「富裕層のミカタ」宣言はしていないけど・・・

今日はとりとめもない世間話です。
「何か」をお求めの方はスルーしてください。

本日(4月30日)、日経平均は500円強下げましたね。
私は、今の株式市場を「日経平均だけの官制相場」とみています。
つまり、日経平均を上げるために政府系資金が注ぎ込まれている、
という濃厚な疑いを持っているのです。

ただ、株価の水準は2万5千円近くまで行っても実力相応かと思います。
あの平成バブル崩壊以後、日本人は相対的に「自信喪失」。
株価はずっと実力以下で低迷してきたように思えます。
本来なら、もう少し上がってもいいはず。
しかし、政府系の資金で無理にキープしている現状には苦言を呈します。

最近、株価については先行きを危ぶむ声が出始めました。
アメリカの景気についても、低迷の数値が出ましたね。
中国のインチキ経済統計でもいい数値は出ていません。
ただ、彼らはこのまま景気低迷を許さずに金融緩和を続けそう。
そうなると潰さなければいけないバブルをもう一度ふくらますという
世界経済史上初めての試みとなるのではないでしょうか。
日本はいつまでも「対岸の火事」を決め込めるのか、非常に不安。

ところで、日本人個人の金融資産は1600兆円と言われています。
今、その一部が相続税対策として都心の不動産に流入しています。
人口減少の時代、資産価値が維持できるのは「都心だけ」ということを
1600兆円の主たちはよく知っているのです。
それで、もう「闇雲」といってもいい勢いで流入していますね。

ある都心タワー物件のモデルルームでは
「いくらでもいいから絶対に買う」と叫んでいたご仁がいたとか。
もうバブルもここに極まれり、といった情勢ですね。
こんなバブル、いつかは必ず終わるのに・・・・

ところで、安倍君がアメリカの議会で演説したそうですね。
私は見ていませんが、評判は悪くなさそうです。
しかし、爺さんの岸君はきっと日本語でやったのでしょうが、
孫の安倍君は英語でなさったとか。
今や総理大臣ともあろう者は英語喋れて当たり前ですか。

ネパールの地震は、情報が入ってこないのでよく分かりませんが、
おそらく数万人はなくなっているのではないでしょうか。
最後まで犠牲者の数は分からないでしょう。
あいう国で災害に遭うということは、そく命の別状につながります。

しかし、日本は平和ですね。
私のまわりは、区会議員選挙が終わってちょっと静かに。
このGWには特に予定を入れていないので、半分仕事でしょうか。
マンション市場も一部のバブル物件以外はおとなしいもの。
私が有料メルマガで紹介するようなマンションは、
ほぼ数カ月で完売してしまっています。
売れない時は売れないものですが、今は嘘のように売れます。

しかし、この国に住む大半の方は年収数百万円の庶民のはずなのに、
私のまわりはなんで数千万円クラスがゴロゴロいるのでしょう?
私は「お金持ちのミカタ」を宣言したつもりはないのに。
それとも「富裕層のミカタ」宣言をして数年後に、
ソニーに事業ごと買っていただきましょうか(笑)。

都心のマンション市場の主役は、まちがいなく富裕層です。
それも、年収1千万円程度の半端モノではなく、
資産数億円のプチ富裕層からが参加資格あり。
そういう方々が今、「次は何を買ったらいいのか」と動いています。
だから、タワーマンションが飛ぶように売れるのです。

郊外や地方では一部を除いてあまり動きがありません。
今回のバブルの特長は「局地性」と「外国人参加」。
いずれ弾けるのでしょうが、弾け方がなんとも予測不能。
前2回は「なんとなく」終わっていましたが、
今回は「ハッキリと」弾ける可能性がありそうです。
私はもう手仕舞いを終えましたので、あとは見ているだけですが。

最近、ある超メジャーなメディアさんが「相続税対策」の
マンション購入が「歪である」ということをテーマに
記事を書きたいという意向で連絡をくださいました。
そろそろ、世間もそのあたりに目を向けてきた気がします。

「狂乱」というのは渦中にあると見えないものです。
今の都心マンション市場が「狂乱」的であることは確か。
問題は、それがいつまで続いて、どう終わるか、ということ。
終わりの始まりは今かもしれないし、もう少し先かもしれません。
しかし、黒田バズーガ3の可能性が弱まったことも確かなようです。

5月16日(土)セミナー参加者募集中

日  時:2015年5月16日(土) 午後1時15分より(午後1時開場)
場  所ルーテル市谷センター 第1会議室
東京都新宿区市谷砂土原町1-1
地下鉄有楽町線「市ヶ谷」駅徒歩1分、JR中央線「市ヶ谷」駅徒歩5分
電話 03-3260-8621
定  員:36名(定員に達し次第、締切)
参加費:お一人様2000
(参加者全員に1490円(税込)の新著書「やってはいけないマンション選び」、もしくは当日会場内だけで有効な1000円分の「資産価値レポート購入クーポン」をプレゼント)

お申し込みは専用ページ右下の「カートに入れる」をクリックしてください。

当日の予定
セミナーの部 13:15~
講演1 「未来のマンション市場風景 バブル崩壊を見据えて」13:15~14:30
講師 榊 淳司(住宅ジャーナリスト・榊マンション市場研究所代表)

講演2 「新築or中古 その違いと注意ポイント」 14:40~15:20
講師 大友雅敏(㈱ベストサポート 代表取締役)
不動産業界での幅広い経験と該博な知識で、エンドユーザー側にたった不動産購入をサポート。物件選びや購入手続きなど、法務・実務面を中心に「失敗しない」ためのチェックポイントを分かりやすく解説します。

講演3 「管理費削減の基本:管理会社見直しと管理品質向上」15:30~16:10
講師 別所毅謙(㈱別所マンション管理事務所 代表取締役)
有名マンション管理専門のコンサティング会社において基本システム及びノウハウを構築した後、別所マンション管理事務所を設立。管理組合を支援するコンサルティング実績多数。管理費削減サービスを提供する最大手企業の顧問を兼任。

トークタイム&相談会 16:20~16:50
榊淳司が希望者のみなさんと自由に語り合う場を、短い時間ながら設けさせていただきます。どうぞ、お聞きになりたいことなどございましたら、気軽にお尋ね下さい。
また、この間に大友雅敏、別所毅謙の両氏が希望者の個別相談を承ります。 17:00完全終了

参加特典
1 参加者全員に1490円(税込)相当の新著書「やってはいけないマンション選び」をプレゼント
(※すでにご購入の方には、当日のみ有効な1000円分の「資産価値レポート購入クーポン」を差し上げます。ただし、クーポンご希望の場合はあらかじめメールでお知らせください)

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2 榊マンション市場研究所が発行する各レポートの廉価販売
セミナー会場にて榊淳司のレポートを超割引価格で販売。
業界を震撼させているあの驚愕のレポートの
PDFデータCD版を通常ダウンロード価格の
半額から3割引程度(2000、3000、5000円均一等)で販売いたします。
話題の「マンション値引き交渉術」も通常12800円のところ
当日は旧版CDながら5000円で販売しております。
どうぞ、この機会をお見逃しなくご利用ください。
※但し、ご用意する枚数などには制限があります。

3 著書サイン会
希望者には榊淳司がサインさせていただきます。すでに「やってはいけないマンション選び」をご購入された方は、当日お持ちいただければサインさせていただきます。

※今回は懇親会を行いません。

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2015/4/30 16:48 Comments (2)

2 Comments

まろたんさん、こんにちは。

今日も麗らかな春。お昼にビール系飲料2缶をプシュッ。
タワーマンションを冷ややかに見るブログを書きました。

安倍君、そうとううまくやったみたいですね。
中国と韓国の騒ぎ方で分かります(笑)。

しかし、足元の経済はフラフラしているような。
結局、金融政策では人口減を補えません。

地方はすでに高齢化がピークで、
今後ジジババが死んでくれるから
人口ピラミッドが正常化していきます。
東京は、これからが本番。
こんなでかい街が高齢化したらどうなるのか?
しかも、その主役は私の世代ですよ!
本当に嫌になります。

年寄りを大切にしない時代を、年寄りとして過ごす。
これって最悪ですね。
まあ、なるべく元気で生きて
ピンコロをめざすしか救いがありませんね。

それではまた、ごきげんよう。 榊淳司

2015/05/01 16:39 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

まばゆいほどの日差しに、緑したたる五月。
大都会・東京の風も薫り、心地よい。
こんな絶好のニッポン国を出て、数万人が海外へ。
外国にカネ落とすなら、本邦に落とせ。
ずっと行ってろ。もう帰ってこなくて、いい!(笑)

ま、それはそうとして。

米国も、かなり焦っているように感じますね。
シナの押しが強い。このままでは押されっぱなしだと。
先日のAIIBも、コタエたでしょうし。
今回の安倍晋三訪米での「破格の厚遇」も、焦りの表出では?

安倍晋三は、帰国後の国会運営が勝負ドコロですね。
「気合い」で突破するしかないでしょう。
もたついたら、失うものが大きいでしょうし。
現実的な手として、とにかく「既成事実」を重ねてゆく。
「正攻法」では、ありませんが。

安倍晋三の自民党総裁の再選は、ほぼ堅いようです。
オバマのつぎは誰か、来年選挙ですか?
シナは、この先、どう出てくるか?
今回の日米同盟の締め直しを、イラついているでしょうし。

米国も、これミヨガシ、相当「見せ付け」ましたからね。
当面、この1-2年は「軍事がらみの外交」が、
日本国・安部政権のメインテーマになりそうですが。
そして「憲法改正」動議。もう、外せない。

で、
東京局地バブルは、当面、やり続けるしかないでしょう。
どんな手を使っても、止められないでしょう。
ギョロ眼のクロチャンに、発狂してもらうとか。(笑)

ところで。
「東京劣化」という本を読了しました。
著者は松谷明彦という人で、私はこの人のことを知りませんでした。

メインテーマは、
人口動態の激変で、いま地方の消滅が声高に言われているが、
深刻な事態は、地方よりも「東京圏」にあるというものです。
確かに「うなずける」切り口です。
新書版で200ページ足らず。短時間で読めます。
一読の価値アリと、私見ですが。

ニッポン国も、いよいよ乱世、波乱万丈のトバクチにいます。
どんなドバになり、どんなメが出るか、分かりませんが、
「エキサイティング」な時代になりそうです。

「急くな騒ぐな天下のことは、しばし・・」なんて、
ゆうておられんかも知れませんね。(笑)

ごきげんよう。

2015/04/30 23:29 | by まろたん

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