「夜郎」というのは古代チャイナの周縁に生息した弱小の蛮族。
本当は小さいくせに自らを大なりと威張って見せたので
「夜郎自大」という言葉が生まれました。
この言葉、今の韓国にピッタリと当てはまります。
本当の歴史は周辺国から侵略されてばかりで、
長くに渡って大陸の王朝に朝貢する属国の扱いでした。
大陸の王朝から皇帝の使者がやってくると、朝鮮王は
首都の入り口まで赴き、土下座をして迎え入れたといいます。
皇帝本人ではなく、ただの使者に対してですよ。
これって、かなりの屈辱ではないでしょうか。
日本には、大陸からの使者に対してそういう礼をした記録がありません。
鎌倉時代に、元からやってきた使者が
あまりに無礼だったので斬った、という話は残っていますが。
つまり、朝鮮は常に大陸チャイナの属国の地位に甘んじていたのです。
それが今、ふんぞり返っていますね。
自らの歴史を改ざんして、モンゴルの果てまで自国領だった・・・
なんて誇大妄想的な版図を描いた書物が売れているそうです。
もちろん、日本なんてずっと朝鮮の属国。
剣道も茶の湯も柔道も、ぜんぶ朝鮮半島起源ですって。
まあ、あきれたものです。
驕れるものは久しからず・・・日本人なら誰でも知っているフレーズ。
今のチャイナは驕っていますね。ベトナムやフィリピンを威嚇しています。
ここ数年ずっと日本に対しては脅迫まがいの言動を吐いてきました。
尖閣沖では巡視船に衝突する事件も起こしていますね。
これって「やるならやるぞ」というポーズではないでしょうか。
そのくせ、海軍部隊は出動させていません。
両国とも、国内の経済は大変なようです。
チャイナは不動産バブルが弾け始めているような気配。
韓国はウォン安による財閥の財務体質が悪化。
ともに、若年層の失業、あるいは未就業が深刻なレベル。
日本経済も、内側から見ているとかなり歪ですが、
チャイナや韓国のそれは、歪を通り越してクレージーな段階。
いつ、パリンッと割れてもおかしくないはず。
特にチャイナ経済はよく分からないだけに、何が起こるか不安。
それにしても、日本のまわりはチャイナに韓国、ロシアに加えて北朝鮮。
ヘンな国ばかりじゃないですか! 何とも地政学的に不幸なロケーション。
出来ることなら、ハワイの沖千キロくらいのところまで引っ越したいですね。
そんなこと、出来るわけはないけれど(笑)。
結局、我々はこの不幸を受け容れるしかありません。
つまり、あのヘンな連中どもと近所づきあいをするワケです。
そのためには、何よりも現実主義で臨むべきです。
ヘンな理想や思い込み、日本人だけに通じる「話せばわかる」みたいな
お人好し的な感覚は一切排除すべきです。
相手方は、あくまでも自分たちの利益のために
「日本や日本人はどうなってもいい」と考え、行動すると考えるべき。
実際、その通りになっています。
実は、日本の最大の敵は国内にいます。
何かあればすぐに「日本が悪い」と報道するメディアの多いこと。
こんなドMな国は、世界のどこを探しても見つからないのではありませんか。
ネタでなく、まじめに自虐をやっているのですから。
最近の中学生や高校生と話をすると、社会科教師はほとんど偏向していますね。
近現代史では、みんな「日本が悪かった」と教えています。
日本軍はアジアで悪いことをいっぱいやらかした。
戦争になったのは、日本が悪かったから・・・・
いまだに、学校ではそういうGHQ押しつけの偏向史観で教えているのです。
自分のアタマでものを考える、というのはできる様でできません。
これはIQや偏差値の高低とあまり関係ありませんね。
東大を出ていても「答えが決まっている」問題しか解決できない人はいます。
ご存じの通り、世の中の大部分の問題に決まった答えはありません。
また、一度教えられたことに疑問を感じる回路を持っている人も僅少。
だから、中学と高校の社会教師はほとんど偏向しているのです。
なぜなら、彼らが中学高校生の時の社会科教師は偏向していたから。
今の社会科教師は、中学高校の時にきっと社会科が得意だったはず。
先生に教えられることを、何の疑問をもたずに受け入れていたのです。
人間、大人になってから自分の考え方や価値観を変えるのは難しいです。
「君子豹変」というのは、エライ人間は「こっちの方が正しい」と思ったら
即座に考えを変えてしまう、というほどの意味。
凡人には、中々これができません。特に、価値観の場合は。
したがって、中学高校の社会科教師の偏向率は、徐々にしか低下しません。
もしかして、チャイナとの武力衝突になって日本国中が
「反中」で沸き立ったら少しは変わるかも知れませんね。
これは近い将来、十分にあり得ることです。
北朝鮮に対しては、拉致問題が表面化してから国内の世論は
かなり「まとも」になりましたね。
その昔は「この世の楽園」なんて、真面目に語っていた人がいたのですよ。
そういう人たち、まだ多くが生きています。
アンポーハンタイといっていたアンポンタンな連中も大半が存命。
サイカドーハンタイと叫んだバカ共なんて、
日本中に満ちあふれています(笑)。
当面、日本人が教えられる社会科は偏向したままです。ああ・・・
ブログよりも過激な発言をお求めの場合は
私のツイッターをご覧ください。
twitter.com/SAKAKIATS
夕刊フジの公式サイト zakzak
に榊淳司の連載コーナーが設置されています。
No comments yet.
RSS feed for comments on this post.