実は7日夕刻より当サイトのメンテナンスを行っており
アクセスが不安定になっておりました。
現在(2019.7.8.1730)、ほぼ回復しておりますが、
まだ不安定なところがあります。
まもなく正常化します。
不自由をおかけして申し訳ございません。
諸説ありますが、ロスジェネ世代とは今の37歳から47歳。
この年代の中に、私が今お付き合いしているメディアの
編集者がだいたいスッポリと収まりますね。
おっと、おひとり20代の女性がいました。すみません。
週刊誌の記者さんとか番組制作会社のディレクターさんも
だいたいがこのあたりのご年齢。今の社会の中核です。
ところが、この世代の所得が他に比べて極端に
低いことは衆目の知るところとなっています。
先日も安倍政権が対策を打ち出していました。
また、実はこの世代の人々は都心エリアでの
マンション購入層の中心にもなっているのです。
少し前までは、30代は郊外でファミリーマンションを
買ってくれる年齢的なボリュームゾーンでした。
ここ10年ほど、郊外型の大規模ファミリーマンションが
すっかり売れなくなりました。もちろん、供給も減少。
これは最近の若いカップルが共働きになっていることが
主たる原因のように言われます。だから郊外に住まないと。
しかし、実はロスジェネ世代の正社員比率が低いのも
原因のひとつではないかと私は考えます。
政府の対策を見ていると、正社員になるのを促すために
職業訓練みたいなものが入っていましたが、
そんなことでどれだけの効果があるものでしょうね。
うまい解決法なんて、ほぼないと思えます。
このロスジェネ世代は27歳から37歳の時に、
あのリーマンショック後の大不況を経験しています。
目の前で大量にリストラされている中高年を見ました。
場合によっては、自分さえ「雇い止め」になったり。
あるいは自分が勤めていた会社が倒産したり。
不動産の業界人にはそういう人が結構いますよ。
そういう世代の人々は、我々の世代のように
「35年間ずっとローンが払えるよ」なんて、
根拠もない楽観的思考ができないのではないですか。
もちろん、そういうことには個人差がありますが。
あと、この世代は社会人になった時点でネットが
ある程度普及していました。アナログ時代を知りません。
何かを調べる時には図書館や本屋に行くよりも
ネット検索で済ませてしまうことに慣れた世代。
つまり、ネットの中にある情報をそのまま疑いなく
受け容れることに抵抗がない世代でもありますね。
その分、私らのようなジジイ世代から見ると浮薄。
「ネットに出ていたから事実」と考えてしまったりします。
実のところ、ネットから得られる情報というのは
「自分が知りたいと思うこと」しかありません。
なぜなら、自分で検索して「知りたい」と思う
ページにしかアクセスしないからです。
また、この世代はSNS普及の中心になりました。
特に「群れたがりたい」タイプのロスジェネにとって
SNSは格好の場所とシステムを提供しましたね。
ただ、これが何かのメリットを生み出したのでしょうか。
私はただおしゃべりの利便性を高めているだけの
ようにも思えます。あとは承認欲求の無意味な助長。
あと、ロスジェネ世代はタワマン需要層の中心です。
川崎市役所のお方が行っていましたが、武蔵小杉の
タワマンにはもう少し年配者の入居を想定していた、
それよりも若い子育て層が多過ぎたので保育園が
足らなくなってしまった云々・・・
10年前は、港区のタワマンは年収1500万円超の
アッパー層が需要層の中心で、武蔵小杉は1000万円層。
年収が800万円未満の関東ローム層は湾岸埋立地のタワマン、
という図式がある程度できていました。
その頃からタワマン需要の中心はロスジェネでしたね。
かつて団塊の世代は受験も就職もサラリーマン生活も
猛烈な競争の中で生きてきたことによって、
何かと「俺が俺が」人間の割合が多くなったそうな。
そしてロスジェネ世代は猛烈な不況下で就職と
社会人人生を踏み出した結果、どうにも屈折した
タイプが多いように私には思えます。
つまり、承認欲求があるのだけれども、真正面からこない。
それこそブログやSNSの匿名から入ってくるタイプ。
そこで狎れ合える仲間を集めて排他的な群れを作る。
ちょっと前に流行った「サロン」なんかがそれ。
そういうのを見ると、ゲンナリしますね。
逆に、ロスジェネにもかかわらず競争で勝ち上がり、
今も生き残っているタイプはかなり強いですね。
ほとんど屈折していません。なぜなら勝ち組だから。
こういうタイプもよくタワマンを買っています(笑)。
ロスジェネというのは、私の半世代後輩たちです。
傍から見ていると、この世代はかなり複雑ですね。
この世代の負け組はちょっと付き合いにくい連中。
勝ち組は大好きです。話を合わせやすいから。
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多少の待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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