次期総理は前原君ではなく、石原慎太郎に!

今日はちょいと脱線します。

京大カンニング事件は何とも当たり前すぎる犯人で面白くありませんね。
「事実は小説よりも奇なり」的なお話が出てくれば、もっと楽しめたのに・・・

洒落にならないのは外務大臣の前原君。
たった20万円で次期総理の椅子をフイですか・・・
軽率なことをしたものですね。
でも、彼は「偽メール事件」でも分かるとおり、脇が甘いのも事実。

どうやら前原君は北朝鮮のハニートラップにも嵌っている可能性があります。
そんな方が総理になったら、それこそ大変。
ここは外相も議員も辞職して、臥薪嘗胆なさってはいかがでしょう?
返り咲いても、もう総理大臣にはなれないでしょうが。

今の日本で、政治的な指導者たる立場の人間は
中国と北朝鮮に対して宥和的であれば、それだけで最早致命傷かもしれません。
逆に、「毅然」としていれば人気が出る傾向があります。
自民党時代の安倍晋三君なんて、拉致問題で国民的な人気が高まり
とうとう総理大臣になってしまいました。
その次の福田康夫君はトコロテン式に総理の座に上りましたが、
「他人の嫌がることはしない」なんて、親父譲りのKYぶりがたたって
支持率は最後まで低空飛行。
次の麻生君もその余波で遂にテイクオフできませんでした。

今回、滑り出しの支持率がよかった菅君のズッコケ始めが尖閣諸島事件。
あそこでキッチリやっておけば、まそっとマシな展開になったと思います。
今や日本国民の多くは、中国や北朝鮮、ロシアに毅然と対応しない
政治家や外務省にかなりイラついています。
そのことに対して、今の民主党政権はまったく「わかってない」ですね。
菅君も思い切って靖国へでも参拝すれば、一気に支持率は回復しますよ。
でも、中身が「真っ赤な左翼」の彼には到底無理でしょう。
ここはスゴスゴとご退場いただくしかなさそうです。

さて、中東の「民主化運動」が始まった頃、
中国や北朝鮮には波及しないという論調が主流でした。
でも、当事者諸君たちはとっても心配なさっているみたいですね。
ジョンイル君の官邸に戦車が配置された、なんて報道もあります。
私は、北はそろそろ限界だと推測します。
もってあと3年。早ければ数ヵ月以内に何か起こりそうです。
でも、最終的には北京の完全支配下に入るだけでしょうが。

多くの日本人はあまり気が付いていませんが、
オバマ政権はイスラムとの無益な戦いからはできるだけ早く手を引いて、
外交戦略の重点を「中国封じ込め」に転換しています。
イラクやアフガンからの撤退は、その明解な表れ。
そして、再選を有利に展開するための材料を探しています。
つまり、外交で何か華々しいことをやりたいと考えているフシがあります。
その材料は、イランか北朝鮮か・・・・

アメリカは、かつてベトナムで泥沼に陥って「敗退」して以来、
20年近くにわたって「地上軍」による本格的な戦争を避けてきました。
それで、いろんな国にナメらていました。
ソ連のアフガニスタン侵攻やイラン・イラク戦争。
はたまた、パレスチナでのイスラエル軍のやりたい放題に
目をつぶって半ば支援までしていました。
その気になれば、強力な中立軍を派遣することが出来たはずなのに・・

挙句の果てが、サダム・フセインのクエート侵攻。
そこで、仕方なく湾岸戦争をやってみたら意外とうまくいきました。
でも「泥沼化」を畏れてバグダッドまでの進軍をためらったために、
サダムにさらに10年の時間を与えてしまったのです。

そして、息子ブッシュのヒステリックなアフガン戦争と大義なきイラク戦争へ。
結果、あれほど嫌がっていた「泥沼」に再び嵌ったのです。
イスラムに足をとられているうちに、共産中国がいつの間にか急成長。
西太平洋の米軍勢力圏に脅威を与えているだけでなく、
アメリカによる世界的「覇権」に対して、明解に挑戦の意志を示し始めました。

これはムスリム野郎などにかまっている場合ではない、
と気が付いたのが最近。
あわてて戦略を「中国封じ込め」に転換した、という次第です。
ところが、このエリアで頼もしい同盟国であるはずの日本が
左翼政権に変わってヨタヨタ。
かつてのノムヒョン状態に陥っているワケです。

これを見て多分、アメリカの国家戦略局あたりでは
北朝鮮や台湾の「中国化」がアメリカの利益にどれほど影響するのか、
真剣なシミュレーションが行われているはずです。
つまり、アメリカがコミット(介入)する価値があるかどうか?

アメリカと言う国は、日本と違って基本的な国家戦略というものがあります。
今は台湾や尖閣を守る、というポーズを見せていはいますが
コッソリとその放棄も検討しているはずなのです。
場合によっては、東シナ海と南シナ海を文字通り
「支那の海」になることを容認する政策が選択される可能性さえあります。
その場合、日本はアメリカに見捨てられます。
北京にへつらって、その属国状態になるしかなくなるでしょう。
すべては、アメリカの国家戦略次第。

戦後66年、日本は初めてアメリカが守ってくれないという事態を
真剣に想定しなければいけない時期に来ています。
なのに、外交KYの民主党政権というのは、最悪の状態。
早く何とかしなければいけないのに、
政治屋どもは目先の政局にしか関心がないようです。

次期東京都知事選に出ないという石原慎太郎さん。
2年でいいから総理大臣をやっていただけませんか?
今のところ、それが一番だと私は思います。


2011/3/6 18:49 Comments (1)

1件のコメント

そうですね、何よりも強いリーダーシップが欲しいですね。

2011/03/07 12:32 | by ABC

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