今年の韓国の四字熟語は「過而不改」だそうです。
書き下すと「過ちて改めざる」となります。
その次に続くのは「是(これ)を過ちという」。
これは論語のフレーズですね。論語は「孔子の言葉」。
論語には他に「過ちては改むるに憚ること勿れ」
なんてのもあります。「憚る」は「はばかる」。
「勿れ」は「なかれ」と読みます。
しまった、と思ったらすぐにやり直すことに
躊躇してはいけないよ、という意味だそうです。
このどちらも、韓国人は元より本家の中国人も
大いに苦手のようですね。いちど過(あやま)てば、
とことんやり続ける、という習性がおありのようです。
まあ、ああいった人々なので仕方がありません。
我々のような下々の世界でも、頑固な人は多いですね。
間違ったやり方をしているのに、中々それを止めない。
あるいは、ピントがずれた主張を延々続ける。
意地でやっているのか、アタマが悪いのか。
人間のアタマと言うのは、大方が不器用に出来ています。
グニュグニュとアタマが柔らかい人はほんの一部ですね。
さらに言えば、学ぶことが苦手な人が大半です。
そもそも「学ぶ」ということが何かさえ知らない。
日本で大学教育を受ける価値があるとすれば、
それは「学ぶ」手法の初歩の初歩を知るところにあります。
少なくとも、私の場合はそうでした。大学が
何かを教えてくれるわけではありません。
特に学部レベルは、学問のママ事みたいなものですから。
いろいろな人と出会いましたが、何かをしっかりと
学んできた人は、漂わす空気感が違いますね。
これは学歴と比例するようで、かなり例外があります。
ただ「こいつ東大のくせに教養がない」という
ケースはままありますが、低学歴とか低い偏差値の
学校ご出身なのに「スゲー」というのは、殆どなし。
なぜだかよく分かりませんが、そのあたりに
それなりの学校で学ぶことの意味がありそうに思います。
まあ、一緒に遊んだりお酒を飲んだりする人間の
特色は学校によってかなり違いますからね。
24歳の時に、産廃の4トンダンプを転がすバイトを
2か月ほどやっていたことがありました。
まあまあ、楽しかったですよ。失敗も多かったけど。
運転手仲間や、廃棄場のオッサンたちと他愛もない
バカっぱなしをするのが、嫌いではありません。
その頃、廃棄場には外国人の労働者が来ていました。
南アジアの人でしたね。外国人労働者の走りです。
廃棄場のオッサンがそんな一人を連れてきて
「こいつは東大のデーガクインの学生だってよ。
国に帰ったらエリートらしいぜ」なんて。
へえ、そうですか‥なんて言っていると、
その南アジア氏はポケットから学生証を出して
私に見せてくれました。本当に東大の大学院。
「すごいじゃん」となって、私は彼としばらく
世間話をしました。「専攻は何?」とか
「国には家族がいるの?」という話。もちろん英語。
すると、廃棄場のオッサンたちの目が点に。
私に向かって「兄ちゃん、英語喋れるのか?」。
いやいや、カンタンなことだけですよ、と釈明。
それ以後、私が4トンダンプを転がしてその廃棄場に
行くと、「待ってました」とばかりに南アジア氏と
オッサンたちが私の周りに集まります。
彼らがコミュニケーションに困っている課題について
私に通訳をさせようと待ち構えているのです。
ちょっと困りましたね。なんせ私の英語は超インチキ。
今から思えば、楽しい出来事かもしれませんが。
その南アジア氏、かなり知的でしたよ。
そんなん、ちょっと喋ったらすぐに分かりますがな。
私に対して「お前はなぜこの仕事をしているのか?」
なんて尋ねられて、答えに困りました。
「うん、ちょっとね・・ただのバイトさ」なんて。
南アジア氏にとって、あんな汚れ仕事は仕方がない
にしても、多少とも英語を話す私がその同類ということが
理解できなかったようですね。まあ、仕方ありません。
知性や教養というものは、コスモポリタンです。
少少言葉が通じなくても、何となく分かり合えます。
まあ、最低限に英語は少し使えた方がいいですが。
でも、何とかなりますよ。だいたいはね(笑)。
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