資産価値レポート、累計販売1万1千部を突破

私が「榊マンション市場研究所」なるものを設立して約8年。
新築マンションの資産価値を私なりに評価するレポートの
販売を始めて約7年の月日が過ぎました。
現在、資産価値レポートは40タイトル以上。
最近、自分でもあまり数えていません(笑)。

5月には「大田区」と「台東区」を追加しました。
「台東区」が「041」です。他にナンバーを付してないのもあります。
ですから販売中のものを全部合わせると50タイトルくらいでしょうか。
他にも「税務調査撃退」とか「マンション値引き交渉術」というのもあります。

現在、インフォトップという情報商材を販売するプラットフォームと
私のブログのオリジナルな販売フォームの2つの種類で販売しています。
どちらも、クレジットカードと銀行振り込みで決済します。
まあ、どちらで買っていただいても、中身は同じです。

で、私は何でもかんでも「どーでもいい」ことにしたがるので
自分のことをアレコレとチェックする人間ではありません。
このブログもグーグルアナリシスというソフトを使うと、
どれだけアクセスやページビューがあるか分かるのですが、
ほとんど見ることはありません。まあ3か月に一度あるかないか。
まあ、そういうことも半ば「どーでもええ」と考えたいタイプ。

それが、今日の今日、「もしかしたら」と「資産価値レポート」について、
インフォトップの「売上管理」をみながらアレコレとチェック。
なんと・・・私の資産価値レポートその他の、総販売実績数は
1万部をかるーく突破していたのです。ビックリ。

まあ、考えてみればそうなりますよね。
この7年間の当研究所の収益の柱のひとつですから。
しかし、「1万」という数にはちょいとビビります。
数百円の書籍なら、1万部なんて物の数ではありません。
(拙著で1万部売れたものは僅少ですがw)
数千円から、モノによっては万を超える資産価値レポートです。

いつも言うことですが、私の資産価値レポートのリピート率は
かなり高いのです。最近は、あまり調べていません。
しかし、1万部のうち半分以上はリピート購入のはずです。
ということは、買っていただいた方は5千人未満、ということでしょうか。

さらに言えば、業者さんの購入も多いと思います。
中には「・・不動産販売宛の領収書を郵送してください」なんて、
堂々とメールをくださる方もあるほど。
「榊のレポートではこう書いてあったけれど」という質問に
どう答えるかの戦略を練るためなのでしょうね。
最近は少なくなった湾岸のタワーマンションでは、
モデルルーム来訪者の既読率が高かったと聞いています。
「領有書送って」という要請には、もちろんすべて丁寧に対応いたします。
まあ、1日に何十本も売れるわけではありませんから。

私がこのブログを始めた頃は、マンションをテーマにした
ブログその他はほとんどなかったと記憶しています。
今は雨後筍の如くに増えているようですね。
私のブログは、私が書きたいことを書くので、時々大いに脱線します。
しかし、基本は今でもマンションに置いています。

また、マンション市場については独自の視点を持っているつもりです。
私は他人について関心が薄いせいもあり、同業的な方々が
表明される見解などをほとんど気にしません。
「そんなもん、勝手にゆーてたらええやん」の世界。

資産価値レポートを作成したり更新するにあたって、いろいろ調べます。
時々、他の方のブログを見ることがあります。
モノによっては、それなりに面白いですね。
でも、私の資産価値レポートで参考にするのは、価格情報くらいでしょうか。

私は、資産価値レポートの中で「10年後」あるいは「20年後」に
そのマンションが市場からどのように評価されているのかを推論します。
私は、過去30年間首都圏のマンション市場を眺めてきました。
バブルもこれで3度目。その終わりは2回経験しています。

その経験と、自分なりの視点で「10年後はこうなるだろう」ということを
資産価値レポートには忌憚なく書きます。
時には「10年後には買値の半額でしか売れません」と、ハッキリ書きます。
「このマンションを買ってはいけません」とも言います。

そんな意見を表明している人は他にいないでしょう。
まあ、私はマンション業界のドン・キホーテみたいなもの。
水車を相手に戦ったりはしませんが(笑)。
しかし、私の見解を読みたい、という方が一定数おられて
彼らは1本を読むと、さらに他のエリアでも読みたくなる・・・
それで、何とか販売が進んで累計で1万1千本以上の実績。ありがたいことです。

最近は、何年も前に完売したマンションについての
問い合わせも多くなりました。
完売したマンションについては、更新時に外しています。
しかし、結構な需要がありそうなので、今後は過去のレポートについても
販売を行うことを検討しています。アーカイブですか。

そういえば、セミナーを開いた時には会場でも販売しました。
CDに焼いて、ネット販売の半額から6割くらい。
けっこう、たくさんの方が買ってくださいました。
最近はもろもろ多忙で、バリ島不動産投資以外のセミナーをやっていません。
実はセミナーというのは結構準備が大変で、負担が大きいのです。
バリ島は毎回同じメニュー。私のパートは少ないのでお手軽。
まあ、そんなことはいいとして。

現在、東京も大阪も、新築マンション市場は不振です。
もう「これからどうするの?」の世界になっています。
私も、資産価値レポートの制作や更新を続けつつ、
不動産売却のお手伝いやバリ島不動産投資のサポートなど、
「不動産屋」さん的な業務に手を拡げています。

もちろん、主体はマンションを中心とした住宅に関する
ジャーナリズム活動です。しかしながら、それだけでは食えないのが現実。
今年も、このあと著作に励むスケジュールになっています。
そういえば、4.5冊目の拙著が間もなく世に出ます。

「年収300万円でも家が買える」

すでに見本が届いています。

アマゾンでの発売は6月の3日のようです。
店頭に並ぶのもその頃。
本当は年収500万円から600万円くらいの人に読んで欲しい内容。
別に年収1千万円の方でも、十分に応用できる内容です。

さて、恒例の「バリ島不動産セミナー」を7月2日に開催します。
会場は馬喰横山駅徒歩1分。
「セトル」さんという仲介業者さんが入るビルの4階会議室。
ご好意でお借りできることになりました。
以前の会場よりも狭いので、定員は10名です。

7月23日 (土)榊淳司の不動産売却ご相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はバリ島不動産セミナーと同じところ。

開催日時:7月23日(土)13時~17時
開催場所:セトル 4階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

7月23日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

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2016/5/30 14:38 Comments (2)

2 Comments

まろたんさん、こんにちは。

もう30年も昔、東京に出てきて年間契約で雇われた金額が300万円。
世の中バブルでしたから、何とも不如意なことでした。
しかし、あの本は「年収200万円からの・・・」の焼き直しです。
もし、そちらを読まれたことがあれば不要かと。
1冊買っていただけると、本当にありがたいですが。

まあ、東京はまだしも、田舎に行くと年収300万円は高給取りだそうです。
日本の平均が409万円とからしいですからね。
東京だと、その倍もらっても子どもは都立へやるしかないでしょうね。
サラリーマンはキッチリと税金その他を取られますから。

あのバブルが終わるころ、平均給与は600万円近かったと記憶。
やはり、一度上がって下がっていますね。
生涯、一度も1千万に達せずに終わる人が大半ではないですか。

しかし、若い人が稼げないのを見ると、痛々しいですね。
逆に、なんもやっていないオッサンが高給はべっているのを
見ると、ムカムカとしてきます。

昔は年収300万円でも結婚していました。
「そのうち上がる」という期待があったから。
いまはね・・・

今日は早めに切り上げて、お神酒にします。

ごきげんよう 榊淳司

2016/05/30 18:08 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

「年収300万でも、家が買える」
「年収300万でも、嫁がもてる」(笑)

新著の上梓、おめでとうございます。
アマゾン経由で購入、拝読致します。
もう、
家も嫁も、いりまへんが。(笑)

しかしです。
私が二〇代後半のころ、四〇年前になりますがね、
年収300万でしたよ。 確か。
「並み」のサラリーマンでしたよ。

あれから四〇年の今。
「ええー」ですな。
ニッポン。この四〇年間。
いっぺん上がったが、降下ということですか。

家も嫁も持てる。
もち子どもも。
とは、できんでしょうか?

ま、時代はともあれ。
まずは隣人と、
笑って暮らしてゆきたいものです。
年収300万でも、ね。

ごきげんよう。

2016/05/30 17:21 | by まろたん

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