拙著「2025年東京不動産大暴落」の6刷りが決定しました。
何と、私の記憶が正しければ約1年ぶり。
刊行からは約1年半ぶり。書店で売れているそうです。
そして、私史上6刷りは過去最多。エヘン!
さて、今日のお話は大暴落よりもやや遠いところから。
「人は何のために生きるのか?」
これを哲学的に考えると、永遠に答えは出ません。
しかし、生物学的にはチョーカンタン。
「遺伝子を残すため」
人間の身体は遺伝子を未来へと運ぶ乗り物に過ぎません。
私たちの役割は、子どもを作って育てて、その子が
また次の子どもを作れるようにしてやること。
これに尽きますね。それ以外の役割はありません。
不幸にして子どもができなかった方は、残念でした。
ご自身で意図的に子どもを作らなかった方は、ご苦労さん。
どうぞご自身の人生を存分にお楽しみください。
これから子どもを作ろうとする方は、励みましょう。
例えば、源頼朝の遺伝子は残っていないことになっています。
もしかしたら、頼朝には娘さんがいて、
そこから伝わっている可能性はありますが。
薩摩の島津家なんかは、それを主張しています。嘘やろ!
まあ、どうでもいい話ですが。
織田信長には13男14女がいたとか。子孫はいっぱい。
その内の一人はフィギュアスケートの選手になっています。
徳川家康の子孫はウジャウジャいますよ。
あなたの身近にもきっと何人かいます。
十数年前、ある広告の営業マンが西国の大名家の名字が
刷られた名刺を私に出しました。「ほほう」となりますね。
「君はこの本家の出なの?」と聞くと、彼は屈託なく
「はい、本家です」と答えました。
どうもにわかに信じられません。
「君はあの・・国の大名・・家の本家なの?」 「はい」
どう見ても彼はその辺のどこにでもいるチャラい営業。
「あのね、・・家は幕末期に将軍家から養子を迎え入れて藩主にしているのよ。だから君が・・本家の人だったら、君には徳川家康の血が流れていることになるのだけど、それをお父さんやお祖父さんから聞いている?」
その彼、きょとんとしていました。
とっくに卒業しましたが、私の子どもひとりは
「日本で最も授業料が高い」という私立校に通っていました。
そこの生徒はもう、お金持ちがほとんど。それだけにあらず。
姓を聞くと「ふーん」となるようなのがチラホラ。
「・・君は、あの・・の流れかどうか聞いてみれば」
と子どもに聞かせてみると、ほぼみんなその通り。
中には戦国期に滅びたはずの家系の人まで混じっています。
小さな学校ですが、なぜか運動会は盛り上がるそうです。
学校の規模が小さいのでクラス対抗ではなく学年対抗。
「ふーん」と思いましたね。そこで私はひと言。
「お前ら、学年対抗とかやのうて旧幕府側と官軍に分けて戊辰戦争のリターンマッチにしたらええやないか。それで飽きたら関ヶ原のリターンマッチもできそうやで。その方が盛り上がるんちゃうか?」
まあ、どうでもいい話ですが。
遺伝子が生き残るには、多様性というものが必要だとか。
だから、親から子へとコピーするときにはわざとミスをするそうな。
つまり、新しい組み合わせのまざった遺伝子を作るのです。
まあ、何となくわからんでもありません。
財務省というところは東大の法学部出身者が大半だとか。
その中で麻布高校と開成高校の出身者がいがみ合っているそうで。
東大の法学部だらけなら、自然とそうなりますわな。
私はよう知りませんが、麻布は自由で伸び伸びという校風。
開成はガリ勉の受験一色。東アジア詰込み型。
だから、麻布出身者は開成をバカにするそうです。
ところで、ノーベル賞はどっちが多いのでしょう?
私の卒業した高校は多様性の模範みたいなところでした。
全校生の3分の1は商業科。残りが普通科。
私の同期で、京都大学進学者は5名、同志社3名?
立命3人くらい。京産5人ほど。その他大学進学10人?
あとはみーんな専門学校か就職。大学行ってへんやん!
同窓会もありましたが、4年制大学進学者は圧倒的な
少数派になっています。笑いますよ。
これこそ、本当の多様性でしょ。
共産党の知事が作った制度がそうさせたのです。
今はもう変わって、ほとんど大学へさえいけない高校だとか。
小学校はもっと面白い。通学区域に大きな同和地区がありました。
そりゃまあ、いろんな出来事がありましたよ。
中年以降になって、何度か同窓会に出席しました。
高校のよりそっちの方が楽しいですね。まさに多様性。
聞いてみると、その小学校の同級生で京都大学への進学者はゼロ。
僕みたいな同志社が、いちばん高偏差値の学歴になっています。
そういうのもまた、居心地が悪いものです。
まあ、それはいいとして。
同和の人たちでも、同窓会に出てくるのは堅気の普通人。
教員、水道局員、普通のOL、不動産屋、その他・・・
「・・君はどうしたん?」「あいつ、・・中毒で死んだわ」
みたいな会話が普通に交わされます。
小学生の時には一緒に悪さをした連中の顔が思い浮かびますね。
「・・、死んだんか」 心の中で黙祷。
それは自分の身近な人々が現在泳いでいる環境と
まったく異なりますね。それこそ、多様性。
同志社大学に入った時、その学生たちの均質性に驚きました。
ほとんどの学生が、中堅以上の進学校の出身者。
そして浪人経験者がほとんど。あの頃は特に。
みな、それなりの家庭の出身者ですよ。
もちろん、裕福な家庭やエリート家系もいますね。
だいたいはバカですが、中にはすごいのもいました。
まあ、あれも少しは多様性だったのでしょうね。
マンション業界周辺で20数年泳ぎましたが、
ここにはあまり多様性はありませんね。だいたいバカ。
まあしかし、その世界も居心地は悪くありません。
私は元々「馬の骨」ですから。背伸びも得意じゃありません。
その程度の社会がお似合いだったのかもしれませんね。
今は世間に文句を言うのを仕事にしています。
でもまあこの人生、遺伝子を残していること以外に
大して意味があったとは思いませんね。
せいぜい書いた本が少しは売れていることくらいですか。
ユーチューブ、第一弾は3万回を軽く超えています。
さて、日刊ゲンダイさんプロデュースの動画第三弾が公開。
ただのオッサンの話にしては上出来かと。
早稲田大学エクステンションセンターで開講
マンションの選び方、買い方、住み方、売り方
3回目になりましたが、早稲田大学の市民講座で
集中講義を行います。今秋の10/13, 11/10の2日間。
今回は新築中古のマンション市場の現場をどう歩くか、
実践的なお話を中心にお伝えしていきます。
を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。
開催日時:10月27日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室(以前の4階から2階へ変更になりました)
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
10月27日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は1組様。
待ち時間はございませんでした。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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