日本人の偉大なDNAを信じたい

平沼さんの新党「たちあがれ日本」が結成されたことを
私は、まずは喜ばしいことと受け止めています。
その目的に「憲法改正」が入っていますので。

そもそも自由民主党が1955年に結成されたときの目的のひとつが
この「憲法改正」であり「自主憲法の制定」であったことは
半世紀以上経過した今ではすっかり忘れられています。
そして、日本がこのように不甲斐ない国に成り下がったのは
何よりもアメリカ人の作った憲法に唯々諾々として60年以上従ってきた歴史と、
日教組を始めとした曲学阿世の輩に教育を任せてきたのが大きな原因です。

結局、民主主義国家の政治というものは、
少しでも油断すると政府は無節操な人気取り政策に走り、
権力者はその影で私腹を肥やすという
悪しき愚民化の方向へと流されていきます。
かつて、安直なアメリカ人どもが「民主主義のショーウインドー」ともてはやした
フィリピンという国が呈している、ただただ人気取り政策だけの惨状。
国民をしっかり教育しないままに民主主義システムを取り入れたばかりに
未だに幼児国家の域を出ていない韓国の現状。
さらには、カタチばかりの選挙によって恐ろしく強権的で
腐敗した政治家と官僚たちがのさばっているロシアの内情。
これらの例が、
かつてチャーチルを嘆かしめた民主主義という欠陥の多い政治システムが
いかに危険極まりないものかという本質を、見事に物語っているではありませんか。
日本も、これらの「民主主義システムの失敗例」のレールの上を今、
かなりのスピードでひた走っている観があります。
そういった、失敗のスパイラルから脱して、
国民を救済する方向に導くためには、
犠牲の多い「革命的改革」を行う必要があります。

かつて、日本には「明治維新」というよき前例があります。
あれだけのことを成しえた民族というのは
世界史全般を見渡しても、ほかに類例を見出せません。

我々には、あれから数世代を経ているとしても、
かほどの革命を成し遂げ、明治国家を作り上げた先人のDNAが
必ずや受け継がれているはず・・・と、私は信じています。

今回の平沼さんの新党結成記事を眺めながら
「これで何とかいい流れができないものか・・・」
と夢想するばかりです。


2010/4/11 23:22 Comments (0)

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