週刊朝日ハシシタ奴の本性、恥ずべき「劣情の発露」

「憎しみ」というのは「嫉妬」と同じく、
人間の感情の中では「卑しいもの」、とされています。
これらをひっくるめて「劣情」と呼んだりします。
他人が劣情を剥き出しにするのは、見ていて愉快ではありません。
また、多くの人は自分の中に劣情が沸き起こるのを自覚すると、
恥ずかしくなったり、自己嫌悪の気分に陥ります。

他人を憎んだり妬んだりせずに生きられたら、どれだけいいでしょう。
しかし、お釈迦様でもあるまいし、
そんなことはほとんどの人間にとって不可能です。
そこで、そういう劣情を人前で剥き出しにするのは
「恥ずかしい」あるいは「カッコワルイ」ことなのだ、
という感覚を、日本の普通の家庭では
子どもが小さい時から繰り返し親から躾るワケです。
この感覚は、おおよそプロテスタントの国と同じです。
だから日本や西欧の紳士淑女は、めったなことで
人前で誰かを怒鳴り散らしたりしません。

しかし、日本中の家庭の基準はすべて同じというワケにはいかないし、
それぞれの許容範囲の幅は多種多様。
あるいは、「恥ずかしい」や「カッコワルイ」の代わりに、
「怒ると損だから」「計算して怒れ」といった功利的な
価値観で劣情をコントロールせよ、という発想もあります。
まあ、手段や価値観は違っても、
「人前で劣情を剥き出しにしない」というルールさえ守られていれば、
社会はなんとか平和に収まっています。

ところが、世の中には劣情を剥き出しにすることを
恬として恥じないばかりか、
それをカッコイイと勘違いする人がごくたまにいます。
分かりやすいところでは、街角で誰かを罵っているチンピラ。
身近なところでは、部下に怒鳴り散らすパワハラ上司。
引退した紳助みたいに、スタッフや後輩に威張り散らす芸能人。
こういうのは、見ているのも話に聞くのも不愉快ですね。

困ったことに、劣情を剥き出しにすることを
恥としない文化をもつ国もあります。
お分かりかと思いますが、支那や韓国です。

支那の反日暴動を報道したテレビ映像を見ると、
日本への敵意を剥き出しにするばかりか、
時として破壊や暴力、略奪行為までやってのけますね。
また、それを国家や社会として許容しているばかりか、
その映像が世界中に流れることを喜んでいるようです。

韓国の竹島・反日騒ぎも同じ。
毎回のように日本大使館に押しかけ、日の丸を焼いて見せます。
大使館前の路上に、慰安婦の像まで建ててしまいました。
恥ずかしくないのでしょうか?
慰安婦と言うのは、お金を目当てとしたただの売春婦なのですよ。
いくら自国が今でも世界に名だたる売春婦輸出国だといっても
外国公館前の公道にその像を建てて崇める、などというのは・・・

日本の感覚としては、何とも理解しがたいですね。
だって「俺たちはこんなに非常識なんだぞー」、
「反日だったら何をやっても警察につかまらないぞー」
ということを、大声で世界中に向かって叫んでいるのと同じです。
いやはや、どうにも理解できない連中ですね。
だから私はいつも
「あの連中とは必要以上に関わらないほうがいい」
と再三申し上げているのです。

さて、支那や韓国のように剥き出しの劣情をあらわにする
「分かり易い」野蛮性もあれば、一見そうとは思えない、
「分かり難い」憎悪や嫉妬の陰湿な発露もあります。
今回の週刊朝日「ハシシタ 奴の本性」を巡る一大騒動。
お読みになれば分かるのですが、記事の端々に筆者である
佐野眞一氏の橋下大阪市長に対する強烈な憎悪・・・
タイトルの「ハシシタ」というところからして、品性を欠いています。
『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』のか、ヤクザだった父親や
金属バット事件の従兄弟まで引っ張り出して、
橋下氏はその同類・同属だと言わんばかりの論調。
これは、まちがいなく「劣情の発露」ですね。

週刊朝日 ハシシタ奴の本性 全文5

これまで朝日新聞が安倍晋三を憎むあまりに行ってきた
一方的なネガティブ報道と同じ類。
朝日新聞の一部局がこの雑誌を編集しているわけですから、
「社の方針」だと世間に捉えられても仕方のないところ。
実際、その通りなのだろうと私も推測します。

しかし・・・不可解なのは、その後の朝日新聞の対応。
早々と「ごめんなさい」をしてしまった上に連載も中止。
まあ、品のない記事であることは確かです。
しかし、「橋下を叩く」というのが社の方針なら、
堂々とそれを明言してその方針を貫けばいいじゃないですか。

朝日新聞広報部のコメント
当社は、差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢を貫いています。(中略)今回、連載記事の同和地区などに関する不適切な記述で橋下徹・大阪市長をはじめ、多くの方々にご迷惑をおかけしたことを深刻に受け止めています

朝日新聞もユーモアのセンスがありますね。
「当社は、差別や偏見などの人権侵害をなくす報道姿勢を貫いています」
「多くの方々にご迷惑をおかけした」
まずは、自社の「差別や偏見」に満ちた「報道姿勢」を見直せばいかがでしょう?
それに「ご迷惑」という言葉は、今回の騒動にはふさわしくないですね。
橋下氏が住んでいたという八尾市安中地区に同和があることなんて、
今や週刊朝日が書かなくてもネット検索ですぐに出てきます。

そもそも「どこが同和地区か」を言う事が差別なのですか?
そんなこと言っているから、いつまでも
「特別な地区」のままなのではないですか?
「○○町は同和地区」と言ってはいけない、なんていう法律はありませんよ。
日本には言論の自由があります。
「○○地区の出身者は穢れている」と、
大きな声で叫んでも罪には問われません。
もちろん、それはほとんどの場合偏見に満ちた言動であり、
あまりにも品のない「劣情の発露」です。
念のために申し上げますが、
私は、そういった言動を肯定するものではありません。
ただ、同和地区の地名をタブー視するべきではないと言いたいのです。

私も京都市内の出身です。京都市は、同和地区がかなり多いところ。
どこが同和地区かなんて、地元の人なら誰でも知っています。
今回、朝日新聞は同和地区の地名を特定したことが、
異様に素早い「お詫び」になったのだと想像するのですが、
これには本末転倒の臭いがします。

そんなことよりも、週刊朝日が橋下氏本人の責に帰せられない出自まで
暴き出してネガティブキャンペーンを
行おうとした報道姿勢こそ、問題の本質ではないでしょうか。
なりふり構わずに憎き相手を貶めようとする「差別や偏見」に満ちた報道は、
とても「中立公正」なジャーナリズムとはいえません。
反省すべきは「同和への迷惑」ではなく、一定の個人に対する
醜い憎悪が生み出した、恥ずべき「劣情の発露」なのです。

人気が下降気味だった橋下氏の「日本維新」。
これで少し息を吹き返すかもしれません。
朝日の狙いとは真逆の結果は、まさに「天に唾」ですね。

さて、レポートの更新情報です。

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2012/10/20 17:55 Comments (0)

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