私の職業人人生の最初の3分の2は広告屋で、
その後の3分の1はジャーナリストの端くれ。
まあ、これから10年ほど今の仕事をすれば
半分半分になるでしょうか。10年できるかどうか
よー分りませんが。まあまあ(笑)。
広告屋時代、もっとも怪しげな肩書は
「プロデューサー」でしたね。これを名乗る人間に
ロクな奴はおらなんだと記憶しています。
分かりやすく言えば「口だけ」。
私はグラフィック広告の制作を営む小さな
会社を経営していましたので、まあ何でもやります。
オツムの演算能力と記憶容量は多少ありますので、
仕事を与えられたらちゃっちゃかと手配します。
クライアントのニーズを踏まえて様々な提案をし、
グラフィック広告以外の手配もします。
そんなん、別に難しいことではありません。
ちょっとした理解力と想像力があればできること。
まあ、そういう人間ですから便利遣いされます。
それで「千原(本名)はプロデューサーや」と
言われたことが度々あります。なーんも嬉しくない。
私は基本的にクリエイターなのですよ。
一緒に動く代理店の営業がプロデューサー的な
動きをしなければいけないのに、そいつが無能だから
代わりに私がサポートしているだけのこと。
私はプロデューサーなんかにちっともなりたくない。
アレは立ち位置からして、基本的にインチキ野郎。
映画のプロデューサーは基本的にお金集めが仕事。
クリエイティブの才能がないけれども映画創りがしたくて
なおかつ金集めの上手な弁が立つ半端な奴の仕事。
クリエイターから見ると、落ちこぼれですがな。
さて、不動産業界においては、コンサルタントですね。
いかにもインチキ臭いにおいが漂っています。
どういうわけか、私も時々コンサルタントです(笑)。
だって、私は宅建業の免許を持っていません。
知事免許を持たない人間が不動産取引にかかわると、
お金をもらう場合の請求名目は「コンサルタント料」。
もらいますよ、コンサルタント料。
場合によっては1回に何百万円。まあせいぜいそれくらい。
これって、広告業界の「プロデュース料」と
どこか似ていますね。基本的に「口利き料」。
まあ、何かやっているようでなんもやっていない(笑)。
単に、物件や案件や人や会社をつないでいるだけ。
私は基本的に自分をクリエイターだと思っています。
「無から有を生み出す者」 カッコいいでしょ(笑)。
でも、実際にはその通りなんですよ。
カタチのあるものではなく、アタマから出たものを換金。
長らく、文章を売っていました。
コピーライターの頃は「文案」でしょうかね。
今は「原稿」ですね。本を書くと「印税」をもらいます。
最近はしゃべくりも加わりました。
テレビに出たり、講演を引き受けたりします。
早稲田大学エクステンションセミナーの講師とか。
ごくごく最近は、ユーチューバ―ですね。
これって、割と楽しいので少しはまっています。
ユーチューブのおもしろさは、すぐに結果が出ること。
受ける話と受けない話が1時間後には数字で出てきます。
表現者としては、かなりビビッドに面白い。
しかも、失敗しても全然オーケー。受けないだけですから。
私は実名(筆名ですが)と顔出しでやっています。
別に、実名を隠しているわけでもありません。
スタートした時が筆名だっただけの話なので。
リスクもありますが、醍醐味もすごいのがユーチューブ。
それでいろいろ発見もありました。
普段、私がどんな表情で喋っているのかよく分りました。
かなりコミカルなオッサンですね。目つき鋭い(笑)。
まあ、飽きない限りしばらく続けます。
ただプロデューサーには戻りたくない。
コンサル料はもらっても、コンサルタントを本業に
したくありません。喋るのを職業にするのはいいのですが、
常に中身のあることを言いたいですね。
私は本来、プロデューサーやコンサルに
向いているのかもしれません。
でも、そっち系は好きではないのです。
あくまでもクリエイターでありたいと思っています。
この相談会を開催して3年余り。
すでに十数物件、総額5億円以上の相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:7月13日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は3組様。
多少の待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
如月さん、こんにちは。
その記事、私も読みました。
まあ、前から知られていた動きではありました。
タワマンに対する無分別な賞賛・・・
みたいなものは無くなりつつありますね。
逆に、こういうまともな動きも出てきました。
いいことだと思います。
不動産業界からのクレームはありません。
以前は、一部から賞賛の声があったくらい。
私はいたってまともなことを発言し、書いているつもりです。
真正面からは何も言えないのでしょう。
批判の声はだいたいノイズ程度に聞こえます(笑)。
また、コメントをお待ちしています。 榊淳司
2019/07/11 15:22 | by Sakaki Atsushiいつもブログ更新を楽しみにしています。
7月11月付けの東洋経済オンラインで「神戸市がブチ上げた「タワマン禁止令」の波紋」という記事が掲載されました。
神戸市三宮地区のタワマン建設急増で、住民が周辺部から移動し、人口バランスが崩れたことでタワマン建設にストップをかける条例を来年から施行するそうです。
デベロッパーは反対しているようですが、記事内では神戸市の調査会では将来「スラム化の恐れがある」との発言もあったそうで、今後はこうした自治体からのタワマン規制が相次ぐかもしれません。
もっとも横浜や東京中央区では以前から規制していましたが。
榊さんの近著「限界のタワーマンション」はまさに今旬の話題を掘り下げたベストタイミングの本になりそうです。
ところで、この本売れているようですが、不動産業界からクレームなどは来ないのですか?
2019/07/11 07:17 | by 如月五月RSS feed for comments on this post.