日本の成長産業はコレだ!

日本というのはただ今衰退の第3歩目くらいを踏み出したところ。
衰退の原因は、言わずと知れた少子高齢化、そして人口減少。
これから多くの何も生産しない老人たちを養わなければなりません。
「何とかならんのかなー」と、いつも考えています。

まず、高齢者がもっと働けるシステムを作るべきだと思います。
例えば、65歳以上の高齢者は最低賃金を下げてもいいのではないですか?
66歳の初老さんは、25歳の元気な若者君の様には働けません。
例えば、介護の現場は著しい人手不足。
家でヒマしている元気な初老さんたちに手伝ってもらえばいかが?
それを、時給500円くらいで雇いうことを可能にするのです。
66歳のおばさんは二人で一人前だと思えば、
少々動きが鈍くても雇う方も同僚たちも腹が立たないでしょう。

同様に、保育園にも初老さんたちを大量に送り込むべきですね。
子育てを経験した人が多いから、きっと役に立つと思いますよ。
オバサンだけじゃなくてオジサンにも参加してもらいましょう。
初老とはいえ男だから、多少の力仕事は出来ると思いますよ。

介護や保育というのは、それ自体で何かを生み出しません。
でも、そのサービスを受けることで、健康な方を
生産社会へ送り出すことができます。
何かを生み出していた方がGDPの足しにはなるはずです。
まあ、GDPのことばかりを考える経済成長至上主義には
違和感を持っている私ではありますが。

成長といえば、日本には大きな成長産業があります。
みなさん、それは何だと思いますか?
IT技術? アニメなどのソフト? インターネットの何か?
いえいえ、違います。
今の日本でもっとも将来性豊かな産業分野は「観光」です。

日本というのは、世界中から憧れを抱かれている国です。
寄ると触ると日本の悪口ばっかり言っている韓国や中国の人も、
心の底では日本に行ってみたいと思っているはずです。
なぜなら、悪口を言うのは大半が嫉妬しているからです。
自分の国よりも豊かで、キレイで、正直で、安全な国。

中国や韓国でさえそうなのですから、全世界ならもっとすごいですよ。
最近、私の身近な人間がイギリスの田舎で約2カ月半を過ごし、
日本に帰ってきていろいろと話してくれました。
そこにはある理由で近隣諸国の多くの若者が集まるのですが、
「日本大好き」という人がほとんどだったそうです。
「日本なんて嫌い」と陰で言っていたのは一部の韓国人くらい。
ちなみに、韓国はほとんど人気がなかったそうです。

さて、日本には今、年間で1000万人くらいの観光客がやってきます。
それを何年か先に2倍の2000万人、さらに10数年後には
3000万人に増やそう、という計画だそうです。
「エッ、2000万人」なんて、驚いてはいけません。
フランスは人口が6千万人なのに、
年間で8千万人の観光客がやってきます。
フランス製というのはブランド物とルノーとエビアンくらいしか
思い浮かびませんが、製造物が少なくても観光収入は莫大。

あの中国でさえ、年間5000万人以上の観光客がやってくるとか。
でも人口は13億くらいですから、比率は日本の方が上。
中国が政情不安と大気汚染で、今後の伸びは・・・・
でも、日本は大丈夫。フクシマ問題も騒がれなくなりました。

それに、日本には観光資源がたくさんあります。
寺社仏閣や富士山、京都などのトラディショナルに始まって
秋葉原や原宿、六本木なども世界中の若者の憧れ。
北海道のパウダースノーや九州の温泉も魅力的。
何よりも清潔で安全。そして、日本人は親切。

ただし、困ったことが2つ。
ひとつは物価が高いこと。ふたつめは語学。
まあ、物価が高いのは円安で多少緩和されました。
ただ今後はどっちにふれていくのか分かりません。
語学は問題でしょうね。東京の街角では英語が何とか通じます。
でも、地方都市になるとかなり怪しいですね。
ましてや中国語や韓国語、その他の言語はからっきし。

まあ、そういうハンディキャップを乗り越えてでも
今後は観光産業が大いに隆盛すると思います。
LCCの役割も大きくなりそうですね。
今は不足気味のホテルの整備が必要になるでしょう。
まあ、そちらはオリンピック開催で拍車がかかりそうですが。

割合は少ないでしょうが、英語の話せる初老さんたちは観光業なら
最低賃金以上で活躍の場が提供されるのではないでしょうか。
観光業が盛んになって日本経済を盛り上げれば、
再び成長軌道に戻れる可能性だって出てきます。
また、日本を大嫌いな嫉妬ブタ2国からも、
たくさんの観光客がやってきて「真実」を知れば、
ちょっとは外交関係もよくなるのではないでしょうか。

もうひとつ、日本国内の成長産業は「農業」です。
アベノミクスの成長戦略で「岩盤規制に穴を開ける」というのが
ありますが、農業でこそそれを急いでほしいですね。
でも、長くなりますから今日はこの辺で。
「農業」については、またの機会に語ります。

「めった斬り」には追加のリクエストが多いので、
近いうちにお答えしたいと思います。
今しばらくお待ちください。

さて、資産価値レポートの新作紹介です。

川崎市川崎区
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川崎区というのは、川崎市の中でも概ねJR東海道線の南側。
このエリアには大規模物件が多数ひしめいていて
激しい競合状態にあります。
「カワサキチカイ プロジェクト」は、大師線沿線でも最も遠いところ。
戸数の多さから苦戦が伝えられる「リヴァリエ」は
もっと大きな市場規模から考えればお買い得タワー。
「シティテラス川崎鈴木町ガーデンズ」は、住友らしいKY価格。
「カサーレ川崎ネクシア」と「マークウィング川崎」を
比べると、ある理由で前者に分があるように思えます。
それにしてもこのエリア、供給過剰で競合が激しすぎ。
しっかり選んでおかないと、将来が大変です。

■セントラルプレイス川崎,■センター川崎マーク・レジデンス,■クリオ川崎サウステラス,■カサーレ川崎ネクシア,■マークウィング川崎,■カワサキチカイ プロジェクト,■リヴァリエ,■シティテラス川崎鈴木町ガーデンズ、以上の8物件を収録

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2014/7/16 15:13 Comments (2)

2 Comments

まろたんさん、こんにちは。

まともにやれば大インフレかデフォルトしかありません。
でも、大半を日銀が消却するというウルトラCがあります。
幸い、外国人保有率は低いですからね。
どっちにしろ、大混乱。
でも、誰も自分の責任下でそんなことはやりたがりません。
財務省に騙されて消費税と引き換えに政権を差し出した、
バカなのかまじめすぎるのか分からない野田君以上の
「お人好し」が今後出てくれば話は別ですが。

日本は没落しませんよ。衰退はしますけれど。
中国も韓国も経済の足元は極めて脆弱。
カネの回し方は日本人以上ですけど、
モノが創れなければ結局は上っ面です。

まあ、混乱は覚悟するしかありません。
ある意味、自分のガンを覚悟するようなもので(笑)。

この前の敗戦関連の本をたくさん読みましたが、
いつも思うのは「先人はなんて強かったのだろう」ということ。
特に精神面です。死んだ人も、生き残った人も。
今の惰弱な日本人は彼らの半分もあるのかな、と疑います。
でも、そのエキスを持っていることは事実。
中国や朝鮮の人には無い、大和魂を私は誇りに思っています。
いまもあるとすれば、ということですが。

では、ごきげんよろしからんことを。

榊淳司

2014/07/17 15:31 | by Sakaki Atsushi

榊さま。

いわゆる黒田バズーガで、日銀は莫大な国債を買い続けています。
で、そのため長期金利は超低空飛行のまま、ねらい通り。
軍師は言います。
「戦争は撤退こそが難しい」と。
なにごとも、終わり方こそが難しいようです。

日本政府は、もはや焦土作戦を決めている、
と言う考察があります。
更地にしたほうが与しやすいと。
「第二の敗戦」などと気取った言葉も眼にします。

あの先の大戦で大敗し、この国土は焦土と化しましたが、
われら日本民族は見事に立ち直ったではないか。
しからば第二の敗戦も、また立ち直り甦るであろうと。
誠に陶酔を誘う夢のような言葉ですが、今回は不可能です。

時代が違う。日本の骨格が違う。
この国を取り巻く世界の勢力図が、まったく異なる。
だから今回は、没落したら終わりです。
われらは、過酷な厳しい時代を生きてゆくしかありません。

> 厳しいときに、男がわかる。

そのとき、美しい夕陽が、
この国を照らしてくれることを、ひとり祈りたい。

ごきげんよう。

2014/07/17 00:43 | by まろたん

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