎょーさん書いている人もいますが。

今回の「ようこそ、2050年の東京へ」は、私なりの都市論です。
それも、小難しいことをグダグダいうのではなく、
不動産屋的な視点で見た、30年後の東京の都市風景。
どんな奴がどんな風に暮らしているのか、という話。

まあ、それなりに気合を入れて書いたつもりです。
書いたのは7月の中旬から下旬。2週間くらいかかりました。
今回は、アタマの中にあることをアウトプットする
だけではなく、いろいろと試行錯誤もしました。

ちょうどコロナもおとなしくなりかけていた時期ですね。
7月はまだ「これって夏かいな」というくらい過ごしやすかった。
毎日えっちらほっちら書いていましたがな。
途中で編集者に送って、いろいろ相談もしました。
私としては珍しいパターンですね。
いつもはエイヤーで最後まで書いてしまいます。

さて、この本は言ってしまえば全部がヨタ話です。
だって、30年後のことなんか誰も分からんでしょ。
誰も分からんことを、ああやこうやと書いているワケです。
それは、私には向いていますね。それなりに楽しかった。

世の中、データをもとにそれらしいご高説を垂れる輩が
ウジャウジャいるのですが、あーいうのは性に合わん。
そんなんよりも、創造力豊かに荒唐無稽なお話、
私としては大好きですよ(笑)。まあ、そこまでいかんけど。

まあ、騙されたと思って読んでみてください。
代金相応の中身はあると自信がありますね。

↓ 本日の動画です

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2021年1月16日(土)榊淳司の不動産売却相談会

当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。

この相談会を開催して約5年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:1月16日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(11月)は若干待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2020/12/10 0:00 Comments (2)

2 Comments

榊さん、
は、まだ該当しないので、御存知ないかも。

後期高齢者医療制度、75歳以上のトシヨリが該当。
約2千万人いますから、大きな政治的課題となります。
2千万人=2千万票、ですからね。

後期高齢者の予備軍、つまり、65歳以上ならば、
なんと、3500万票、ですから。
国会議員さんも、次の進退が掛かっていますから。(笑)

「政治的決着」しかない、でしょう。
自民・公明の「トップ会談」で決着と、そこまで難航した。
が、選挙は近い、年内決着こそ、となったようです。
自公が割れたままでは、国政選挙は闘えない。

やはり、デモ政治は「票」ですからね。

さて、今、
貧しいトシヨリが多い。意外ではなく。
だから、トシヨリは貧しさで、まとまりやすい。
「老いと、貧しさ」で、共感しやすい。
榊さんには、まだまだ、分かないかも知れませんが。

70を超え、75、80、に至ったとき、
周りを見て下さい。どんな、日本か。
老いだけでも辛いが、加えて貧困、のトシヨリが!

「これかよー」
の日本でないことを・・・。
そのとき、わたしは、おりませんが。

2020/12/11 16:39 | by まろたん

新書上梓、おめでとうございます。
コロナ第3波で外出自粛、売れ行きには追い風でしょう。

都市論。全くの門外漢ですが、
近代化とは、都市化だった訳で、
都市化とは、女性化だったのではと、
地方・田舎に移り住み、思うところです。

なので、都市部の男は、今やタイヘン、苦労します。(笑)
が、ここ地方都市では、男尊女卑文化が残っていますから、
男にとっては住みやすいところでしょう。

もちろん、何事も例外ありで、当地、若い女では、強い女も、
難しい女も、おりますよ。
ただ、ほぼ未婚か、バツイチ。(笑)

閑話休題。
御存知、医療業界の異端、近藤誠先生。
このかたの著書を、メディア・デビュー以来、約40年、
単行本は漏らさず、雑誌などの投稿も、ほぼ漏らさず、
読んできています。

それで思うのは、単なる医療本ではないのです。
医療を通じて、近藤先生なりの「文明論」なのです。
「生命論」であり、個人ベースでは「人生論」なのです。
そのことを、近藤先生の発信の根っこに感じます。

シンプルな「ハウツー本」も、もちろん、世にありです。

さて、今回のコロナ。
これも、畢竟、人間にとっては文明論に尽きるでしょう。
人類誕生7百万年、ずっと原始的に生きていれば、
コロナ恐るに足らず、だったのですよね。

なのに、人口は70億人を超え、グローバリズム、
都市集中などなど、コロナは「文明病」といえます。
だから、将来、またぞろ、同じ事象でドタバタと。

しかし、困ったことには、
「もう、昔にはもどれない」
ということでしょう。
或る種のニヒリズムですね。

2020/12/10 06:00 | by まろたん

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