暴落は意外に早いかもしれない、という予感

どうやら、この新型肺炎はかなりの強敵ですね。
このままでは、東京五輪の開催は危ういと思います。
そんなん、ここ1,2か月で終息するとは思えませんから。
そうなると、経済への影響は避けられません。

実は昨日、不動産の売却相談会を開催していました。
5組ほどお見えになりましたか。
ほぼ全員、「五輪が終わったら下がりますか?」と。
まあ、私のブログや動画をご覧になっていますから。

私が思うところ、日本経済はかなりやばそうな気配です。
企業の業績が急速に悪化している気配を感じます。
しかし、それが雇用にまで及んでいないので見かけは平穏。
ただ、目立たないところで悪化は進んでいます。

弁護士業界では「破産村」というクラスターがあるとか。
そのあたりが、徐々に忙しくなっているそうです。
つまりは、行き詰ってお手上げの企業が出てきている。
今はそういう状況ではないでしょうか。

ただ、不思議なのは株式市場ですね。反応なし。
この3月期は減収減益の嵐になるはず。
ところが、一向に下落の気配がありません。
日本銀行が毎月6千億円ほど買っているそうです。
その他、年金基金も株を買っているとか。
こんな国、他にあるのでしょうかね?

私から見ると、世界中の国がインチキをやっていて、
その度合いが強い国から破綻してっている感じです。
もうすぐ南米のアルゼンチンが何度目かのデフォルト。
インドは宗教政策を間違えたために不穏な情勢。
ミャンマーも、同じような過ちを犯しています。

トランプ君はかなりインチキをやっていますが結果オーライ。
彼はかなり強運の持ち主ですね。そう思わざるを得ません。
思慮が深いわけでも、知性や教養があるわけでもなく、
直感だけで物事を判断しているように見えますが、大過なし。

このままでは、再選も果たしてしまいそうな勢い。
民主主義とは、本当に最悪のシステムかもしれません。
今まであったどのような政治システムをも除いた場合ですが。
チャーチルという人は、本当によく分かっていた。

さて、目下のところ私は不動産市場の未来を占う、
という使命を負っています(勝手にね)。
五輪閉幕後はなだらかな下落、というのが従来の見解。
ところが、今のままでは五輪の開催が危うい情勢。

昨日も同じようなことを5回以喋った気がしますが、
東京のマンション価格は五輪の後に、明解な下落を
経験する可能性があります。例えば、年内に1割とか。
その後もズルズルと下がっていきそうです。

何といっても、実力以上に値上がりしています。
その調整だけでも3割程度はありそうな感じがしますね。
ただ、そうなる背景には明解な不景気がありそうです。
今はまだ、そういう不況感は漂っていません。
しかし、来月から再来月あたりに出てきそうです。

人間というものは、今見えている風景からしか
物事を想像できない、という習性を持っています。
そこを乗り越えるのがクリエイティブな能力。
それを持つのは、ほんの少数の人々です。

大半の人が、現実の延長線上の世界しか描けません。
例えば、1億円のマンションは1億円のプラマイ
20%程度の変動しか想像しないのです。
しかし、その1億円のマンションは過去に5千万円
だったこともあるのです。私は、それを覚えています。
しかし、多くの人はそれを忘れているのです。
業界人だって忘れていたりします。

今1億円のマンションが5千万円だった時と、
物価も彼らの給料もさして変わらないのですよ。
不思議ですね。そういうことを忘れるとは。
でも、今1億円のマンションが5千万円になったら、
彼らはきっと思い出すでしょう、昔のことを。

あと少しで、彼らの記憶力を覚醒するような風景が
目の前に現れるかもしれませんね。

2020年3月14日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

この相談会を開催して約4年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。

開催日時:3月14日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は5組様。
多少の待ち時間が発生しました。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2020/2/16 14:48 Comments (0)

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