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※順不同・敬称略で掲載しています。
どこでもそうなのでしょうが、不動産屋さんの業界は弱肉強食がはっきりしていますね。
必死で資産を整理(つまりは仕入れた土地を投売り)しようとしている業者、
それを叩きに叩いて破格の安値で買い捲ろうとする業者。血も涙もありません。
勝ち負けが鮮明になって、敗者の退場が急速に進んでいます。
この前のバブル崩壊では、ここまで急激な淘汰はなかったと思います。
当時の大蔵省は、なるべく荒療治を避けようとしていました。
大きな倒産が起こらないように、ダメ企業にも生命維持装置を取り付け、
何とか延命させ続けたわけです。
その結果、傷口がどんどん広がって、とんでもないことになりました。
今回は、むしろ早めの市場整理を促している様子さえ窺えます。
では、このような時代に一般のエンドユーザーはどのように動けばいいのか?
結論から言うと、どなたにも適用できるような答えはありません。
ただ、ひとついえるとすれば「慌てない」ことです。
前回のバブルが弾けた時も、
「高い時には1億もしたマンションが、7000万円。これはお買い得!」
と、買いに走った知人がいました。
そのマンションは、その後の実勢価格で4000千万円を切るところまで下がりました。
今は、築20年ということで、もっと下がっているはずです。
不動産の流通価格というものは、バブルであがる時はドカンと上がります。
でも下げる時はダラダラとした下降曲線を描くものです。
だから、どこが底かを見極めることは大変難しい・・・・
「あの時が底だった」と分かるのは、専門家でも2年後、3年後です。
だから「まだ下降が続いている」と思われる時点では、慌てる必要はありません。
今後、マンションの価格は新築・中古ともダラダラと下がっていくと思います。
その下降曲線がどこで止まるか?
それは何ともいえません。
ただ、私としてはそれほど先の事だとは思っていません。
世界的なインフレの波が、日本にも押し寄せているからです。
だから、土地の値段がビビッドに下がっても、建築費はそれほどでもないでしょう。
業者は建築の質を落としたマンションを建設し、グロス価格を安く見せようとするはずです。
バブル直後にも見られた現象ですが
「バブル仕様」と、その後の「低コスト仕様」のマンションは、中味が大きくちがいます。
これからマンションを購入されようとする方は、
そのあたりもしっかり見つめて賢明な選択をされるべきでしょう。
榊淳司
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