日本の再生策はコレ・・・という榊の与太話

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買ってはいけない大規模マンション 
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財閥系、証券系、専業大手など、榊が独断と偏見で選定した
「買ってはいけない大規模マンション」を取り上げ、
容赦ないコメントで「メッタギリ(?)」にしています。
大規模マンションを検討中の方は、ぜひご参考になさってください。
ただし、購入のご判断は各自の責任でお願いします。
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今回は、この秋に本格化するであろう「値引きのヤマ」に向けて、
「値引き交渉術」にテーマを絞り,
首都圏の主要物件につての最新値引き情報を交えながら
榊が力をこめて講演させていただきます。
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以下、今日の話題です。
 
みなさんのお住まいになっているところも多分そうだと思いますが、
土曜日の朝刊には地場の不動産デベのミニ開発物件や
仲介(中古)の不動産広告チラシがたくさん折り込まれてきます。
私も、自分の仕事柄一応はチェックします。
そこで思うことは、結局はグロス価格志向であるということ。
グロス価格って何ですか?
この前のセミナーでそんな質問を受けました。
簡単です。
エンドユーザーさんにお売りする最終価格のことです。
結局、このグロス価格が、エンドさんの「買える額」に抑制されているのです。
地域にもよりますが、山の手エリアだと上限5000-6000万円。
城東エリアだと上限4500万円近辺。
23区を外れると4000万円あたりが限界になります。
近畿圏ではだいたいが3000万から3500万円。
ところによっては2800万円くらいでアップアップ。
景気がよくなれば、その価格で買える面積が増え、
悪くなれば狭くなるのです。
どうして?
これも簡単。
前の前のバブル、つまり1990年に平成バブルが崩壊しましたが、
その後の「個人所得」はほとんど上がっていないのです。
もっとわかりやすく言えば、日本人の給料はここ四半世紀、
1割も上がったかどうか、というのが現実。
私が25年前に学校を卒業して初めてもらった初任給は17万円でした。
今は、これが21万円くらいですか?
初めて自分で借りた神戸・三宮のワンルームマンションは
16平米で家賃が4万5千円でした。
あの当時、缶ビールの500ミリリットル缶は270円だったと記憶しています。
今は「雑酒」で同じようなものが150円くらいで買えますね。
物価は上がっていません。
家賃も、少し上がったくらいで、さして変わりません。
もちろん、給料も上がっていません。
マンションの価格は・・・・
はっきりとはいえませんが、25年前と比べれば
2-3割くらいは上がっているのではないでしょうか?
給料が上がっていないのに、マンションの価格は上がる・・・
これじゃあ、なかなか買えませんね。
結局は「個人所得」、すなわちみなさんの「給料」が上がらなければ
マンションは買えない、ということになります。
みなさんの「給料」が上がるためには、
どうならなければいけないのか?
それは、みなさんの所属する会社が儲からなければいけないのです。
公務員の方はごめんなさい。
一部の方々を除き、あなた方は今や、給料をもらいすぎです。
これ以上、あなた方の給料が上がると、
公務員以外の方が余計な税金を払わなければならなくなるので
我慢していただくことが基本になります。
民間企業が儲かるようするにはどうすればよいか?
景気をよくすればいいわけです。
アメリカのように、紙幣印刷用の輪転機をフル回転させて
「通貨」をばら撒けばいいのです。短期的には・・・・
でも、これは根本的な解決ではありません。
はっきり言って一時しのぎです。
だから、ドルは必ず暴落します。
アメリカには軍需と農業、それにハリウッドと金融以外に
競争力のある産業がなくなりました。
日本はどうすればいいのか?
これは、自民党と民主党のエライ人が考える問題です。
でも、見ている限り真剣に考えているフシはありません。
そこで、榊が分際をわきまえずにいいましょう。
今の日本にもっとも必要なのは、公教育の改革です。
日本が衰退していくのは、人口が増えないからです。
なぜ増えないのか?
若い人たちが、子供を作らないからです。
作っても一人・・・せいぜい二人。
榊は3人作りました。エライでしょう・?
お前のことは聞いておらん!
ハイ、すみません。
なぜ、子供を作らないのか?
いろいろあるでしょうが、子供を育てるのは大変だからです。
「大変」の理由はいろいろあります。
一番は「お金がかかる」でしょう。
かかりますよー。私は実感しています。
それと・・・今の公立小学校、公立中学校の教育が
想像を絶するほどヒドイ状態にあるからです。
これも、榊がわが子を通わせて実感しています。
私も小中高と公立でしたが、
日教組の全盛期で、実にヒドイめにあいました。
でも、今は日教組が衰退したにもかかわらず
それ以上かもしれませんね。
教員のレベルが低すぎます。
大分県で採用の不正が問題になりましたが、
あんなの、どこでもやっていることでしょ?
表ざたにならない、というだけのことです。
まず、教員の質を上げましょう。
教員免状なんて制度はやめましょう。
民間の塾の先生は、免状をもっていなくても
公立校の先生よりも100倍も上手に教えてくれます。
そういう実力派をどんどん採用しましょう。
教員を公務員として、身分を保証するのも辞めましょう。
基本的に1年契約。
民間の派遣社員程度の身分保障で十分です。
実績を積んだ方だけに、手厚い待遇を与えるべきです。
義務教育だからといって、
問題のある生徒の登校を認めるのも止めましょう。
まじめな生徒には迷惑でしかない問題児は
「戸塚ヨットスクール」の公教育版のようなところで、再教育すべきです。
同じく、モンスターペアレントの暴走を許してはなりません。
無理難題を、教員が毅然と拒絶できるバックアップ体制をとりましょう。
榊も「確信的知能犯モンスター」になって思ったjことですが、
今の教員連中は、あまりにも父兄に言いなりです。
健全な競争原理を取り入れましょう。
榊も教育産業に身を置いていた時期がありますが、
各人の学習の能力は、ほぼ遺伝に依ります。
これは非常に残酷な事実です。
でも、人生の早い時期に自らの適性を知ることは大切です。
この国には、本来ホワイトカラーに向かないにもかかわらず
たまさか何がしかの学歴を得てそういう職に就き、
ゴマスリだけで地位を得て、周りに非常な迷惑を
ばら撒いている輩が数多く存在しています。
小学校も高学年になると、知識取得に向く者、向かない者の
適性がはっきりしてきます。
誰でもやたらと高等教育を受ける必要はないのです。
大学の学部で教育を受けるに値する人間は、
おおよそ全体に20%程度ではないでしょうか?
教育を受けるに向いている者は、もっとその能力を伸ばし
そうでない方は、それぞれに適性を見出すことが大切で
今のように、すべてをゴチャマゼにして教えるべきではありません。
人間は、生まれながらに能力差があるのです。
すなわち、公立小中学校も、エリア別の選抜制にすべきです。
学校によって、差があってもいいと思います。
それができない地方は、能力別クラス制にすべきです。
そして、教員には「雇用」を担保にした責任を持たせるべきでしょう。
そうすれば、公教育に緊張感がよみがえります。
塾に行かせなくても、ふさわしい学力が得られるでしょう。
お金をかけなくても、それなりの教育を受けられる、
と思えるようになれば、子供を作ろうという意欲も生まれます。
一人当たり2万6千円の、民主党の子育て手当ても悪くはありません。
私は、一日でも早く欲しいと思っていますw。
でも、発想は安直ですね。
そんな場当たり的な政策よりも
「お金がなくても、能力さえあればキチンとした教育が受けられる」
という安心感の方が大切なのです。
今は、それがないから、みんな子供を作りたがらない・・・
学校の先生は無気力なおバカさんばかりだから
どーも信用できない。ヘンなのもいっぱいいる・・・
そういうヘンなのを排除できない仕組みがおかしいですね。
私立なら、まず1年持ちませんから。
学校は、もっとマトモで常識がある場所であったはずでしょ!
公立校に子供3人を通わせる榊は、憤激してばかりいます。
公教育の再生・・・・これが人口減を食い止める最も強力な施策ではないでしょうか?
そして、これが実現すれば日本の再生につながります。
今日は、マンションに関係ないことをずいぶん長く書いてしまいました。
夏の世の与太話にお付き合いいただいた方には、深くお礼を申し上げます。
追記
この公立小中学校へのとりあえずの対処法を
まとめた情報商材を出しました。
お悩みの方は、ご購入の上、ぜひご一読を 8/20
    


2009/8/9 0:33 Comments (6)

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