夏の終わりに・・・次の次の選挙をにらんだ与太話

世の中、選挙が終わるまではなんだか落ち着きませんね。
民主党の圧勝は、ゆるぎなきもののようです。
300議席か、320議席か知りませんが、
衆議院での安定多数は確実のようです。
そこで・・・・・
その先はいったいどうなるのか・・・を考えて見ましょう。
まず、民主党のマニフェストによると、経済面では
自民党より｢分かりやすい」バラマキ政策。
来年度の予算から徐々にこれが反映されるのでしょう。
で・・・・国家にとって、最も大切な安全保障政策は・・・・？？？？
どのような国づくりを目指すのか、「国家観」は・・・・？？？？
気になる教育政策は・・・・これは分かります。
日教組に優しく、子供には辛く、国家の歴史も未来も暗くなる、
あの暗黒時代への逆戻りかもしれません。
そうなので・・・民主党政権の最も大きな問題は
１　まず内部に旧社会党の分子を数多く抱えている
２　参議院では過半数に達しないため、社民党と連立せざるを得ない
３　したがって、どんな国家を目指すのか、政策の思想ベクトルがはっきりしない
その昔、自民党が政権を取り戻したい一心で作った
自社連立政権というのがありました。
首相は当時の社会党委員長だった村山富市という爺さん。
このとき、日本は「村山談話」という子々孫々にまで
大きな負担をかける「負債」を残してしまいました。
これは、金額にしたら優に100兆円を超えるかもしれません。
また,宮沢内閣の時に官房長官をしていた河野洋平というアホも、
「河野談話」という売国的発言をしました。
こいつは自民党ですが、とんだ無責任スタンドプレーです。
今回、民主党が政権を取ると、また同様のことが起こるのではないでしょうか？
たとえば、社民党には「民主党の推薦」ばかりを強調して
当選しそうな辻元清美という、元詐欺師の前科者がいます。
こいつは、かつて「ピースボート」という企画をたてて
北朝鮮の金日成を賞賛していた大馬鹿者です。
そして、日本人に拉致被害者がいることを最後まで認めなかった一人です。
たぶん、今でも心の奥底では否定したいのでしょう。
民主党が連立を組もうとしている相手は
こういう手合がウジャウジャいる社民党なのです。
そして、党内には元社会党の連中もワンサカといます。
はっきりいって、彼らの考え方はほぼ国民に支持されていません。
ただ、朝日新聞と毎日新聞、その他朝日に同調する地方新聞には支持されているので、
ある程度のマジョリティではないかという「幻想」を世間に与えていますが
実のところは創価学会よりも少数派であることは間違いありません。
だいたい、社民党として4議席も取れればいい方でしょう。
それにしても・・・情けないのは自民党ですね。
麻生さんは、この8月15日に靖国神社に参るべきでした。
鳩山さんは「A級戦犯が合祀されているから」という理由で
これからもずっと靖国に参らないとおっしゃっていますが、
それはこの国のために散華した先人の栄誉を冒涜するものです。
「A級戦犯」というのは、今や世界中の国際法の専門家が
茶番に過ぎないと解釈している「東京裁判」を根拠にした名称です。
死刑になった東條英機の罪状なんて、ふるっていますぜ。
いつもの榊流でカンタンにいってしまえば
「真珠湾を不法に攻撃し、米国軍人と米国民を殺傷した罪」
なーんですって。
そりゃあ、戦争だから敵の軍港を攻撃しますよ。
真珠湾攻撃で2000人ほどの米国人が死んだそうですが、
その中の民間人なんて、100人もいないでしょ。
日本の海軍機が攻撃したのは軍艦と軍事施設だけですよ。
そりゃあ、巻き添え食って民間人も何人かは死ぬでしょう。
だったら、アメリカさん。
あんたら、いったい何人の日本の民間人を殺したのですか？
広島、長崎の原子爆弾。
東京、大阪の大空襲。
空母艦載機は、急降下で民間人を銃撃しまくりましたね。
あれは、ハナから民間人の殺害を狙っていたのでしょ。
あなた方は100万人近い、罪なき日本市民を殺したのです。
これはもう、完全なる国際法違反ですね。
東京裁判の時に、東京大空襲を指揮したアメリカの某将軍は
「もし戦争に負けていたら、私は間違いなく絞首刑だ」
と、いったそうです。
それは、その通り。
東京裁判用のあとづけの法律なんか作って、
ムリクリの罪状なんぞこさえなくても
それまでにあった国際法に照らしてみても、
アメリカのやったことは明らかな国際法違反。
ローズベルトもトルーマンも、マッカーサーも、絞首刑です。
そうならなかったのは、戦勝国だから。それだけの理由です。
そりゃ、確かに東條英機以下、A級戦犯の軍人どもはアホでした。
日本国民に塗炭の苦しみを強いたのは、彼らかもしれません。
しかし・・・
彼らとて、それを意図して行ったわけではありません。
「日本の国のため、天皇陛下のため」よかれと思ってやったことです。
やり方はまずかったし、結果は最悪といっていいでしょう。
でも、せめて靖国神社に祀ってやってもいいと思います。
国民や国家に対して悪意があったわけではないのですから。
昭和天皇は、A級戦犯で刑死した中に、
お気に召さない臣下がいたみたいで、
晩年は靖国神社に参られなかったようです。
これは昭和天皇の心中をお察しして、受け入れたいと思います。
でも、鳩山さんがそれを真似ることはありません。
「A級戦犯が・・・」などという珍妙なことを理由にしていると
国際的な笑い者になるのがオチです。
小泉さんが首相を辞めてから
安部、福田、麻生・・・誰も靖国神社に参りませんでしたね。
多くの国民は失望しました。
靖国に参るかどうかは、今や毅然と近隣外交に
立ち向かえるか否かの試金石なのです。
国民も、それが分かっています。
中国や北朝鮮や韓国もそれが分かっています。
だからかどうか・・・小泉さんが辞めてから
拉致問題は何の進展もありませんよね。
横田めぐみさんはいったいいつになったら帰ってくれるのですか？
今回の民主党政権で、また拉致問題の解決は遠のくでしょう。
そして・・・・
自民党は、ほぼ間違いなく下野します。
100議席そこそこまで落ちて、もうボロボロでしょうね。
しかし、民主党政権にしたところで、政権を取るとブレブレになり、
ただでさえ寄り合い所帯の党内はガタガタになるでしょう。
その結果・・・・政策が支離滅裂になって、国内経済も政治も
混乱ばかりを招くのではないですか。
1年後の参議院選挙、そして4年以内に次の総選挙があります。
民主党の分裂があり得るかもしれません。
自民党は、これまでのちゃらんぽらんな利権政党であることを悔い改め、
この国の未来をまじめに考える健全な保守政党になってください。
そして、この国の住宅政策の基本をしっかりと定め
普通に働いている方が、低廉で快適な住まいに暮らせる政策を立案し、
政権を回復した暁には、ぜひ実行してください。
その頃には、かつてあなた方に多額の献金をしていた
ゼネコンやマンションデベはあらかた整理されているでしょうから
新しい政策は実行しやすいと思いますよ。
新政策の立案に、榊でよければ、いつでもお手伝いさせていただきます。
なーんていっても、きっと声はかからないだろうけど。
夏の終わりに・・・またまたマンションから脱線しました。
長々とお読みくださり、ありがとうございます。

2009/8/27 22:47 Comments (2)

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