いま日本に必要なのは消費税の減税

私がかばんひとつを持って東京へやってきたのは
1987年の4月でした。あれから約39年になります。
ちょうど、日本はバブルでした。その時、24歳。
なーんも分かっていなかったですね。

今また、日本は局地的な不動産バブルです。
なんか、あの時をちょっと思い出します。
あの当時も「坪単価2000万円」のマンションが
飛ぶように売れていた記憶があります。

「歴史は繰り返す」のではなく「韻を踏む」のです。
「一度目は悲劇として‥二度目は喜劇として」。
今の局地バブルが弾けると、それは「喜劇」ですかね。
まあ、ある程度分かっていたのに弾けるバブルですから、
悲劇ではなく喜劇と言ってもいいかもしれません。

私は「35年ローン」でも非現実的と言ってきました。
それが10年ほど前から「ペアローン」が普及し始めて、
今では「40年」や「50年」が当たり前になっています。
そもそも、おかしくありませんか。日本は人口が減り、
経済は成長しない社会なのです。よくいえば、成熟。

悪く言えば衰退期に入っている、と言ってもいいでしょう。
そんな国で、マンションの価格が短期間に急上昇。
三田ガーデンヒルズなんて、すでに新築時の2倍。
家賃の50年分になっていますぜ。おかしいんとちゃうの!

ただ、日本経済全体のパフォーマンスは悪くありません。
この国は多くの矛盾を包摂しながら、かなり健全な状態。
しかし、周辺の国はかなりヤバい状態。韓国は
もうすぐ外貨が足りなくなって・・パリンといきそう。
中国は経済崩壊が誰の目に可視化する日が近づいています。

アメリカは不法移民によって経済成長が支えられてきたのに、
トランプはそれを堰き止めた上に関税という麻薬に
手を出してしまいました。その矛盾がもうすぐ露呈します。
AIバブルも間もなく弾けそうな気配が濃厚です。

最近、高市さんの経済政策が危うく思えてなりません。
確かにGDPはマイナス成長ですが、そこをあまり気にしては
今の日本経済を見誤ります。個人消費が落ち込んでいるので
GDPがマイナスに振れるのは仕方のないことです。

景況感を高めたければ、消費税の減税が最も効果的です。
なのに補正予算を組んで財政出動するのは筋悪な景気刺激策。
財務省に騙されたのではないでしょうか。アーメン。
アベノミクスは2013年当時は有効な施策でした。
しかし、今の日本は財政出動よりも消費税の減税でしょ。

日本の産業構造はかなり安定してきました。
だから、雇用情勢はおおむね良好です。不景気ではないのです。
今必要なのは、富の移転です。富裕層に対して課税して、
その分を低所得層に回せるような施策ではないでしょうか。
そのために、消費減税は最も有効だと思います。

本日の動画 ↓

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開催日時:12月6日(土)13時~16時
開催場所:セトル 2階会議室
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

当日土曜日の13時から16時まで、
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とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
混んだ場合は1組様30分程度とさせていただく場合もございます。
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ただ次回も同じようになるかどうかは分りません。

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2025/11/29 13:53 Comments (0)

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