契約には「キケン」が隠れている!

先日、とある相談者が中古マンションを購入されました。
最初にその物件を相談された時、「ちょっとヘンだなー」と感じました。
駅から近くて、場所もまあまあ。
中古マンションとしてはいかにも「売りやすい」物件なのに
売出価格がミョーに「弱気」なのです。
こういう時、われわれは「これは何かあるぞ」と疑います。

その相談者氏には、慌てず、慎重に物件を見極めるようにアドバイスするとともに
例の「お助けマン」であるベストサポートの大友氏への依頼を勧めました。
結局、急展開で話が進んで「弱気」価格からさらに値引きされた価格で妥結。
そこで分かったことは「差押」物件だったということ。

こういう場合、売り主側は「売り急ぐ」ので、
価格交渉は買い主ぺースで進むケースが多くなります。
その相談者氏は、私の「中古マンション値引き交渉術」
熟読していただいていたので、
まずまず有利な条件を引き出せたと思います。

でも、その物件自体は「差押」や「管理費滞納」が絡んでいて
通常の中古マンションを購入するよりも手続きが煩雑。
それに買い主側には通常パターンに比べて多くのリスクが生じます。
「そんなの、業者に頼めばなんとか・・・」してくれる、と考えるのは甘いのです。
それは、良心的で、なおかつそういう複雑なケースに対応できる実務能力を備えた
仲介業者であればキチンとしてくれる可能性があります。
ただし、そういう仲介業者はかなりの少数派です。
ですから、それはハナから期待しないでください。

そもそも、普通に不動産を購入するだけでも
買い主側が不利な条件を飲まされるケースは多々あります。
重要事項説明書や契約書の内容に不備があったり、
買い主側が将来損害を受ける可能性の高い条項が含まれているケース等はザラです。

「仲介業者はそういった契約業務のプロだから、任せて安心」などとは
安易に考えないでください。むしろ、実態はその逆です。
仲介業者というものは、取引を成立させて手数料を得ることを
まず第一に考えていて、買い主の権利保護など二の次です。
後で大きな不都合が生じても
「あ、そうでしたっけ。そういうことは想定していませんでしたので・・」
なんて、アッケラカーと開き直られてしまいます。

そして、彼らは契約のプロでも何でもありません。
むしろ、決まったパターン以外の契約業務には対応できない
トーシローである場合がほとんどです。

私にとって不思議でならないのは、
不動産を購入される多くの方は、何千万円もの取引をなさるのに、
契約書や重要事項説明書をろくすっぽ読まれません。
あれは隅々まで熟読して、自らに不利な条項が含まれていないか
丹念に精査する必要があります。
アメリカ人なら、そういう場合は弁護士にチェックさせます。

不動産購入にはトラブルがつきものです。
その多くは、契約時の「誤解」から生じます。
そして、それらはほとんど契約書や重要事項説明書のチェックで
回避することができるのです。

何千万円もの契約をするときには
専門家にチェックを依頼するのが「常識」だと思います。
弁護士に頼めば、かなりの費用がかかりますが
大友さんに頼めば、4万2千円だそうです。
しかも、そこらの弁護士よりも不動産取引の法務知識が豊富です。

その相談者氏のケースなどは、
大友さんを活用すべき典型例だったといえます。
考えられるあらゆるリスクを回避しながら、
安全な取引の道筋をつけて、購入者の利益をしっかりとガード・・・
彼は実に頼もしい、不動産購入の「お助けマン」なのです。

例えば、不動産業の「憲法」ともいえる宅建業法の規定では、
売主が宅建業者の場合、2年間の瑕疵担保責任は
免れないことになっております。
つまり、業者が売り主である不動産を買った場合は、
何か不具合が見つかったとしても、
2年以内だったら補償を求めることができます。
ところが、重要事項説明書や契約書の特約で瑕疵の免責を
記載している業者がいかに多いか・・・。
つまりは脱法行為です。
こういったことは、契約時にキチンと指摘して訂正させるべきです。

また一方では、建物工事費を全額受け取っていながら
完成する前に倒産した富士ハウスやアーバンエステートのような事例は
詐欺と呼んでいいかもしれません。
こういったケースは、大友さんが契約書のチェックや
契約立会いをすることで事前に防げたはずなのです。

しかし、ほんの数万円の出費を惜しんだばかりに、
何十年も後悔の念にさいなまれている方が、どれほど多いことか。

大友さんの会社は以下の通りです。

株式会社ベストサポート
東京都新宿区高田馬場4丁目
0120-234-212
www.best-sup.com/

参考レポート
「中古マンション値引き交渉術 ノウハウ編」

「中古マンション値引き交渉術 無料相談付」


2010/1/31 11:40 Comments (0)

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