北朝鮮が暴発すると・・・・

今度こそ、北朝鮮は暴発するかもしれません。
裏でどういう動きがあるのか分かりませんが、
今までと違ってかなりの「本気度」を見せています。
なぜ、米韓の軍事演習にあれだけ脅えているかというと、
アメリカが本気で金正恩の排除を考えているからだという説が有力。

戦争になれば、北の政権も軍事力もそれこそ瞬間蒸発でしょう。
正恩はイラクのフセインと同じ運命をたどるはずです。
しかしそうなると、日本への影響は避けられません。
まず、北は多くの工作員を日本に潜ませています。
彼らがゲリラ的な活動をする、と考えるのが常識。
米軍基地や原子力発電所が狙われそうです。
ただし、日本の公安はかなり正確に彼らの動きを把握しているはずです。

あと、北の政権崩壊後をどうするのか、という問題。
韓国と統一する、というドイツ方式は今の段階で非現実的。
実は、韓国自体がそんなことを望んでいないと思います。
かといって、アメリカはアフガンやイラクのような事態は避けたいはず。
というとどうなるのか?

考えられるのは、米韓軍が平壌の少し北あたりまで進撃。
それより北は南進してきた支那軍が暫定占領。
新たな「国境」を定めて再び「2つの朝鮮」へ、みたいな・・・
復興のために日本には巨額の援助を求められるでしょう。
でも竹島を返さない限り、1円も出す必要はありません。

マクロな視点で考えます。
アメリカという国は、北朝鮮が自分たちを狙う
ICBM核弾頭を持つことを決して許さないはずです。
彼らはイラク戦争を起こす時に「大量破壊兵器」の存在を理由にしました。
そんなものは見つからなかったので大恥をかいたのですが、
今回の北朝鮮は核の保有とミサイルの存在を自ら実証しています。
つまり、これ以上の「開戦理由」はないはずです。

オバマ大統領という人は、今ひとつ煮え切らないところがあります。
非常に聡明な人物ではあるのですが、信念が見えてきません。
かつて、アメリカの大統領は軍歴を持っているのが普通でした。
アメリカという国が徴兵制を敷いていたからです。
ベトナム戦争が終わって、兵隊の数が必要でなくなってから
徴兵制は暫定的に停止されました。

クリントン元大統領はベトナム世代ですが、兵役逃れをしました。
同世代のブッシュ息子元大統領は、親のコネを使い軽い兵役で済ませました。
親父の方は大東亜戦争時に硫黄島沖で日本軍に撃墜されたパイロット。
ケネディ元大統領はソロモン海域で日本軍に撃沈された魚雷艇の艇長。
それ以前の大統領には、ほとんど軍歴があります。
職業軍人が大統領になることもありました。

「シビリアンコントロール」というのは誤解が多い言葉です。
それは決して「軍人が政治指導者になってはならない」
という意味ではありません。
現に、アメリカでは今後も軍出身者が大統領になる可能性は大きいでしょう。

ただ、オバマ氏にも当然軍歴はありません。
彼は「核兵器のない世界を」などとほざいてノーベル平和賞を受賞。
一種の理想主義者と捉えていいかもしれません。
しかし、やっていることは極めて現実的。
それに、閣僚の意見に引きずられているように思えます。

今回、注目されているのはCIA長官のジョン・ブレナン氏。
あのウサマ・ビンラディン暗殺計画で主導的な役割を果たした人物です。
テロリストは「まず殺してから考えよう」という発想だそうな。
彼から見ると、金正恩なんてまさにテロリストの親玉。
すでに暗殺計画が存在していると報道されています。

ただアメリカの本音としては「面倒は避けたい」のでしょう。
でも、ミサイルを近海に撃ち込まれて黙っていれば面子が立ちません。
平壌の爆撃や巡航ミサイルでの攻撃くらいはやるでしょう。
そうなれば南北境界線で武力衝突、そして本格開戦・・・

日本でも北の工作員がなんらかの騒ぎを起こすはず。
そうなると、国内は騒然とした雰囲気になります。
株価はひとまず大暴落。
マンション販売などはピタっと止まるはずです。

「戦争」というのは、私の親の世代以来なかったこと。
今回は他国同士の戦争ですが、日本も巻き込まれる可能性大。
また、今後日本が当事者になる戦争も必ず起こるはずです。
なぜなら、戦争というのはこちらが避けようとしても
相手が仕掛けてくればやらざるを得ないことです。
だから、常にその準備を怠ってはいけません。
日本はもう68年もそれをやってきませんでした。
今回、もし北が暴発すれば目を覚ますよい機会かもしれません。

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2013/4/10 14:10 Comments (0)

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