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榊 淳司オフィシャルブログ

最近、毎日のように誰かから
「マンションはいつ値下がりしますか?」
というご質問をいただきます。
「そんなん、わかりまへん」といいたいのですが、
いちおうはお答えしています。
「まあ、来年の10月に消費税が上がったら下がるでしょう」

実のところ、もっと早いのかもしれないと思います。
「リーマンショック級の何かが起こればすぐです」
これも、いつも答えることです。
そのリーマンショック級の何か、の中で最もありそうなのが
前からさんざん言ってきたチャイナショックです。

「またそれを言い始めたのか」と言われそうですね(笑)。
最近の中国関係の報道を見ていると、なんか
「いつもとは違うやん」と思えてしまうのです。
その大きな理由は何といってもアメリカの政策変更。

前にもこのブログで書きましたが、アメリカは中国の
大国化を抑圧する方向に政策を転換しました。
アジアの国々や欧州もそれを静かに歓迎しています。
何といっても中国の大国化で迷惑している国は多数。

米中の貿易戦争でも、中国が素直に「ごめんなさい」を
すれば今の情勢はもっと変わったものになったでしょう。
しかし、習君にはそんなことはとてもできません。
なぜなら、それはすぐに失脚につながるからです。

何度も書きましたが、中国で失脚すると言うことは
日本で選挙に落選することとは中身は本質的に異なります。
あの国での失脚は自分と家族の命と財産を失うことに
直結するからです。家族だけでなく、自分の派閥も同じ運命。

だから習君は最後までアメリカに対して弱腰にはなれません。
その流れで最近は日本に対して宥和的な姿勢になっています。
せめて日本とは対立したくない、という見え透いた思惑です。
天安門事件以後、世界から総スカンを喰った時と状況は同じ。

今回、彼らは世界第二位の経済大国になっています。
その原動力は他国に輸出して得た外貨、つまりはドル。
今のトランプ君の政策は、そのドルを絞ろうという方向。
アメリカは「自由と民主主義」という普遍的な価値観で
世界の国からある程度敬意を表されています。

その点、中国は一党独裁の専制政治。自由も民主も皆無。
毎年何十万人もの罪なき人々を殺している国です。
当然、世界のどこからも尊敬されていません。
友好国と言えるのはカンボジアとパキスタンだけ。
彼らが世界でエラそうにできるのは、ドルをもっているから。
アメリカは、そのドルを与えないようにし始めたのです。

中国経済は急成長を続けてきましたが、その原資は
貿易黒字で得たドルと、それを元にした借金です。
人民元は保有外貨をベースに発行されていますが、
それが国内ではぐるぐる回って強大な信用創造となります。
その信用がぐるぐる回る過程で借金が膨らみます。

こういう経済成長は、ぐるぐる回り続ける限りOK。
でも、その回転速度が止まるとたちまちにバブル崩壊。
そもそも、大元のドル自体がここ数年かなり不如意。
外貨持ち出しを厳しく制限してきました。

自由主義経済の国なら、たちまち不景気になってしまいます。
しかし、そこは共産党の一党独裁国家。そうはなりません・・
それでごまかしごまかしやってきたのですが、
ここにきてとうとうほころびが目立ってきました。
つまりは国内でデフォルトが頻発しているそうなのです。

さて、これからどのような展開になるのか・・・
予断は許しませんね。でもまあ、今のところいつものように
共産党政権が力で何とかしている気配を感じます。
あの国はその気になれば株式市場も閉鎖できます。

ただし、チャイナショックはいつか絶対にやってきます。
私は、それが米中の貿易戦争でかなり早まるとみています。
あの習君の苦しそうな表情を見ていると、
それはそう遠くないような気がしてなりませんね。

さて、日刊ゲンダイさんプロデュースの動画第三弾が公開。
第一弾はすでに2.5万を超える視聴回数となっています。

早稲田大学エクステンションセンターで開講
マンションの選び方、買い方、住み方、売り方

3回目になりましたが、早稲田大学の市民講座で
集中講義を行います。今秋の10/13, 11/10の2日間。
今回は新築中古のマンション市場の現場をどう歩くか、
実践的なお話を中心にお伝えしていきます。

10月27日 (土)榊淳司の不動産売却相談会

を開催することにいたしました。
不動産の売却に関して、価格や時期でお悩みの方のご相談を
わたくしが無料で受けさせていただきます。
会場はいつものところです。

開催日時:10月27日(土)13時~17時
開催場所:セトル 2階会議室(以前の4階から2階へ変更になりました)
(東京都中央区日本橋横山町4−11 「馬喰横山」駅より徒歩1分)

10月27日土曜日の13時から17時まで、
私が相談会場におりますので、どうぞご自由にお越しください。
とくにご予約などは不要です。
ただし、順番におうかがいしますので、
ちょっと待っていただくかもしれません。
ちなみに、前回の参加者は1組様。
待ち時間はございませんでした。
次回も同じようになるかどうかは分りません。

「榊淳司のお奨めマンション速報」

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2018/10/5 0:20 | ちょっと脱線 | Comments (0)

私は今の安倍政権に対して「まあ、ましなほうやな」という
感覚で見ていますが、世の中にはムキになって「反安倍」を
唱えているような人がいますね。不思議です。
なぜ、それほどまでに安倍君が嫌いなのでしょうね?

1 モリ、カケ問題
2 安保法制
3 憲法改正

まあ、普通に考えると以上のような3つが原因でしょうか。
3はまだやっていませんね。「次期国会で」なんて
報道されていますが、そんなに簡単ではないでしょう。
2はとっくに終わった話。まあ、普通の国になっただけ。
1に至っては、ただの大騒ぎ。小池君の豊洲みたいなもの。
騒ぐ材料はあるけど、基本的にどうでもいい内容。

いやはや不思議。
民主党政権時代、鳩ポッポは普天間を「最低限県外」といって
アメリカの大統領に「トラストミー」とのたまいました。
いち日本人としてかなり恥ずかしかったですね。
「勝どき ザ・タワー」というマンション名と同じくらい(笑)。

イラ菅は東日本大地震の時に、無理矢理福島第一に乗り込んで、
現場の人々を怒鳴りまくったそうですね。大混乱。
ああいうオッサンを国立市民はまだ自分たちの代表にしています。
蓮舫は「二番じゃダメなんですか」と叫んでいました。
東京都民は、彼女をまだ自分たちの代表にしています。
私は東京都民の一人として、かなり忸怩たる思いをしています。
「ザ・パークハウス晴海タワーズクロノレジデンス」の
名称と同じくらい恥ずかしい我らの代表です。

安倍君の第一次内閣の時代はひどかったですね。
2006年9月から翌年8月まででしたね。
不動産業界的にはファンドバブルの真っ最中。
ただ、景気はかなり悪かったイメージがあります。
その次が福田康夫君で、その次が麻生太郎君。

この安倍、福田、麻生と続いた3人の自民党政権時代、
日本はもの凄い閉塞感に包まれていました。
景気は悪いし、失業率は高いし、大学生は就職難。
もちろん株価も低迷していました。

そして、民主党が総選挙で勝って政権交代。
もちろん、私はこの時に民主党には投票していません。
民主党政権は鳩ポッポ、イラ菅、ボンクラ野田。
野田君はいちばんマシでしたが財務省に騙されて
消費税の増税を決めてしまいました。

結局、あの時の消費税増税が巡り巡って今の
不動産の局地バブルを生みだしているのです。
カンタンに説明すると、2014年の4月に消費税は
5%から8%に上がってしまいました。

その直後、不動産の取引は全般的に停滞しました。
もちろん、回復しかけていた景気も悪化し始めました。
そこで、その年の10月31日に日本銀行の
黒田総裁は突如「異次元金融緩和第2弾」を発表。

もう、中身は目茶苦茶です。
長期金利はゼロ。マネタリーベース3倍増。ETF購入。
これ、みんなそれまでは禁じ手とされていた手法でした。
経済学でいうところのリフレーションという政策。
突き詰めれば「お金を増やして市場に流せば景気が良くなる」。
もちろん物価も上がるはずでした。

そこで黒田君は宣言。「物価上昇2%が目標」。
あれから4年。物価はちっとも上がっていません。
上ったのは不動産価格。ビルもマンションもアパートも。
その結果、局地バブルエリアではあの平成バブル並みに
不動産の価格が高騰してしまいました。まさにバブル。

私のような不動産業界を眺めて何かいうことで飯を食っている
人間にとっては、局地バブルは迷惑この上ない現象です。
なぜなら、あらゆる不動産の価格は市場原理ではなく、
お金を持っている人の不純な動機に左右されるからです。
不純な動機とは「これ買っておくと儲かるだろう」系。

その不純な動機で買われたタワーマンションなどは、
今や空室だらけです。「そのうち値上がりするはず」と
何もせずに放置されているか、「これくらいやったら売る」
という価格で売り出されているからです。
ごくたまに、そういう価格でも買ってしまうおバカさんが
出てくるので、未だに市場は崩れていません。

でもね、家賃の50年分出さないと買えないマンションなんて、
その価格に経済的な合理性は露ほどもないのですよ。
私は30年以上もマンション市場を眺めてきて、思います。
時間はかかるけれど、最終的には需給で価格が決まる、と。

湯沢をごらんなさい。
あれらのリゾートマンションが新築で分譲されている時、
私は広告を作りながら不思議で仕方なかったものです。
そこには何の経済的な合理性も見出せなかったからです。
豪華なホテルに何千泊も出来る費用をかけて、
年に20泊も利用しないマンションを買う意味が分かりません。
結果はあの通りです。

まあ、嫌だ嫌だと叫んでも、安倍政権はあと3年限り。
トランプ君もあと2年。文君はあと4年でしたっけ。
習君は生きている限り未来永劫?
世の中は有為転変。諸行無常。万物流転ですよ。
今の低金利だって、もうすぐ終わりそうですね。

仮に金利が2%上がったら、かぼちゃの馬車どころじゃない。
個人の不動産投資家は7割がた自己破産の危機でしょう。
たくさん本を出している人も例外ではないはず。
あの平成バブル後に置きた不良債権問題を、
3倍に膨らませた大問題が生起するはずです。

無理をして年収の7倍で住宅ローンを組んだ人も
任売や競売に追い込まれて自己破産に至るケースが
続出するのではないでしょうかね。
そうすれば、またあの暗い世の中に逆戻りです。
何とも考えたくはない未来図ですが、それが現実です。

日刊ゲンダイのユーチューブ第2弾が公開されました。

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2018/10/2 13:20 | メルマガ発信 | Comments (0)

昨日は台風24号が通過しましたね。
まあ、さほど大したことはなかった模様。
対策が良かったのか、さほどでもなかったのかは知らず。
それよりも、沖縄の知事選挙にやや驚きました。

民主主義というシステムは、本当によろしくありませんね。
沖縄の人はなぜにああいった間違いを犯すのか・・・
まあ、私もただの目立ちたがり屋のバカ女に291万もの
票が入る街に住んでいるので、他人のことは言えませんが。
もちろん、私はあの目立ちたがり屋婆さんには投票してませんよ。

昨日の夜は「ダンケルク(クリストファー・ノーラン監督)」の
DVDを観ていました。いや、面白かったですね。
日本では全然ヒットしなかった作品だそうです。
まあ、地味な映画です。ところが、アメリカではヒットしたとか。

最近、評判を落としている池上彰さん。
でも、私は彼のことが嫌いではないので、池上彰風に解説します。
私はダンケルクがずっとベルギーの海岸かと思っていました。
実はフランスの海岸だったのですね。カレーの40kmほど東。
ほぼベルギーとの国境に近いところですね。

映画では地上での戦闘シーンがほとんどありません。
ひたすらイギリス軍の敗残兵が逃げて、救出を待つところばかり。
イギリスにとっては惨憺たる負け戦でした。
調べてみると1940年の5月26日から6月4日までのお話。

第二次世界大戦(略称WW2)が始まったのは1939年の9月1日。
ドイツがポーランドに攻め込んだことがキッカケです。
ポーランドはイギリスとフランスと軍事同盟を結んでいました。
だから英仏がドイツに対して宣戦布告をしたのです。
それでドイツと英仏は全面戦争に突入します。WW2の始まり。

「宣戦布告」というのは「お前と戦争するぞ」という公式表明。
これって、私の知る限り最後になされたのは1945年の8月に、
ソ連という国が中立条約を破って日本に戦争を仕掛けたのが最後。
この時、日本は「相手は条約を破って宣戦布告をしてきたのだから、
それを認めるような対抗の宣戦布告はしない」ということで、
日本からソ連への宣戦布告はしていません。その数日後に敗戦受諾。
まあ、それはいいとして。

WW2が終わってから、4回にわたる中東戦争とか朝鮮戦争、
ベトナム戦争といった大きな戦争がありますが、いずれも
「宣戦布告」はなされていません。なぜなのか?
まあ、よく分かりませんが、そういうしきたりがなくなりました。
というか、国連加盟国は正式には戦争できないことになっています。
だからなのでしょうね。まあ、それもいいとして。

1939年9月に始まったWW2では、ドイツがあっという間に
ポーランドを負かしてしまいます。4週間でワルシャワ陥落。
ソ連も漁夫の利を狙ってポーランドに侵攻。その東側を占領。
捕虜になったポーランド軍将校をカチンの森で虐殺。
WW2で一番の悪役はヒトラーではなくスターリンです。
世界がなぜそれを知らないかというと、ヒトラーは負けて
スターリンが勝ったから。ただそれだけの理由です。
スターリンの方が殺した数では圧倒的に優っています。
まあ、それもいいとして。

ポーランドをやっつけたヒトラーのドイツ軍は、
踵を返して西側に向かいます。つまりは独仏の国境ですね。
そこはその20数年前に第一次世界大戦(WW1)で激しい
戦闘が行われたマジノ線と呼ばれるエリアでした。

フランス軍がアホでした。アタマはWW1の時のまんま。
またぞろ、マジノ線でWW1のように塹壕戦になると踏んだのです。
私はこの時のフランス軍に何ら同情しません。負けて当然。
ヒトラーのドイツ軍はマジノ線突破ではなく、
オランダとベルギーを経由してフランス国境を突破する
作戦に打って出ました。しかも装甲車両中心の機甲部隊が主力。

オランダ、ベルギー席巻したドイツの機甲軍団は、
フランス北辺のダンケルクに英仏軍44万人を包囲します。
そこからが映画「ダンケルク」のお話です。
まあ、普通の日本人はこの歴史的背景を知りません。
だから、あの映画はただ弱っちいイギリス兵が逃げ惑う
お話にしか見えなかったのでしょう。

この時のイギリス軍とフランス軍は、本当に弱かったのです。
近代化したドイツ機甲師団に、あっという間に負けてしまいます。
しかし、この時にヒトラーはちょっとしたミスを犯しました。
進撃の速度を緩めたのです。「どうせ降伏するだろう」と。

しかし、時のイギリス首相のチャーチルは諦めませんでした。
テムズ川の遊覧船まで動員して、イギリス兵とフランス兵を
救出したのです。映画でもそういうシーンがクライマックス。
結局、約33万人の英仏将兵をダンケルクの浜辺から救出しました。
最後まで戦ったフランス軍兵士は降伏してドイツ軍の捕虜に。

まあ、ほとんどの兵士はイギリス海軍の駆逐艦に
救出されたのですが、多くのイギリスの民間船がダンケルクに
駆けつけたことが、当時の英国やヨーロッパ人の記憶に
刻み込まれました。当然、アメリカでも大きく報道されたはず。

日本はその時、支那事変の渦中にあってさほど関心はなし。
日本が真珠湾を攻撃してWW2に参戦するのは、この1年半後。
日本でこれに類する話があるとすれば、ガダルカナルとキスカ。
規模はダンケルクほどではありませんが、包囲された味方を
救出する作戦が成功した例ですね。
まあ、それ以上に悲惨な戦いはいっぱいありましたが。

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2018/10/1 15:07 | ちょっと脱線 | Comments (0)