瞬く間に12月も最初の週が終わってしまいました。
今週は忘年会シーズンでしょうか。
私はそれどころではない状態ですが(笑)。
いろいろと書きたいことがあるのですが、まずは私事から。
先週末は大阪のタワーマンション現地調査に出かけてきました。
大阪の街、元気がないですね。
東京もちょっと中心から外れると途端にシャッター街ですが、
大阪では都心エリアでも人影がまばら。
地下鉄の駅がガラガラだったりします。
この国の活気は確実に失われつつあるようです。
まあ、それはいいとして。
現調後、京都に移動して小学校の同窓会に参加。
2年ぶりに懐かしい顔と、41年ぶりの旧友たちに再会。
実に和やかなひと時を過ごしてまいりました。
私が41年前に卒業したのは、京都市立第三錦林小学校。
われわれの略称は「三錦(サンキン)」。
場所は左京区。大文字山(如意が岳)の麓。哲学の道の傍。
幕末に京都守護職を務めた会津藩が本営を置いた黒谷も間近。
私の記憶によると、同期卒業は120人ちょいだったような。
その内、20名ほどが集まりました。
開催は3年連続だそうで、私は2年前の1回目、今3回目に参加。
幹事さんによると、連絡が取れるのは半数程度だそうです。
1975年、京都市立第三錦林小学校ご卒業の方がいらしたら、
どうぞご連絡ください。次回開催のご案内ができるかと思います。
私は級友たちとは違う、隣の学区の中学校に進みました。
彼らが進学したのは京都市立岡崎中学校。私は同近衛中学校。
彼らはそのまま京都市立堀川高校に進学した人々と、
その他の公立や私立高校に進んだ方々と別れます。
そのため、私にとっては「41年ぶり」の方々も多数。
ただ、地元に残っている連中もほとんど顔を合わせることはないとか。
仲良しグループは、ずっと交流を続けているそうですね。
それはそれは、羨ましい境遇です。
「お前はなんで東京に行ったんや?」なんて聞かれます。
「そりゃ、仕事上しゃーないしなあ」と答えるしかありません。
同窓会には、6年生の時の担任の先生お二方が参加されました。
なんともお元気。あとお二方はともに女性ですが、お一人は鬼籍。
もう一人、私の担任だったお方は老人施設に入っておられるそうです。
我らが同級生も、私の知る限り2名が亡くなっています。
参加された先生には、当然ごあいさつをいただきました。
他に、同級生で乾杯の音頭を取ったのはコイツ。井上コージ君。
何でも白血病で生死の境を彷徨ったとか。
「みなさんの応援のおかげで、こうやって三途の川の向こうから帰ってくることができました」
「それはないと思うわ」と突っ込んだのは私。
みなぎる彼の生命力が、こちら側に引き戻したはずです。
それはいいとして、私は「テレビにでとったやろ」と言われどおし。
関西限定の「雨上がりAさん」にVが出たのはひと月ほど前。
その時の写真が同窓会のラインで回されたので、話題になったそうで。
幹事に「お前も傾斜マンション問題について喋れ」なんて言われまして、
みなの前に引き出されてしまいました。
以下茶色文字部分、別に読まなくてもいいです。
「榊淳司という芸名で評論家みたいなことをやっております千原です。みなさんは千原ジュニアの活躍で私のことを思い出してくださっておれば幸いでして、ウチの子どもたちはみな学校で「千原ジュニア」と呼ばれてからかわれておりますが、これにも効用がございまして、電話で自分の名前を説明するときに「木原さん」によく間違えられるのですが「千原ジュニアの千原です」と言えば一発で分かっていただけます。ちなみに私の下の名前は俊彦と申しまして、その昔「田原俊彦」なんていうタレントがおりましたことをみなさんも覚えておいでかと思います。あの時はあの時で、下の名前を電話で説明するときに「田原俊彦の俊彦です」なんて言いますと、これも一発。当時は「田原俊彦と千原俊彦、一字違いで大違いやなあ」などと言われたものでございまして、あのお方も早く第一線に戻っていただきたいものでございます。まあ、そんな下らない話はどーでもいいのですが、私はここ30年ほど東京に住んでおりますが、京都出身ということでさまざまに得をしております。なぜかと申しますと、例えば合コンなどを致しますと必ず出身地の話題になります。○○県とかXX県だと「ああ、そう」でスルーなのですが、私が「京都です」というと、「ヘエー」となりまして、それだけで1時間は話題の中心になれます。必ず聞かれるのは「帰り際のお茶漬けのお誘い」でございますね。何と申しましても、ほとんどの日本人は、一生に一度は京都にやってきております。だいたいは修学旅行でお見えになりますね。みなさん、京都にはいい思い出でがたくさんあるから、京都について語りたいのですね。その点、私も含めてみなさんは京都市の中でも「左京区」の出身です。山科や宇治ではございません。平安時代からある由緒正しき「左京区」です(嘘)。ですので、みなさんも京都の左京のご出身、お住まいでありますので、どうかこれからも誇りをもって生きていただければと存じます」
なんてお茶を濁して終わろうと思ったら
「杭の話はどうなってん?」と、ツッコミ。
誰も横浜のマンションの杭の話など聞きたがっていないので、
「それではみなさま、クイのない人生をお送りください」なんて。
まあ、こんなオチャラケが通じるのも小学校の同窓会だから。
2次会に移ってからは飲めや歌えの大騒ぎ。
日付が変わった何時間も経ったころに解散。
「また来年もやるぞー」と、みなさん意気揚々でした。
さて、真面目な話題もひとつ。
行きの新幹線で「へえー」と感心しながら読んだのがこの本。
前から気になっていたのですが、自分の書籍の企画もあって
ガッツリと読ませていただきました。よかったですね。
ただ、タイトルと内容には多少のずれがあります。
これは著者ではなく出版社の編集方針というか、営業方針。
「売れる題名」でないといけませんから。実際、売れているようです。
内容は、「空家」問題を基軸に据えながら、マンションが「区分所有」
であるがゆえに孕む将来的な危機をくっきり浮かび上がらせています。
データなどを細かく引用して、まことに丁寧な作り方をなさっていますね。
「マンションは本来賃貸資産である」という視線は中々新鮮です。
私がモヤモヤと考えていたことをズバっと切ってくださいました。
「権利関係を溶かす方法」というのもユニーク。
どこまで実現性があるかは分かりませんが、注目に値します。
実は私、このような「同業系」の方の著書をあまり読みません。
理由は「興味がない」というのがほとんどです。
ただ、自分で何かを書くときは資料として読みます。
でも、どこかで批評することは差し控えています。
同業系にアレコレ言うのは、品がないことだと思っていますから。
でも、これは明らかに「良書」ですね。
みなさんにも、ぜひお勧めします。
ちなみに、著者の方とは何ら面識はありません。
立派なご経歴の、私よりも一回り年上のお方のようです。
ご活躍をお祈りします。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
武蔵小杉と川崎市川崎区のレポートを更新しました。
まず、川崎区の売れ行きが良くないようです。
いよいよ泥沼の値引き合戦に突入しているような感じ。
坪単価150万円の戦いですから、デベの消耗度は半端ないでしょう。
お気の毒ですが、半ば分かっていながら参入しているはずですから
まあ自業自得というしかありませんね。
逆に、エンドユーザーにとっては狙い目になります。
武蔵小杉は、竣工販売確実な住友と、少し遠い三井のタワー。
市場はかつてほど沸騰していない、という印象です。
都心のバブルが陰っている今、
ここは退潮の動きを先駆けているのかもしれませんね。
■シティタワー武蔵小杉、■クレストフォルム武蔵小杉ブライトコート、■パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズイースト、■THE RESIDENCE 小杉陣屋町、■シティハウス平間ステーションコート&レジデンス、■ナイスエスアリーナ新川崎、■イニシア新川崎ハウス、■クレストレジデンス新川崎、■ナイスサンソレイユ日吉、■パークタワー新川崎、■プロスタイル元住吉
■エステムプラザ川崎、■センター川崎マーク・レジデンス、■クリオ川崎サウステラス、■カサーレ川崎ネクシア、■マークウィング川崎、■グレーシアシティ川崎大師河原、■リヴァリエ、■シティテラス川崎鈴木町ガーデンズ、■シティハウス川崎富士見公園、■グローベル川崎ミッドスクエア、■レーベン川崎鈴木町グランネクス
あと、バリ島への不動産見学ツアーを非公式に開催します。
時期は2016年の2月頃です。まだ、正式な日程は未定。
みなさん、ご希望があれば「お問い合わせ」からお知らせください。
あと2,3名の方がご参加していただければ催行できるはず。
●日程:2016年2月から3月頃
●宿泊:1泊78ドル程度でプール付きヴィレジのヴィラをご用意できます。お二人でも同額。現地精算。
●費用:現地で不動産見学1日2万円(車、ガソリン代、運転手などの実費です)
●航空便:各自でご手配ください。直行だとガルーダのみ。8から9万円。
乗り継ぎだと、韓国や台湾、シンガポールなどがあります。やや割安。
●送迎:不動産ツアーに参加していただく場合、空港への送迎は無料です。
●榊淳司:みなさんの不動産ツアーに同行します。お嫌でなければお昼と晩御飯をご一緒します。費用は割り勘。
●現地での銀行口座開設:1口座3万円の手数料で承ります。
●その他、観光やエンタテイメント等のご要望があれば現地スタッフが可能な限りご希望に沿う努力をします。
こんな具合です。日程は参加者の皆さんの希望を優先するつもりです。
ですので、まずお知らせください。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
まろたんさん、こんばんは。
おおきに。ありがとさんどす。
まあ、いまがええ具合でないと、同窓会にはきまへんわ。
せやさかい、みんなエエ顔。エエ人たち。
利害関係はもちろん、うらみもつらみも忘れてますわ。
エエ思い出だけ思い出して昔話。
お互い讃えあって、褒め合って。
まあみんなお互い「ようやってきたなあ」という感じ。
60になったら、もっとそうなるやろと。
特に京都はゆるいところですわ。
ほなまあ。今日もお神酒をいただいて寝ます。
ごきげんよう。 榊淳司
2015/12/07 20:40 | by Sakaki Atsushi榊さま。
ええやんかあ~。
こういうの。
文章は、最後までは読み切れんかったけど。
こういうの、ええやんか~。
って。
お写真を拝見しました。
みなさん、ええお顔をなさって。
ほんまに~な。
気取ってなくて。ええやんか~。
小学校でっかー。
あーあ。
想い出すこと、あれこれ多々ございます。
わたしもね。ー
このブログを読まれた、みなみなさま。
はい。
どうぞどうそ、思い出を抱きしめて下さい。
人生は「一度きり」ですから。
知ってるわい。
はい。
すんませなんだー。
釈迦に説法でしたね。
ほんまに、ほんまに。
おきばりやすー。(笑)
榊さま。
お疲れさまでした。
ごきげんよう。
2015/12/07 17:11 | by まろたんRSS feed for comments on this post.