実は足の筋肉痛で3週間ほど自宅で作業していました。
ほぼ3週間ぶりに日本橋小網町の事務所に行ったのですが、
メールボックスはほぼ満杯状態でしたね。
コラムを連載している夕刊フジが3週分、
その他原稿を掲載した紙メディアの見本がいくつも
入っていました。当面、ランチの友に困りません(笑)。
ただ、マンション市場には大した動きがありません。
昨日、不動産経済研究所が2021年度の
首都圏不動産市場の新築マンション価格が
バブル期を超えて過去最高になったと発表。
まあ、さもありなんなニュースです。
それでも、まあ何とか売れているかしら・・状態。
本当は値引きとかいっぱいしているはずですが。
バブル期と違うのは
・金利が変動で0.4%前後とかなり低め
・都心ではペアローンで買う人が主流
・市場の中心は郊外から都心へ移転
・ただし、人々の所得は低下気味
表面的にはそういったところでしょうか。
元も決定的なのは、需要層自体の減少ではないかと。
平成大バブル期に30代や40代の人々は
1学年150万人から180万人のボリューム。
今は120万人から140万人ですね。
この間に団塊ジュニアが過ぎていきました。
さらに言えば、正社員比率が減少しているはず。
したがって、郊外型ファミリーマンション市場は
ズタズタになっています。ぜーんぜん売れてません。
供給もかなり減っていますね。いまやマイナー市場。
今年は世界的な景気後退の年になりそうです。
IMFは140か国のGDP成長が減速すると予測。
言わずと知れたウクライナ戦争の影響です。
そうでなくても、中国のゼロコロナ政策はほぼ失敗中。
今年の後半は世界各国で不況色が鮮明になるはず。
景気がいいのはアメリカぐらいではないでしょうか。
その割には、日本の株価は下がっていません。
投資家さんたちは、かなり甘めな未来予測をしている?
日本企業も、一部の輸出系以外はそれなりに
業績を落とすのではないでしょうか。
第三四半期決算なんて、かなり悪化しそうな感じ。
そんな中で、マンション市場はどうなるのでしょうか。
すでに中古マンション市場が停滞気味と言っていい状態。
新築の方は、まだ何とか体裁を保っています。
しかし、今年後半には不調がハッキリするのでは?
コロナバブルも一段落した感じですからね。
失業率も悪化していくと考えるのが自然。
中古市場では任意売却物件が目立ってくると思いますよ。
売れなくなると、自然に価格が下がりだします。
そのあたり、今のところ誰も予想していませんが。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額12億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:5月21日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(4月)は待ち時間が少し発生しました。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
早稲田大学エクステンションセンター 6月18日(土)開講
やがて始まる価格下落期を見据えたマンションの売り方と買い方
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