中国も韓国も、マンション価格が下がり始めました。
まあ、その前がバブルでしたから当たり前です。
翻って、日本はどうでしょうね。いつ下がるのか。
今のところ、その兆候はまったくありません。
不動産セクターも、オフィスビルの賃料が
やや下降気味と言う以外は、下落傾向はありません。
特にマンション価格なんて、今でも上昇基調。
ここにきて、中古市場は元気がありませんが。
日本の不動産価格が下落するための条件は
何よりも景気悪化です。その兆候はまず、株価。
株価は今のところ「堅調」の範囲内です。
ちょっと怪しい空気にはなってきましたけれどね。
となると、「まだまだ」ということになります。
ただ、新築も中古もじわっと売れなくなっています。
今年いっぱいはそんな調子でいきそうです。
来年はどうなるか、かなり不透明ですが。
気になるのは中国が大幅に景気後退していること。
その影響が徐々に日本にも及んでくるはずです。
特に輸入系の企業の業績が急激に悪化しているでしょう。
また、雇用調整助成金も絞られてきています。
帝国データバンクによると利益で借入金の
利息さえ払えないゾンビ企業が全国に16.5万社あるとか。
これがコロナ助成金で延命しています。
ゼロゼロ融資の返済もすでに始まりました。
来年の春以降はひどいことになりそう。
それこそ、倒産ラッシュが始まるかもしれません。
そんなことになったら不動産市場も凍ります。
そのあとに長い調整期に入るのではないですか。
今度は10年を超える下落期に入ると思います。
ダラダラとマンション価格が下がり続けることに・・
そもそも、この10年間のマンション価格高騰が異常。
大きな原因は他ならぬ黒田日銀総裁の異次元金融緩和。
これが終われば、マンション価格が上がる理由が
見いだせないのですよ。需要は増えていません。
需要が増えていないのに価格が上がるのは投機のせい。
中国でも韓国でも同様の動きでマンション価格が高騰。
その調整が一足先に始まっています。
日本にもそのうち、調整期がやってきますよ。
本日の動画 ↓
早稲田大学エクステンションセンターで
もう6年くらいやってい市民講座。
この秋も開講します。今回は2日に分けて10月15日と22日。
いずれも土曜日です。場所は八丁堀校舎。
前回はわりあい早めに「満員御礼」になってしまいました。
お早目の申し込みをお勧めします。
2022年10月8日(土)榊淳司の不動産売却相談会
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:10月8日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(9月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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