マンション市場、少し風向きが変わりつつある感じです。
多少なりとも売れていた都心の新築が鈍っています。
さすがに高くなりすぎているので、普通の人は
買えなくなっているからでしょうか。
そりゃ、坪単価が500万円を超えれば、買える層は
限られてきますね。それが600、700当たり前に。
もうまるっきり「借りた方がええやろ」の水準です。
でも、だからといって値下がりの兆しはなし。
新築はまだ上がりそうですよ。土地は上がってますから。
しかし、少し郊外へ行くと普通の物件が死屍累々。
建物ができて1年以上も完売しない物件なんて当たり前。
だから、一部の値引きをいとわない物件のみ完売。
さて、コロナはもうすぐ終わることが見えてきました。
愚図な日本でも秋からワクチン接種が本格化します。
そうすれば、イギリスのように目に見えて終息へと
向かうはず・・だと、私は期待しています。
すでにアメリカや欧州では株価が上がっています。
日本はなぜか止まりましたね。その理由は多分、
日銀のETF買いが限界に達したことじゃないですか。
だから最近はトピックスに注目が集まっています。
まあ、それはいいとして・・・
どうやら東京五輪は中止の気配が濃くなってきました。
まだわかりませんが、仮に中止になったら
マンション市場にもそれなりに影響があります。
痛いのは、やはり湾岸でしょうね。
湾岸というのはちょっと浮ついたエリアです。
街も住まいも、人までもが「新しい」ところ。
それだけに、五輪の開催は湾岸らしいイベントでした。
これが無くなるとなると、ちょっと寂しいですね。
「五輪が開催された場所」になるはずが、
「幻の五輪会場跡」となり、不運なイメージになります。
まあ、そんな街は世界中探しても東京の湾岸だけ。
マンションの資産価値にも影響はあるでしょうね。
あと、今年の後半はワクチン効果による反動好景気が
期待できるのですが、その逆もあり得ます。
好調だった「巣ごもり需要系」は萎んでしまいます。
情報機材だとか白物家電、インテリアなどです。
逆に一気に爆発するのは観光や運輸系でしょうね。
それで、マンションはというと・・・・
どちらかというと萎んでしまう方に入りそうです。
その理由は、コロナによる中古マンション市場の
好況や戸建てのバカ売れなどは、基本的には
需要の先食いだった可能性が高いからです。
だから来年の中古マンション市場はただならぬ
不調に見舞われる可能性もありますね。
その頃には、売り物も急増しているかもしれません。
コロナで慌てて買ったけれども、やっぱり不要
なので売ってしまう、なんていう物件です。
まあ、先のことはどうなるかわかりません。
「巣ごもり需要」なんて想像もできませんでした。
しかし、世の中の動きにはすべて反作用があります。
上がったものは、いつか下がる運命にあります。
そう考えて眺めるしかありませんね。
本日の動画です。
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当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
すでに十数物件、総額10億円近い相談物件を
ご希望価格に近い成約で売却できました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
そして、最善の売却プランをご提案します。
売らなくてもいい物件の売却はお勧めしません。
会場はいつものところです。
開催日時:5月15日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(4月)には待ち時間が多少発生しています。
次回も同じようになるかどうかは分りません。
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