「金利が上がれば住宅ローン契約者の3分の1は破綻」
なーんて記事を、ヤフーニュースで読みました。
私が書いたものではございません(笑)。
でもまあ、それなりに興味深かったですね。
変動金利を選んでいる人が73.8%で、
そのうち9割以上の融資率となっているのは44.8%。
ここから考えて全体の33%の人は「危ない」とか。
そう言えなくもないけど、そこまではないでしょう。
せいぜい、全体の1割か2割程度ではないかと。
来年4月に交代する日本銀行の総裁人事が注目を
集めていますね。中曾か雨宮か、なんて巷の噂。
要はリフレ派か緊縮派か。財務OBか日銀Pか。
まあ、順当に行けば雨宮さんだということ。
そうなれば異次元金融緩和もいよいよ終了。
少しずつでも金利は上がるでしょうね。
私の予測では来年中に0.25%が2回で0.5%。
さらに2024年にも0.5%分を上げて1%に。
それでやっと、日本の金融政策も正常化。
しかし、困るのは変動金利で住宅ローンを組んだ人。
年に数十万円の負担増に喘ぐことになりそうです。
余裕をもってローンを組んだ人は何とかしのげても、
カツカツの人はたちまち返済困難に追い込まれます。
そもそも、金利が0%であること自体が異常です。
そんなことが未来永劫続くわけがありません。
現に、世界の主要国で今もゼロ金利政策を
続けているのは日本だけ。だから円安です。
いわば通貨政策では日本が一人負け状態なのです。
来年4月、日本銀行の総裁が交代すれば、
日本もゼロ金利政策を終了するのは自明でしょう。
そうなれば、住宅ローンを返せなくなる人が
少なからず出てきても不思議ではありません。
さらに言えば、金利が上がれば不動産価格は下がります。
「マンションを売却してローンを精算」という
選択肢がいつまでも有効かどうかは分かりません。
1年で2割程度値下がりすることも十分あり得ます。
長らく続いた異次元金融緩和も、とうとう最終期。
今の状況が今後も続くと考えてローンを組むと、
数年後に「こんなはずではなかった」となる
可能性大いに高まってきています。
本日の動画 ↓
当日は会場に消毒液や空気清浄機を用意し、
私もマスクを着けて対応させていただきます。
この相談会を開催して約6年。
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開催日時:10月8日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)
当日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
ちなみに、前回(9月)は待ち時間は発生していません。
ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。
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