ドルの価値は54年で100分の1に下落

金(ゴールド)が間もなく1オンス3500ドルになりそう。
1971年のニクソンショックまでは1オンス35ドルの固定。
いわゆる「金本位制」というシステムでした。
それを止めて54年で、ドルの価値は対ゴールドで100分の1。

アハハ・・の世界ですね。アハハ、アハハ、アハハ。
そのニクソンショックまでは1ドルが360円の固定相場。
その後、いろいろあって今は140円ちょっと。
1971年に比べて日本円は30分の1くらいなった感じ。
そう考えると、今の「140円ちょい」はかなりの円安。
まあ、せめて100円くらいにはなるべきでしょうね。

アメリカ国債の発行残高は、概算で30兆ドルくらい。
1ドル150円換算で4500兆円。日本国債の4倍弱。
まあ、GDPの差にある程度比例していますね。
だからどう、ということはありませんがwww。

ニクソンショックで始まった世界標準での
「管理通貨制度」には、基本「バブル化」の仕組みあり。
つまり、通貨を自在に生み出せるというのは
人間の基本的な怠惰な性情によって濫用されるワケ。

やり過ぎると、国家がデフォルトします。たとえば・・
アルゼンチンとか、スリランカとか・・ジンバブエ。
今の中国は、通貨発行権の濫用を必死で我慢しています。
そこをやらかすと、ハイパーインフレが待っています。
でもまあ、あといくらも持たないように思えますが。

日本という国は、基本が生真面目ですね。あと、優柔不断。
政治家たちはバラマキに走りたがります。ダメになった
ようですが、石破君は全国民に「ひとり5万円」を画策。
そんな金、普通に考えたらどこにもありませんが。

私から見ると、世界経済は「管理通貨制度」の限界に
挑戦するトライアルの過程にあるように思えます。
この制度、基本的にインチキです。だって所詮は「紙」に
キレイに「10000万円」と印刷してあるものが、
街中では1万円分の価値として通用しているわけですから。
これって、普通に考えてどこか変ですよね。

人間社会に高度な交換システムを作る便宜として
生み出された通貨、という共同幻想。これって、
結局はその成り立ちの脆弱さからして、かなり不安定。
ゆらゆらと揺れるその価値変動に、われら庶民は
いつだって、いつまでも、翻弄されるのです。

本日の動画 ↓

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5月24日13:10~18:10 ※途中休憩をはさみます。

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2025/4/17 15:00 Comments (0)

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