今回の震災と原発事故で、世の中には多くの
「原子力専門家」という方々がいることが分かりました。
そして、「専門家」によってかなり言っていることが
違うことにも驚かされました。
それこそ、「原発推進派」と「原発反対派」の間には
放射線量の許容基準など天と地ほども差があるじゃないですか。
「いったい誰を信じろというの?」
そういう疑問を持たれた方は多いと思います。
我々素人からすれば「専門家」のご意見は尊重すべきなのですが、
あそこまで違うと聞いている方は戸惑うばかりですね。
そして、ようやくわかってきたことは、
どうやら日頃から東電をはじめとする電力会社とナーナーになっている
「専門家」先生たちと、そうでない方々がいるということ。
それが、おおよそ「推進派」と「反対派」の分類に重なっていそうです。
そりゃあ、日ごろから研究費やなんやかやでお世話になっていると
東電にキツイことは言いにくくなるでしょうね。
実は、マンション業界でも、スケールはちっちゃいのですが
同じような構図を見て取ることができます。
デベロッパーにべったりとくっついている住宅評論家はどこに出てきても
「みなさん、マンションを買いましょう」的なことしかおっしゃいません。
ある方など、我々の間で「いつでも買い時オジサン」と呼ばれています。
景気が上向いても下向いても、マンションが高くなっても安くなっても、
雨が降ろうと槍が降ろうと・・・「今が買い時です」(笑)。
まるでモデルルームにいる営業担当者みたいでしょ。
それに比べて、私は
「こんなマンションを買ってはいけない」
と言うことの方が圧倒的に多いですね。
いってみれば「買ってはいけないオジサン」。
別に一から十まで文句をつけて回っているだけではなくて、
時には「このマンションは買ってもいいですよ」と言う時もあります。
ただ、そういう物件はものすごく数が少ないのと、
あってもすぐに売れてしまうので、中々ご紹介できません。
「文句ばっかり言っていないで、自分で作ってみろよ」
と、時々デベロッパー筋からお叱りをいただきます。
それは、彼らにすれば当然ですね。
「文句言うのはカンタン。実際に作るのがどれほど難しいのかやってみろ」
そうお考えになるのは至極もっともです。
私も業界の周縁で20数年飯を食ってきた人間です。
いつかは自らの手でマンションを作ってみたいと思ってきました。
そして今・・・とうとう、その夢が実現しそうなのです。
昨日、ようやくある地主さんの内諾を得ました。
榊淳司がプロデュースするマンション計画が動き出します。
場所は、東京都新宿区余丁町。
地下鉄大江戸線「若松河田」駅から徒歩3分です。
東京女子医大病院の近く、といった方が分かりやすいかもしれません。
ちょっとした台地になっていて、地盤はよさそうです。
もちろん、これからボーリング調査もいたします。
現状は「静かな住宅地」といって間違いありません。
ただ、「環状4号線」という計画道路沿いです。
数年後にはその道路ができるはずですが、しばらくは交通量も多くないはず。
地下2階、地上7階建て。全18戸。
住戸面積は約41㎡~約102㎡の予定です。
この計画は、「新宿区内で駅徒歩3分」という利便性も大きな魅力ですが
もっとも衝撃的なのは、価格設定だと思います。
現在のところ、平均坪単価250万円を想定しています。
各住戸の取得目安価格は2800万円台~8900万円台になる予定。
実は、この計画とは駅の逆側で徒歩4分のところに
住友不動産が「シティハウス新宿戸山」というマンションを販売中です。
向こうは、どうやら坪単価が350万円から360万円あたりのご様子。
こちらの計画とは100万円超の差があります。
住戸価格にするとざっと2000万円以上の差がつきそうです。
もちろん、向こうは「邸宅仕様」の豪華マンションで、
こちらは「標準仕様」が出発点。
というのは、基本的にはコーポラティブ方式なので、
豪華になさりたい方はどんどんご要望を出していただければよいのです。
当然ですが、標準仕様との差額はご負担いただくことになりますが、
ほんの数百万円ほどを加算するだけで、
見違えるような「あなた仕様」にできることは請合います。
もっとも、お仕着せの豪華仕様がお好きな方は、
どうぞ住友さんのマンションをお選びください。
もうひとつ、周辺の中古マンション市場を調べてみると、
築5‐10年のファミリータイプの坪単価は270万円くらいで出ています。
つまり、私たちの計画にご参加いただき、
引き渡しと同時に中古で売りに出された場合、
数百万円ほど儲かってしまうかもしれないのです。
もっとも、私たちはそういった目的でこの計画に参加される方は
歓迎しませんので、あらかじめご遠慮いただければ幸いです。
また、この計画が完成してお引渡しをする2年後まで、
今の中古市場相場が維持されている保証もございません。
この計画は、まだ始まったばかりです。
ご興味がある方は、ぜひ今週の金曜と土曜に行う
「余丁町建替え計画説明会」にご参加ください。
6月24日(金) 午後7時50分より
6月25日(土) 午後5時40分より
場所は「若松地域センター」 2階集会室
〒162-0056 東京都新宿区若松町12番6号
若松地域センターは若松町特別出張所と同じ建物内にあります。
◆ 電 話:03-3209-6030 ◆FAX:03-3209-6031
2回とも15名ずつの定員となります。
定員になり次第、締め切りさせていただきます。
ご参加は無料ですが、あらかじめお申し込みください。
また、現在この計画のホームページを制作中です。
まだ完成していませんが、
計画地の具体的な場所や概要は掲示しています。
当日は、私が計画の一部をご説明させていただきます。
また、計画へのご参加は基本的に先着順です。
ご注意いただきたいのは、この計画は「コーポラティブ方式」であり、
通常の分譲マンションとは異なるということです。
そのことをあらかじめご承知おきください。
では、みなさんのご参加を心よりお待ちしています。
壁の厚さは最低でも30cmの分厚いコンクリート壁で仕切れば良い。
実際に聖蹟桜ヶ丘からバスで15分位の所に30cmのコンクリート壁で各部屋が仕切られた賃貸アパートがあった。アパマンでは「これいいと思いますよ」とのこと。確かにその通りだ。多少交通が不便だとしてもだ。
上下左右自分の周囲8戸の隣の音は完全シャットアウト。
壁が厚いから淳プロデュースのマンションなのだ。
ってより榊淳史プロデュースのマンションはリブランのミュージションみたいにすべきだ。
2011/06/19 09:04 | by .新宿区の戸山ハイツ向い側にあるホテルストラーダ新宿だった所に、アパホテルがマンションを建てようとしたら温泉が出てきたので、アパガーデンズ新宿戸山公園は温泉付マンションになった。
ホテルストラーダ新宿の時も温泉ホテルにすれば良かったのに。
そんなわけで榊淳司プロデュースのマンション建設予定地にも温泉がわき出て来ればいいですね。
東新宿を湯のまちにしてしまいましょう。
2011/06/18 19:32 | by .RSS feed for comments on this post. TrackBack URL