私は先日61歳になりました。同級生たちのほとんどは
定年退職を迎えているはずです。今年の年賀状には
「昨年から嘱託になりました」みたいお知らせが
何通か混じっていたような覚えがあります。
みんな、最後までサラリーマンを全うしたのね・・
考えてみれば、大学の時の同級生で私のように
自営業に転じた人間は、我が視界内にはいませんね。
親父がやっていたデカい会社を継いだのはいますが。
それなりに就職がいい学校だったので、
みんないいところに入社していた記憶がありますね。
私は失敗しました。でも、今から思えばいいところに
入れても、数年で辞めていたような気がします。
何といっても、私はサラリーマンには向いていませんから。
どこが向いていないかと言うと、従順にあらず、というとこ。
白洲次郎という人が、占領期の日本政府側の顧問みたいになって
あのくそバカみたいな日本国憲法を作り上げる中で、
アメリカ側と折衝し「唯一従順ならざる日本人」と評価されたとか。
まあ、スケールは格段に違いますが、私もその類。
短い間ではありますが、サラリーマンをしていた時代に
不幸にも私の上司になった人々は、そう思ったことでしょう。
ちょっとしたエピソードもあります。
中堅の広告代理店で過ごしたサラリーマン最後の1年の初め、
上司だった部長が交代しました。新しい部長との
顔合わせミーティングの最後の方で、彼は言いました。
「ところで千原(本名)君というのは、誰かな?」
もちろん「はい、私ですが・・」と答えます。
「そうか、千原君。ぜひよろしく頼む」
その時は何のこっちゃ分かりませんでした。
それから10年以上たった頃、私も彼もその会社をやめて
広告制作の同業者になっていました。まあまあ、仲良し。
ある時、ゴルフの後の飲み会になった時に尋ねました。
「初めてお会いした時・・と聞かれたのですが、
あれはいったいどういう意図だったのですか?」
すると、彼はちょっと考えて、思い出したようです。
「ああ、あれはKさん(前の部長)から『千原というのは
クセのある奴だから気を付けるように』といわれたのさ」
やっぱりね、と思いましたね。私はKさんとも
わりあいうまくやっているつもりでしたが、向こうは・・
従順でないのなら、とっととサラリーマンを辞めるべきですね。
従順でないのにサラリーマンを続けるのは、周りの迷惑。
自分のメンタルにもよろしくありません。アタマ、禿げますよ(笑)。
また、妙なところにひがんだりして、心も壊れます。
思うに、人間の6割以上はサラリーマンに向きませんね。
つまり、多くの人はサラリーマンなんてとっとと辞めるべき。
しかしまた、多くの人はサラリーマンを辞めると
「飯が食えない」というのも、厳然たる事実。
そこがまた、辛いところだと思います。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約8年。
すでに十数物件、総額12.8億円近い相談物件を
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わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
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会場はいつものところです。
開催日時:9月2日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(7月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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