マンション市場が、なんとなく停滞し始めました。
まだ、一般の方の肌感覚には伝わっていません。
このまま停滞→下落に繋がるかどうかはまだ見えません。
ただ、世界経済は不況へとひた走っているようです。
日本の不動産市場において、今最もよろしくないのは
オフィス賃貸のカテゴリーではないでしょうか。
都心3区の空室率は6%台で安定してきました。
つまり、慢性的に借り手市場になってきています。
新築オフィスの空室率がすごいですね。
信頼できる指標はありませんが、賃貸店舗の
市場はオフィスよりももっと悪化していそうな感じ。
エリアやビルによっては空きが目立っています。
それは必ず賃料下落につながるはずです。
このあと、ホテル業界は大荒れになりそうな気がします。
コロナは実質的に普通の風邪になっていますが、
岸田政権はこれを5類に移す勇気がありません。
統一教会問題などもあって、岸田君は当面のところ
安全運転に徹すると予想できます。
つまり、日本ではあと1年や2年は今のままかも。
そうすると、いつまでも我らはマスクを着けたままで、
インバウンドが戻ってくるのもだいぶ先。
解禁になったとしても、韓国や中国はド不況かつ
外貨不足で、日本への観光は前ほどでなくなります。
もう2年半も我慢しているのに、未だ先が見えない
のが観光業界ではないでしょうか。だから・・・
この先ホテルの廃業や倒産が激増しそうですね。
そこに本格的な不況の入り口があるのかもしれません。
マンションの価格が下がり始めるのはもう少し先。
早くても来年の春以降ではないかと思います。
下がり始めれば、ダラダラと続きそうな感じ。
そもそも、大きな需要があるわけではありません。
都心や湾岸のタワマンは空室だらけです。
今後は中国人が売り始めることもあり得ますからね。
世界的に見て、不動産の価格上昇は止まっています。
東京のマンションはニューヨークのように
需給がひっ迫していません。基本、あまり気味。
下がるための要素は十分に整っているのです。
ただどうやら、長すぎた宴は終わった感じですね。
一般の人がそれに気付くのはもう少し後でしょう。
今回は岸田君ですから、思い切った景気対策もなし。
コロナの時のような番狂わせはなさそうです。
本日の動画 ↓
早稲田大学エクステンションセンターで
もう6年くらいやってい市民講座。
この秋も開講します。今回は2日に分けて10月15日と22日。
いずれも土曜日です。場所は八丁堀校舎。
前回はわりあい早めに「満員御礼」になってしまいました。
お早目の申し込みをお勧めします。
2022年10月8日(土)榊淳司の不動産売却相談会
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:10月8日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(9月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
まさに榊先生ご指摘のとおりだと思います。
どれだけテクノロジーを駆使しようとも、自然環境を破壊することなくして、経済成長を成し遂げることはできません。その結果が、もはや限界に来てしまった地球温暖化現象です。
したがって、経済成長することなく、現状維持を続ける日本モデルこそ、今後の世界の規範とするべきだと私は考えます。
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