買ってはいけない千葉・茨城編 & 坂の上の雲 がいい!

上場企業というものは、様々なルールに縛られます。
株式を公開し、一般人の売買の対象にしているので、
企業内の情報はある程度オープンにしなければいけないわけです。
昔は・・・結構いい加減でした。
でも、インチキなことをやりすぎた企業が次々と現れて
どんどん規制を強化したわけです。
特に「監査法人」の役割が重視されるようになりました。
企業の言いなりで、ナーナーの監査は今やありえません。
で・・・かねてこのブログでも話題にした
「継続企業の前提に疑義が生じ」というのがあります。
つまり、企業の業績が「いつ潰れてもおかしくありません」
という状態になった時には、
この「継続企業」を発表しなければいけないわけです。
これを発表しているマンション分譲企業はたくさんあります。
たとえば「フージャースコーポレーション」。
この企業は「ええ、こんなところに・・」と思うような場所に
大規模なマンションを開発する「勇気」が特徴、と私は考えています。
そのおかげかどうか、ここんところずーっと「継続企業」です。
まだ「継続」していること自体がちょっと不思議なくらい。
なぜ、わざわざこの企業の名を出すかというと、
私のレポートの最新バージョンである
「買ってはいけない大規模マンション 千葉・茨城編 15物件」の中に
なんとこのフージャースが関係している物件が2つも入っているからです。
ひとつは正々堂々の売主として。
もうひとつは販売代理として。
ヒヤッ・・・おっとろしい、という感じです。
ちなみに、お値段は週刊誌5冊分くらいの
1590円ですので
ご興味のある方は、どうぞお買上げください。

    千葉バナー      
さて、今日のもうひとつの話題は、ちょっと脱線させてください。
かつてここでも書いたと思うのですが、
私は年に5時間もテレビを見ない人間です。
それが、先週と今週、途切れ途切れではありますが
NHKの「坂の上の雲」を見てしまいました。
いや・・・よかったですね。
さすがNHK。こういう歴史ドラマを作るのはうまい。
NHK自体はここんところ脳みその赤い方がヘボを続けたようですが、
これは久々ヒットでしょう。
モッ君もがんばっているけど、阿部寛がカッコイイですね。
私の思い描く秋山好古のイメージとはちょっと違いますが(笑)。
改めて感心したことは、
明治人というのは、あの時代から全国に小学校・中学校をつくり
そこの教師を養成すべく師範学校をつくり、
あるいは軍将校を養成する士官学校や兵学校をつくり、
授業料タダで優秀な人材を集めて教育していたのですね。
しかも、生徒に「給料」まで払って。
あんなに貧乏な国なのに・・・
あの帝国主義の時代、外国から1円の援助も受けず、
あまつさえ薩長の無謀な攘夷戦争の賠償金を払いながら・・・
それで、日清・日露の戦争に勝ってからは、
小学校や師範学校を蛮族が住む台湾や
陋習がはびこる未開の地・朝鮮にまで作ったのです。
これは、ただ支配して搾取するだけであった
イギリスやオランダの植民地支配とは、まるで異なります。
昔の日本人は「東亜の盟主」たる高い志をもっていたわけです。
そういう明治人の高潔さ、気概をあのドラマは感じさせてくれます
それに比べて、今の発展途上国は何十年にも渡って
外国から膨大な援助を受け入れているのに
満足な義務教育制度も整えられない国がほとんど。
傍で見ていると「やんぬるかな」と言いたくなります。
やはり日本は「米百俵」の国。
飯が食えなくても、まず「教育」だったのです。
その精神が生きている限り、
いかな困難にも立ち向かえると思えます。
そして、今の日本人に足りないのは
明治人が普通に持っていた「武」の心。
戦争に負けて以来、GHQの大和魂抹殺教育で
すっかり失われてしまった「武」を
多くの日本人に思い起こさせるためにも
あの「坂の上の雲」は好材料になりそうな気がします。


2009/12/7 19:56 Comments (1)

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