本日発売の写真週刊誌フライデーに、住友不動産分譲の
タワーマンションで施工不良が明らかになった、
という赤裸々な記事が出ています。私もコメント協力。
早速全文を読んでみましたが、結構ひどい施工不良。
住友不動産が全面的に補修工事を行うようですが、
二重床や二重天井までやり替えるとなると大変。
施工期間は1年くらいはかかりそうですね。
その間、住人は仮住まいということになります。
それこそ2016年に発覚した「パークシティLaLa横浜」
以来のマンション施工不良事件、となりました。
こちらは建て直しとまでは行かないまでも、
それに次ぐ大規模な補修工事になるでしょうね。
スケルトンに戻して内装再施工、くらいの勢い。
業界ではまだ話題になっていません。
まあ、そのうち衝撃が広がるでしょう。
何といっても売主は業界トップを続けた住友不動産。
場所は横浜の端っこではなく渋谷区恵比寿。
駅から徒歩7分の、まあまあの立地です。
このマンション、当面中古では売れなくなりますね。
さて、これから広がる波紋について考えましょう。
まず、多くの人が感じる第一は意外性。
「大手企業が作ったタワマンでそんなことがあるのか?」
テレビの情報番組でいかにも取り上げられそうな視点。
武蔵小杉の浸水被害の時がそうでしたから。
まあ、起こってしまったから「あり得る」としか
お答えの使用がありません。人間のやることです。
ミスがあって当然なのですよ。ミスかどうか知らんけど。
大手であろうが中小であろうが、やるときはやる。
次に起こりそうなことは、売主企業への不安。
「住不の作っている他のタワマンは大丈夫なのか」
まあ、そういうことになってしまいますわな。
住不タワマンにこれから入居しようとする方は、
ちょっと嫌な感じの不安を抱えますよね。
すでに住んでいる人で、違和感を抱いていた方は
「もしかしてウチの物件は大丈夫なんやろか」
なーんて疑心暗鬼になってしまったりもします。
だから今回の事件、ちょっと大変かもしれません。
こういうことは住不のような大手が売主になっていても
起こり得ます。いままでも結構ありました。
鹿島のようなスーパーゼネコンでもやらかす時には
盛大にやらかしていました。結構びっくりしますよ。
過去のそういう「え、あの大手が」といった事例を
集めてまとめて解説を加えたnotoの記事を、
去年の6月にリリースしています。
これは有料で990円です。誰にでも読まれると
よろしくないので、ちょっとお高めに設定。
住友も三井も三菱も野村もオールスターそろい踏み。
スーパーゼネコンも「え、あそこが」が・・・
あるいは準大手の「あの会社が危ないのか」という
データをしっかり示していますので、
ご興味のある方は読んでみてください。
本日の動画です。
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約5年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:4月10日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(2月)には待ち時間が発生していません。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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