中国に資本主義が無理な理由

たまには小難しいことでも書きましょうか。
中国では資本主義がうまくいかない理由など。
あの国、今は改革開放以来の経済減速に見舞われ、
アップアップ状態ですね。間もなく共産朝も崩壊。
と私はユーチューブで公言していますww。

まあ、私みたいな「場末の文句言い」がほざいたところで、
世間は見向きもしません。それがまた安心材料。
中国共産党に目を付けられたら、交通事故に
遭うかもしれませんからね。くわばら、くわばら。

資本主義というのは経済の仕組みであり、
政治思想ではありません。産業革命以降のイギリスや
それを追いかけるドイツの経済発展を眺めていて
「これは資本主義や」と言い始めたのは、
19世紀にドイツに住んでいたユダヤ人のカール・マルクス。
こいつが「資本論」という本を書いたわけですよ。

カンタンに言えば貪欲な金持ち(資本家)が生産設備を
保有して、そこから富を生み出し、どんどん拡大再生産・・
金持ちの欲望に任せていたら、これがエスカレートして
労働者を搾取するからよくないやろ、という理屈。

これに対して社会主義は、言ってみれば政治思想です。
そんな強欲な資本家から生産設備を取り上げて
得られた利益はみんなで分けたら平等になるやん、
という理屈。一見よさそうだけど、その実験は全部失敗。

いままで社会主義を実践した国は幾つかあったけれども、
ぜーんぶ「みんなが貧乏」になっただけで終ったのは公知。
そこで1980年代に中国で実権を握った鄧小平という
オッサンが「これからは資本主義でいくで」と宣言。
それをキレイくいうと「改革開放」となったわけです。

これが一見、凄まじく成功したわけですよ。世紀が変わって
2000年代、年率十数パーセントの経済成長。2010年には
日本を抜いて世界第2位の経済大国になったのですわ。
しかし、最近は急激に失速して、あの体たらく。
街に失業者があふれ、商店は締まり、政府はイライラ。

習近平君はあの国を社会主義に戻そうと躍起。
まあ、がんばってちょうだいよ、うちら知らんし、の世界。
あのオッサンが社会主義に戻そうとすれするほど、
中国の停滞は底なしの泥沼に沈んでいくこと請け合い。
まあ、あの国がどうなろうと知ったことではないけど。

習近平が邪魔しなくても、中国の経済崩壊は自明の道。
なぜなら、人間の欲望をエネルギーとする資本主義は
しばしば「行き過ぎる」ワケですよ。人の欲には
際限がないから、金持ちはいくらでも金を欲しがる。
だから、どんどん投資して供給過剰になるのが
資本主義経済の国の常。その度に経済は不況になるワケさ。

ところが、あの国は共産党が支配していて、共産党は
「絶対に間違わない」ことになっているから不況はあり得ない。
今まで何度か不況になりかけたのを、無理くり回避。
どうしたかというと、市場におカネを注ぎ込んだのよ。
その度にバブルが膨らんで、膨らんで、ここまできたワケ。

それで「もうこれ以上は無理」となったのが2020年頃。
ちょうどコロナもやってきたので、おカネの供給を停止。
途端にバブルが弾けて、あのザマ・・と言うワケ。
ここで資本主義国の政府なら「今までの政策が失敗だったの。
ごめんね」となるけど、中国ではそれが絶対無理。
だって、共産党は何があっても「正しい」から。

そこで、今の中国共産党が考えているのが「不動産は
ダメでもEVやAIやロボットなどの成長産業があるからOK」。
でもね、世界はすでに中国を見限っているのよ。
確かに、中国のEVやAIはすさまじく競争力を付けたけど、
こういった産業も長くて20年くらいの寿命かな。

というのは、中国のそういった先端産業は日米欧の
技術をサル真似か盗んだものが基本。真似したり盗めなくなれば
途端に陳腐化してしまう。例えば、中国のEVは今、
東南アジアで日本車を駆逐している‥ように見えるけど、
数年経ったら元の木阿弥ではないかと思いますよ。
かつてベトナム市場の二輪車がそうであったように。

今、日米欧の企業は急速に中国からデカップリングしている。
中国が資本主義国の基本が根付かない国、という現実に
気付いてしまったのよ。つまり、あの国では資本主義的な
経済発展には限界があり、基本は共産党支配の国‥であると。

資本主義がうまくいくには、基本的に3つの条件が必要。
1 貪欲な資本家がいる これは今の中国でもクリア
2 国民にモラルがある(約束を守る) 中国人には基本、無理
3 政府か過度に介入しない 共産中国には絶対無理

だから、中国という国には資本主義的な経済発展が
継続する基本的な条件が欠けているわけですよ。
それを欧米の政治家や企業人はやっと、やっと、気づいたの。
だから今、日米欧の企業は基本的に中国から「手を引く」
フェーズに入っているワケ。ただ、ヤバいことに
日本の一部のジジイ経営者は、まだその現実を分かっていない。

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2026/8/24 15:12 Comments (0)

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