アキヒロ君、確かあなたは日本生まれだったので
あえて日本風に呼ばせていただきますね。
先日は我が日本国竹島をご訪問くださったようで、
日本国民としては誠に慶賀の至りと存じ上げます。
しかし、それ以上に残念なことは何のお構いも出来なかったことです。
願うらくは当方から歓迎委員会を派遣して、
アキヒロ君を盛大にお迎えしたかったのですが、
何分かの地は蛮族に不法占拠されておりまして、
我が政府の実効支配が及んでおりません。
せっかくお越しいただいたのに、
花束はおろかお茶の一杯も差し上げられなかったことに、
日本国民の一人として強く遺憾の意を表明いたします。
あの島を不法占拠している蛮族というのは誠に困った連中です。
実はわが国もその昔、かの蛮地に近代の文明をもたらし、
そこに住む未開の蛮族どもに知の光明を与えるべく、
35年ほど教導の努力をいたしたのですが、
どうも覚えの悪い連中でございまして、
67年前に我々が引き上げると、また元の蛮性に立ち返っただけでなく、
今では以前にまして暴虐無尽に振舞うようになりました。
まあ何といいましょうか、「恩知らず」というだけなら
我ら日本国民の寛容さをもって対処することも出来るのですが・・・
端的に申せば「恥知らず」かつ「無知蒙昧」でございまして、
我々日本人のみならず世界中から顰蹙を買っておるのが現状。
例えば、世界の多くの国がかの蛮族にもつイメージは
男なら犯罪者、女は売春婦というのが一般的です。
まあ、主要輸出品のひとつといっていいでしょう。
その他には、生まれたばかりの赤ん坊。
驚くべきことに、これも彼らの主要な輸出品でございまして、
その野蛮性の深さをご理解いただけると思います。
そして困ったことに、わが国の刑務所にもかの蛮国を
故地とする人々が実にたくさん収容されております。
暴力団員に占める割合も、相当に高いそうです。
しかし・・・かえすがえすも残念なのは、あと2、30年も
わが国がかの蛮族を教え、導いてやれば少しは文明を身につけ
今よりかはマシになったのではないかということ。
わが国が50年ほど文明化を助けた台湾には、
「日本精神」が今でもいきずき、立派な文明国に成長していますから。
思えば百年前、わが国がかの蛮族を教導せんと誓っとき、
あの連中のひどい様といったら目も当てられませんでした。
産業といえば原始的な農業のみといっていい状態。
商業はどういうわけか忌み嫌われ、ほとんどないに等しき有様。
王は統治せず、百官は汚職にまみれ、党派に分かれて合い争うのみ。
民衆は塗炭の苦しみに何百年も耐えていました。
王の住む街ですら、道端には糞尿が撒き散らされて悪臭に満ち、
小屋とも呼べないような貧相な建屋が立ち並ぶだけ。
人々はうつろな目をして覇気がなく、それでいて頑迷固陋。
かの地を訪れた西洋人たちが、そのあまりの酷さや
人々の蒙昧さに驚いた記録がいくつも残っています。
それでいて、宗主国である支那の使者がやってくると、
王は街の外まで出向いて額を地面に何度も擦り付け出迎えるのです。
また、毎年のように国富を削るほどの多大な貢物を
支那の皇帝に献じなければなりません。
その貢物の中には、支那人たちの奴隷になる女性たちも含まれていました。
誠に野蛮としか言いようのない状態が、
わが国の大正時代まで続いていたのです。
しかし、わが国は「かの地を文明化せん」という強い意思の元に
巨額の資金を投じて様々な施策を行うと共に、
民衆に対して慈悲深い啓蒙の手を差し伸べたのです。
道路を造り、鉄道を敷き、上下水道を整備しました。
土地の登記制度を導入して、私有財産制を確立。
全土に学校を設け教師を派遣し、児童に対して初等教育を施しました。
それまで読み書きすら出来なかった蒙昧の民に対して、
まずは母国語の字を教えるため、連中が数百年蔵にしまっていた
「ハングル」なるみょうちくりんな文字さえ掘り起こし、
その使用を奨励したのも日本人だったのです。
しかし、日本がアメリカとの戦争に敗れ、
さらには卑劣なソ連の裏切りにあってかの地を去ると、
ようやく文明化の端緒にあったものが、逆戻り。
日本がサンフランシスコ条約において独立を回復する
ドサクサにまぎれて竹島を占領してしまいました。
竹島がもとより日本領であることは明白。
日本は度々国際司法裁判所での決着を持ちかけたのですが、
法的に精査すると日本領であることが明確になってしまうので、
かの蛮族どもはそれをかたくなに拒否。
そのまま吏員を駐在させ、ヘリポートを造り、現在に至っているのです。
そういうワケで李アキヒロ君、貴君が先日我が最果ての領土を
訪問してくれたにもかかわらず、さしたるお構いができなかったのですよ。
きっと貴君は、真夏の避暑のつもりだったのでしょうね。
聞けば、今貴君のまわりは相当に「熱い」そうじゃありませんか。
兄上は何か不都合がって、身柄が司直の手に委ねられているとか。
それ以外にも、一族郎党から不肖の輩が続出しそうな気配だそうで。
貴君自身にも、なにやら怪しの影が迫っているとも聞きますよ。
だいたい貴君の前任者たちでマトモな生涯を全うした人は何人いますか?
必ず身内から罰当たり者を出して、任期終盤はズタズタ。
離任後は逮捕されるか、自殺するか、よくても非難ゴウゴウ。
まあ、そういう「熱い」ところを抜け出して、最果ての島で
一時の涼を得たい気持ちは十分に同情に値しますね。
だからあんなに短い時間でなくて、
思い切って1週間くらい静養なさればよかったのですよ。
まあ、とはいえあんな辺鄙な日本の領土にでも来てくださったことは、
日本人の一人として、歓迎の意思をお伝えしたいと思いました。
ただ、次回はわが国から歓迎委員会が派遣できる
状態になってからお願いしたいものですね。
だって、ロクなおもてなしができませんから。
コメントに返答するの初めて見ました。
コメント欄を設けるのでしたら、返事くらいしましょ・・。
島根の税務署は固定資産税の督促状送付を韓国大使館にしてるんですかね?竹島の基地みたいのは不法建築なのはわかっていますがキチッと納税していただかないと。
2012/08/19 10:50 | by hitman懲りない方ですね。
あなたが時事問題を取り上げてどうなるのですか?何も変わらないでしょ。
自分の仕事をしてください。
うえまささん。
コメントをありがとうございます。
確かに、日本人の蛮行が皆無なんてことはないですね。
しかし、私の「文明:野蛮」の定義は法治国家であるかどうか。
約束を守るかどうか。信義を尊重するか否か・・・などです。
かの国は日本に対しては「何をしてもいい」くらいに考えています。
これすなわち野蛮。そして蛮族です。
やや刺激は強いけれど、仕方がないですね。
榊
2012/08/12 20:59 | by Sakaki Atsushi久しぶりにコメントさせていただきます。
「蛮族」といった表現はさておき、内容は事実ですね。肌の白い国の植民地政策とは、雲泥の差があったことでしょう。
そして、そんな状態のかの国の民が「日本の民、日本人の名前になりたい」と思ったことは容易に想像できます。(支那人に差別されずに済みますしね)
さらに、そんな状態のかの国の民が「高給なら売春婦をやる」と思ったことも容易に想像できます。(これは今でも…日本でも変わりませんね。多額の預貯金を持った売春婦を性奴隷とは言いません)
ただ…どちらも大多数ではあっても「全員が」とは言い切れないのがミソで、そこに日本人特有の「気遣い、遠慮、恥」といった思いが加わって、行き過ぎた歴史認識が完成したのではないでしょうか。(ちょうにち大新聞のスパイスも忘れずに!)
「日本人は野蛮なことを一切していない」なーんてことはありえませんが、我が国もかの国も「双方の事実」に基づく教育をしていません。日本側からの事実を言うと、我が国では「右翼」とされ、かの国では「売国奴」とされます。「右翼」とかの思想レベルの話ではなく、事実は事実として普通に認識したいものです。
まあ…我が国の民には普通に認識してもらいたいので…個人的には「蛮族」とかの表現による刺激は無くてもいいかと思います。(お気持ちは理解できますが…)
エスプリが効いていて、歴史的な事柄も端的に書かれていて、とても分かり易く、面白く読めました。
なるほど、ようこそ日本国へ!と、歓迎してあげればよかったんですね~。
そういう考え方もあるのだと、視野が広がりました。
ありがとうございました。
本文をよくお読みください。確かに蛮族と書きましたが、それは正確な事実です。それに罵っても喚き散らしてもいません。日本語に関する認識において大いなる齟齬があるようで、そこが残念です。 榊
2012/08/12 11:33 | by Sakaki Atsushi率直に言って、残念に感じます。
マンションマーケットの分析では、あれ程、素晴らしいレポートを発行し、我々の様な素人を導いてくださりながらも、一方で、こうした極めてローレベルな記事をアップする事のギャップに対してです。
確かに、隣国との領土問題解決は、我が国の最優先事項であるが、それは、隣国民族に「蛮族」と言うレッテルを貼り、口を極めて罵る事ではない。
これでは、日本人を、「和猿」と呼び、喚き散らす、中国のネット右翼(その多くは、教育水準の低い、社会的な敗残者)と同じではないですか???
確かに、不動産業界関係者は、指摘の通り、いい加減な人間が多いが、ここまで、低俗に喚き散らす、粗野な人間は見たことはありません。誠に残念です。
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