出身高校は圧倒的な「非大卒」系だった

今、読んでいる本は橘玲の「上級国民/下級国民」。
この方は、「言ってはいけない」真実をえぐるのが得意。
日本社会はまず「大卒」と「非大卒」で二分されるとか。
まあ、そうですね。私自身、ビジネス上で
「非大卒」の方とお話することはほぼありません。
むしろ「院卒」か、それクラスの方が多いような。
弁護士とか医者はそのクラスでしょ。

私は私立文系野郎です。大卒の中でも
学部別の分類ならいちばん下ではないでしょうか。
マンションの広告を20年以上創っていましたが、
まわりはほぼ私立文系か、もしくは美大系。
あまり学歴なんて意識しませんでした。
特にデザイナーさんは専門学校出身者が多かった。

私は30歳くらいの時に慶應義塾大学の文学部を卒業。
まあ、趣味で学んだ二つ目の大学でした。それも学部。
マンション専門の広告屋をやっている時には、
学歴なんか関係ないので、それを言うこともなかった。

「榊淳司」は言論活動をします。だからプロフィールを
公開するのが普通ですね。始める時、ハタと思いだしました。
「ワシ、ケーオーの卒業証書も持っていたはずや」
それで、調べなおしてプロフィールに書きました。
これが、予想外の効果でしたね。ちょっとビックリ。

まあ、細かくは書きません。
ただ私は「若き血を」も知らんかった(笑)。
神宮で六大学を観る時は、なぜかいつも東大の
学生応援席に行きます。いちばん空いていて快適。
東大には何の縁もゆかりもありませんけどね。
そういえば、ここ何年か「早稲田大学」の教壇に
立って、えらそうな「講義」をやっていますよ。
早稲田にも何の縁もゆかりもありませんが。

まあ、そんなことはいいのですが、私が今のような
「大卒」ワールドにどっぷり浸かったのは、
やっぱり大学に入って以降ではないでしょうか。
高校時代は日本社会の縮図のような環境でした。

私の通った京都府立鴨沂高校は、日本共産党が長らく
京都府政を壟断した宿痾のような存在でしたね。
教師どもはまるでやる気なく、ストまでやっていました。
かつての名門校も凋落。ただの不良と落ちこぼれの集団。
それでも、同級生は現役で5人ほど京大に行きました。
同志社へは4人くらいでしょうか。よー分かりません。

3年で卒業できずに留年したり退学した連中が
同期の1割以上はいたと思います。2割かもしれません。
卒業してから2年ほどたったころ、悪仲間が
誰かの家に集まって酒を飲んでいました。

話題が「いつ卒業した?」ということになりました。
順番に「俺は1年ズレたかな」「ワシは中退や」・・
3年で卒業したのは少数派でしたね。そして私の番。
「いや、僕は3年で卒業したで」というと、
彼らの大半がギョッとした目を向けてきます。

「おい千原(本名)、アホ言うなよ」
「いや、ホンマやん。3年で卒業した。ほら・・と一緒や」
「おい、ここで見栄はらんでもええやないか。何年かかってん?」
「いや、3年で卒業したて」 やや空気悪。

「ほな、お前、今何してんねん?」
「何してんねんて・・大学生やん」
「大学生? アホか・・どこの大学行ってんねん?」
「・・いや・・同志社やけど・・」
「嘘やろ!」 かなり本気の怒りを感じました。
「いや・・ホンマやねん・・悪いけど」
なんで「悪いけど」と言わなければいけなかったのか、
よく説明できませんが、その場で大学生は私一人でした。

3回生になった時、母校に教育実習を申請しました。
しばらくたつと、自宅に元の担任から葉書が届きました。
「一度学校に来てください」 ふーん、と思いました。
母校を訪ねると、その元担任がいぶかしい顔。

私は高校3年間で、学校から3回処分を受けました。
「自宅謹慎5日間」「無期限自宅謹慎」さらには
「生徒部長訓戒」。それぞれ、職員室前廊下に掲示。
まあ、、今でいえば立派な人権侵害ですね。
でも、当時のサヨク教師どもは自分たちの利益優先。
たてつく生徒はほっぽり出すのが一番という発想。

ただ、私はなんとか耐え抜いて3年で卒業しました。
卒業式の快感は、人生で最高ではなかったかと思います。
卒業に比べれば受験なんてへでもなかったですね。
あのサヨク教師どもの呪縛から逃れた快感と開放感は、
今でも忘れません。高校卒業が、私には人生の最難関。
よくも3年で卒業できたものだと思いますね。
そんな私が同志社大学から教育実習でやっくる・・

聞くと、私が教育実習にやってくるということが
職員会議の主要議題となって、延々紛糾したそうな。
その結果「千原君が本当に教師になりたいというなら」
という条件で受け入れることになったとか。
その確認役が、いぶかしい顔の元担任。
彼は教員ストの時に赤旗を読んでいましたね。

まあ、そういうのが私の出身高校ですよ。
おかげですっかり左巻きの連中の正体が分かりました。
その後、我が鴨沂高校は日教組の巣窟となったことで凋落。
一時は大学進学者さえ珍しい最底辺の府立高校に。
最近、ようやっと巻き返しの兆しが出てきたとか。

そんなワケで、私の高校の同級生は大半が「非大卒」です。
だから私は、あの世界を多少は知っているつもり。
その後の人生に役立ったかどうかは別ですが。
ただ、母校のことは好きですよ。いい思い出は少ないけど。
御所の隣の、なんか雰囲気のある高校でした。

本日の動画 ↓

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当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
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わたくしが無料で受けさせていただきます。
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会場はいつものところです。

開催日時:2月5日(土)13時~17時
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(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
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ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2021/12/5 21:04 Comments (0)

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