谷垣総裁は菅以下? 来年も波乱万丈です

菅さんがヘマを続け、仙谷が度々ゴーマンかましているので
最近すっかり見なくなったのですが、
自民党の谷垣さんは何をやっているのでしょうね?
野党であるせいであまり目立っていませんが、この人もかなりKY。

尖閣諸島の問題が起こり、逮捕された船長の釈放を
北京政府が強硬に要求している9月25日に、
次のような発言をしています。

「騒いで得をするのは中国で、問題を深刻化させないことが一番大事だ。直ちに国外退去させた方が良かった。最初の選択が間違っていた」

てことは、総理が菅さんじゃなくて谷垣君だったら
即刻釈放していたってことですか?
この人、菅さん以上に「分かっていない」ようです。

民主党があれだけポカをやり続けているのに、
自民党の支持率がわずかにしか伸びない原因は、
谷垣君にあると私は思っています。
何をやっているのか、何を考えているのか、サッパリ分かりません。

元全共闘の菅や仙谷が左にブレることでコケまくっているのだから、
保守政党である自民党は、しっかり保守カラーを出すべきです。
ところが、谷垣君ときたら・・・・
自民党は谷垣君を引き摺り下ろして、別の総裁を立てるべきですね。
谷垣君も学生の頃は安保反対のデモに行った口ですから、
どうも芯から保守になっているのか大いなる疑問です。

こんな話題を書くのは、日曜日の我が家の食卓で、豚児どもから
A「菅内閣は倒れるの?」
B「北朝鮮と韓国は戦争になるの?」
という質問をされたからです。
そこは一家の主として、はっきり答えなければ
家長の沽券にかかわります。

まず、A。
菅内閣はもって来年の4月までではないでしょうか?
目先の問責決議もあれば、来年度予算も成立させなければなりません。
来年の春には統一地方選挙もあります。
このままでは、多分民主党はボロ負け。
党内がグジャグジャになって、内閣はもたないでしょう。

菅内閣成立当初、「小沢との関係がうまくいけば、案外長く続く」と
私は予想しましたが、その後あまりにも突発事件が多すぎ、
ほとんどすべての対応を誤りました。
しかも、小沢との関係はかなり悪化。
党内が磐石でないと危機は乗り切れません。

次にB。
まずないでしょう。
あれは駄々っ子が「僕のことをもっとかまって」と騒いでいるだけ。
北朝鮮では、兵士にも満足な食糧が配給されていません。
とても戦争ができる状態ではないのです。
ジョンイル君は、アメリカの暗殺的なピンポイント空爆が恐くて
転々と居場所を変えるような根性のないオッサン。
とても戦争を仕掛ける度胸はないとおもいます。

最近のニュース報道を見ていて感じることは、
「アメリカが東アジアに帰ってきた」ということですね。
ちょっと前までは、イラクとアフガニスタンで手一杯。
北朝鮮が何か悪さしても「まあ、まあ」という感じ。
「ヤバイことは起こって欲しくない、起こさない」
という姿勢が見えていました。
ところが、最近の動きを見ていると
「チャイナの身勝手な動きを牽制する」という方針に変わったような。
北京の連中が、考えていたほど「御しやすい」ことはない、
とご理解なさったような感じですね。

アメリカ人というのは、歴史的にチャイナに同情的です。
19世紀から20世紀初頭に清朝がヨーロッパ列強に蚕食されているのを、
本心では英仏独などをやっかみながら、
表向きはチャイナに「同情的」に眺めていました。
その後、蒋介石の国民党が日本と戦うのを援助。
また、支那大陸に植民地を持たなかったので、
恨みつらみを買うこともほとんどありませんでした。

共産党政権に対しては冷ややかでしたが、
他のヨーロッパ諸国や日本と違って、
歴史の呪縛がない分だけ感情的にはニュートラル。
クリントン夫妻などは、チャイナロビーに
すっかり籠絡されている観がありました。

ところが、ここにきてやっと彼らの本質が理解し始めたようです。
連中はヨーロッパや日本にいいようにされた
「同情すべき」相手ではまったくない、ということ。
実に抜け目なく、狡猾。そして、今や傲慢。
油断すると世界の秩序を破壊しかねない連中。
しかも、価値観が自由主義の欧米諸国とかなり異質。
そのあたり、日本とはまったく異なる国なのです。

まあ、アメリカの極東回帰は歓迎すべきです。
日本はアメリカとの同盟関係をしっかり堅持して
あの厄介な国と対していくべきですね。
さて、11月もあと1日でおしまい。
12月に入ると、マンション販売現場はかなりヒマになります。
ただ、今年の後半はかなり多くの新規物件が出てきました。
来年は、今年以上に多くの物件が売り出される気配です。
ただ、都心・近郊で野村や住友から新規に売り出される物件には、
かなり注意深くなっていただきたいと思います。
というのは、去年から今年の夏ごろまで、
相当の高値で土地を仕入れていたそうですから。

高く仕入れた土地に立つマンションは、
当然高い販売価格にならざるを得ません。
売る側は「なぜ高いのか」という理由をいっぱい考えて
広告に盛り込み、販売現場ではみなさんにトークします。
でも、高いモノは高いことに違いはありません。

ただ、まだそういう物件は表に出ていません。
多分、これからでしょう。
私も注意深くマーケットを観察しますが、
みなさんもお迷いになったら、私の無料相談をご活用ください。

ご相談は、こちら から。


2010/11/29 1:09 Comments (0)

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