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※順不同・敬称略で掲載しています。

杭打ちデータの偽装事件による騒動が収まったかに見えたら、
今度は湯沢のリゾートマンションで修繕積立金の横領事件が発生。
ここのところ、マンションを巡る騒動が続いていますね。
昨日の読売新聞朝刊の記事がスクープだったはずです。
読売新聞は記事データをほぼネットには無料公開しない方針だとか。
だから、ネット民にとっては後追い記事しか読めません。
ただ、そのスクープ記事には私のコメントが出ています。
なんと準備のいいことでしょう・・・なんて。
実は半月くらい前から、この事件についてコメントを求められていました。
「いつ記事にするのですか?」と聞いたら、
「なかなか紙面が空かなくて」というお答えでした。
ここのところ、パリのテロとかありましたからね。
しかしこの事件、わりあい世間には衝撃を与えたようですね。
明日のワイドショーで取り上げるとかで、
TV局からコメント取り電話がかかってきました。
まあ、こういう事件でも起こって、世間がマンションの管理に
関心を持ってもらう分にはいいことです。
何度か取り上げている問題をもう一度。
マンションの管理というのは、一種の「利権」です。
何が利権かというと、もちろん管理費や修繕積立金というお金。
区分所有者から集めたお金は、いったん管理組合の口座に入ります。
そして、大半が管理会社に吸い上げられます。
管理組合に入るお金のうち、管理費はほぼ9割がたスルーで管理会社へ。
修繕積立金は、大きな修繕工事を行わない限り、
徐々に残高が積みあがっていきますね。
中古マンションを選ぶ時のひとつの指標になっているのは、
「1戸当たり100万円」という目安です。
例えば100戸のマンションだったら、
修繕積立金の残高が1億あればまずまず、ということになります。
では、その1億円はどうなってしまうのか?
今回の湯沢の事件では、理事長さんがネコババ。
あのマンション「ツインタワー石打」は549戸です。
1戸平均1.5万円の修繕積立金を集めていたとして、年に1億円。
この理事長さんは16年おやりになったということなので、
集めたお金をほとんど横領したことになります。
現在、このマンションは湯沢の中では「まともな方」。
プールと温泉大浴場が付いています。でも、安い住戸は30万円。
ところが、11.7億円が管理組合の会計から消えました。
1住戸平均213万円の「負債」を抱えたも同然です。
普通に考えれば、たとえ30万円でも「買ってはいけない」はず。
だって、買ったとたんに将来の修繕金負担義務が生じるからです。
この元理事長さんが11億7800万円を返済すれば話は別。
でも、そんなことはまずありえないでしょう。
したがって、この「ツインタワー石打」は、お気の毒ですが
現在の湯沢エリアの中では廃墟になる可能性がある一番手。
そういう風に捉えざるを得ません。
さて、こういったことが起こらないようにするにはどうすればよいのか。
杭打ち偽装と違って、こちらにはいくらでも解決策があります。
まず、単純な話は「通帳と印鑑の別管理」。
これは、最近のほとんどの管理組合で行われていること。
同一人物が保管していると、こういう事件につながりやすいのです。
よくあるパターンは、通帳は管理会社が持っていて、印鑑は理事長。
必要な支出は管理会社が銀行の引出し伝票を作って
理事長にハンコをもらいに来る、というパターン。
でも、理想は別の理事が通帳を管理すべきでしょう。
加えて、管理組合の総会議案書には、必ず通帳のコピーを添付。
現物は1年ごとに監事がチェックすればいいのです。
そういうチェック体制をしっかり機能させていれば、
こういう杜撰な横領事件にはなりえません。
もう少し掘り下げましょう。
同じ人が16年も理事長をやってはいけません。
再三いうように、管理組合は一種の利権なのです。
そこで5年も10年も連続で理事長や理事を、
自ら進んでやっている人間がいるとすれば、
必ずや何かの「甘い汁」を吸っていると考えるべきです。
でなければ、ただの出しゃばりな性格異常者です。
「みなさんの役に立ちたいから」という理由で、
ああいうめんどくさいことを5年以上も続ける人なんて、
まずいない、と考えるのが現実的です。
逆に、そういうお気持ちがあっても5,6年やれば
その間に人を育てて理事長職を譲るべきです。
アメリカの大統領は最長8年です。
「絶対的権力は絶対に腐敗する」
これは19世紀の思想家ジョン・アクトン卿の名言。
みなさんは実感されていないでしょうが、
マンション管理組合の理事長には「絶対的権力」があります。
私はかつて、あるマンションの区分所有者グループの
コンサルに入っていたことがあります。
そのマンションでは、6年も実質的に理事長をやっていたある人物が、
管理組合を完全に私物化していました。もうやりたい放題。
そこで、弁護士の先生とともに区分所有法25条と34条に基づいた
理事長の解任を議案とする管理組合の総会開催にこぎつけました。
しかし、件の理事長はその総会で議長を務めたばかりか、
「議長一任」の委任状を使って解任議案を否決してしまいました。
現在の区分所有法においては、これは違法ではないのです
実は私も、あるマンションの管理組合理事長を、
間に2年ほどブランクはありましたが、
3年を2回で合計6年ほど務めた経験があります。
いずれもなり手がいなくて、管理会社に泣きつかれたのです。
まあ、いい経験をしました。でも2度とまっぴらごめん。
今回の11億横領事件は一過性の騒ぎで終わるかもしれませんが、
マンションの管理組合をめぐる騒動は、これからも頻発するでしょう。
この世に区分所有のマンションがある限り、
トラブルは永遠に起こるのです。これは避けられません。
マンションとはそういう居住形態なのです。
さて、レポートの更新情報です。
杉並区の資産価値レポートを最新情報化しました。
なんと、大規模マンションが2物件も新登場。
しかし、残念なことにいずれも住友不動産。
でも、他にも4物件ほど新規参入。
ちょっとだけ市場に厚みが出てきました。
■パークホームズ杉並和泉 ザ レジデンス、■デュフレ荻窪デュアル、■グローリオ永福町和泉、■プラウドシティ阿佐ヶ谷、■THE LEBEN 杉並和田 MARKS、■ジーエスグランド永福町、■コディア八幡山、■デュフレ高井戸、■プラウド中野テラス、■リムテラス方南町、■パークホームズ杉並善福寺川緑地、■ヴィークコート荻窪、■デュフレ荻窪、■アスコットテラス荻窪、■クレアホームズ永福町 蒼の邸、■クレアホームズ永福町 耀の邸、■シティテラス荻窪、■(仮)杉並区「方南町」駅徒歩1分大規模プロジェクト、
11月29日の日曜日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
少人数開催です。現在、参加予定者5名。
セミナー終了後は、軽く飲み会を開きます。
どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
来年にはまた、私が同行する「バリ島不動産視察ツアー」を催行予定。
そのスケジュール調整も、セミナーの参加者さんと行う予定です。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
11月20日14:16 に第35号のメルマガ
榊淳司のお奨めマンション情報 第035号 千代田区、港区の4物件
を送信しました。発信アドレスは
sakakimailmaga●sakakiatsushi.com
●はアットマーク
受信をご確認ください。
受信できていない場合は、「迷惑メール」に入っていないか見てください。
もし「迷惑メール」に入っていた場合は、「迷惑メールでない」等の指定をなさってください。
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よろしくお願いします。
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下記より受付けております。
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このところ気になっているのは、アメリカの大統領選挙。
私はもっぱら日本語メディアしか読んでいませんが、
どうやら混とんとしているようです。
今の時点で予想をするのはかなり難しいですね。
俄然注目を集めているのはトランプ氏。
「なんで?」と、思いますが、そこがアメリカ。
もう、言っていることは滅茶苦茶ですね。
でも、人気があります。
インテリの間では、トランプを「反知性主義の象徴」と
位置づける解釈が多勢を占めているように思えます。
私も、別段これに異を唱えません。
では、「反知性主義」とは何なのでしょう。
私はそれについてみなさんにキチンと説明する能力を有しません。
でも、私の感覚だけで書かせていただきますね。
それは「踊る大捜査線」における青島刑事の名言、
「事件は会議室で起きているんじゃないんだよ!」に通じるかと。
つまり、学識や机上の空論は実際の現場では通じない。
現実にやってみて結果を出せよ、という考え方です。
トランプ氏は、ご自身で「1兆円の資産がある」と言っています。
ビジネスで大成功を収めた人間です。政治家ではありません。
アメリカは、欧州大陸のガチガチに規制された社会から
逃れてきた人々が作り上げた人工国家です。
グダグダとした理屈よりも「結果がすべて」という価値観が優勢。
上手に演説する政治家よりも、トランプのように分かりやすく、
何事も明解に言い切ってしまう人間を好む傾向があります。
特に、高等教育を受けていない層はそうですね。
こういった合理主義的に結果を出すことを、
ウニャウニャと理屈をこねるよりも良しとするのが
「反知性主義」ではないでしょうか。
トランプ氏の人気の基盤はインテリ層ではなく一般大衆。
日本人の感覚でいえば、テレビのバラエティ番組を
1日何時間も飽きずに見られる方々。一般ピープルです。
ただ、こういう人々は世論調査には答えても、選挙には行きません。
したがって、仮にトランプ氏が共和党の代表になっても、
民主党の候補には勝てないように思えます。
一方、民主党の候補者選びも迷走していますね。
ヒラリー・クリントンがやや優勢です。
でも、この人は幅広い層に嫌われていますね。
見るからに「私は賢い人間です」という雰囲気があります。
それに弁解が上手で嘘つきの印象を持たれています。
ピューリタンを国の基にする国ですから、嘘つきは日本以上に罪悪です。
そこのところが、庶民層に受けないのでしょう。
賢いことは十分に証明されています。
「全米100人の弁護士」に何度も選ばれたお方ですから。
実務にも長けているのでしょう。
国務長官のお仕事もそつなくこなしました。
もしも大統領に当選すれば、ここ最近でも最も有能かもしれません。
もちろん、旦那のビルをも凌ぐ存在になるはずです。
ただ、彼女はいかにも「当選できなさそう」な雰囲気が満々。
アメリカ人の嫌いな「エリート臭」がプンプンしますから。
それに、演説に長けた「ワシントンの政治家」というイメージ。
一般ピープルからすると、親しみから遠い存在なのです。
アメリカ人は「夢見る連中」です。
子どもっぽい夢を本気で語る人々。妙に楽天的です。
そういう人々だからこそ、オバマに騙されたのです。
彼は「核なき世界を」なんて非現実的な夢を語り、
まんまと大統領に当選してしまいました。
結果、ロシアや中国やISの好き勝手を許してしまい、
アメリカは世界の大国から凋落しかけています。
それに比べて、ヒラリーはかなりの現実主義者です。
民主党のお方としては珍しいほど夢を語りません。
それでいて、基本はリベラルです。ちょっと不思議。
「尖閣諸島は日米安全保障条約の適用範囲内」と
アメリカ政府の高官として最初に明言したのは彼女。
その点、私には好ましい人物ではあるのですが・・・・
今の時点で私の単純な予想として、大統領になるのは
トランプでもヒラリーでもなさそうな気がします。
民主党ならバーニー・サンダース、共和党ならマルコ・ルビオ、
あるいはベン・カーソンあたりが途中から化けるのではないかと。
まあ、まったくの当てずっぽうですけれど(笑)。
日本にとって誰がいいのか、となると現時点ではわかりません。
基本的に共和党の方がいいと思います。
なぜなら、共和党の方が対中政策は厳しくなるからです。
また、歴代政権でも共和党の大統領は親日的。
「日本は同盟国だ」と明言してくれる人が多かった。
これに対して、民主党は親中反日の人が多いですね。
今のオバマもついこの間まで明解に親中反日。アホです。
特にご夫人のマーガレットはとにかく親中ですね。
中国人に騙されているとしか思えません。
しかし、仮にヒラリーが大統領になったとしたらどうでしょう?
彼女は中国に批判的です。
なぜなら人権と民主主義を尊ぶリベラルだから。
でも、親日的かというと、さにあらず。是々非々の現実主義者。
日本にとっては「悪くはない」けれど、良くもない存在。
まあ、どうなるかは今後の展開次第。
面白いのはトランプ氏ですね。
彼の体現する「反知性のアメリカ」がどこまで伸びるのか。
考えてみれば、ヒットラーもどちらかというと「反知性」でした。
単純に「強いドイツ」と「反ユダヤ人」をスローガンに、
支持を広げて最終的に政権を簒奪したのです。
民主主義というシステムは、チャーチルが言った通り「最悪」です。
しかし、人類はいまだにこれにとって代わるべき
合理的な政権選択の手法を編み出していません。
それもチャーチルが嘆いた通り。
人類は紀元前からそのことを知っていました。
少なくとも、大昔のギリシャ人はそういう記録を残しています。
アメリカやフランスは、その民主主義というシステムの卸元。
「それが本来あるべき政治のスタイル」という価値観を、
世界中に広げようとしてきました。あるいは、押し付けてきました。
でも、だからといって世界中でうまくいっているとは限りません。
韓国のようにポピュリズムとしての「反日」が
たちの悪い政治的な道具に使われている国もあります。
民主主義は絶対ではないし、必ずうまくいくとは限りません。
それは、卸元であるアメリカにおいてさえそう。
4年に一度行われるアメリカの政治祭り。
かなり面白くなってきました。
これから存分に楽しませてもらいます。
さて、本業に戻って資産価値レポートの更新情報です。
港区関連の5本と千代田区を更新しました。
港区に関しては、相変わらず「低迷」状態。
赤坂のバブルタワーは坪単価1千万円に迫っています。
私の体感だとバブルはもうピークアウトしています。
このまま目黒みたいにすんなり売れるとも思えません。
千代田区は今回新たに6物件ほど出てきました。
こちらもバブルを当て込んだ番町や麹町アドレスの物件に注目。
バブルの終末期には必ず出てくるタイプの物件。
このまま本当にバブルが終われば、敗戦処理が注目されます。
■シティインデックス千代田岩本町、■ピアース千代田淡路町、■ルジェンテ千代田神保町、■五番町マンション、■パークコート三番町ヒルトップレジデンス、■ブランズ ザ・ハウス 一番町、■ザ・パークハウス 千代田麹町、■レフィール半蔵門
■パークコート赤坂檜坂ザ タワー、■ジオ赤坂丹後町、■アークヒルズ仙石山レジデンス、■グランドメゾン白金レジデンス、■パークリュクス白金高輪、■シティハウス東麻布、■シティハウス南麻布一丁目、■フォレストテラス鳥居坂、■アトラス南麻布、■東京ベイシティタワー、■クレストプライムタワー芝、■クラッシィハウス芝浦、■ベイクレストタワー、■ハーバーテラス品川、■ルフォンリブレ浜松町 キャナルマークス
■パークコート赤坂檜町ザ タワー、■ジオ赤坂丹後
■グランドメゾン白金レジデンス、■パークリュクス白金高輪
■東京ベイシティタワー、■クレストプライムタワー芝、■クラッシィハウス芝浦、■ベイクレストタワー、■ハーバーテラス品川、■ルフォンリブレ浜松町 キャナルマークス
■シティハウス東麻布、■シティハウス南麻布一丁目、■フォレストテラス鳥居坂、■アトラス南麻布
11月29日の土曜日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
少人数開催です。現在、参加予定者4名。
セミナー終了後は、軽く飲み会を開きます。
どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
来年にはまた、私が同行する「バリ島不動産視察ツアー」を催行予定。
そのスケジュール調整も、セミナーの参加者さんと行う予定です。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
購読料 1ヵ月 1,590円※購読料金のお支払いはクレジットカードのみとなります。お申込みは コチラから 次のページの右下「カートに入れる」をクリックしてください
今日はちょっと趣向を変えて、
あるご相談案件をドキュメントタッチでご紹介します。
Wさんとおっしゃるエンドユーザーさんが
野村不動産アーバンネットの「囲い込み」によって
ご希望の中古マンションが買えなかった実例です。
中身のほとんどは、Wさんからいただいたメールの文章を
そのまま使っています。
■登場人物と企業
Wさん:私への相談者(エンドユーザー)
Wさん側仲介:C社
売主側仲介:野村不動産アーバンネット(以下、野村)
購入検討物件:プラウドXXXXX
概要
・ 一番手、満額、ローン審査通過済であったにも関わらず、購入に至らなかった。
・ 最終的には野村の直客で売買が決定した。いわゆる両手取引での売買契約となった。
・ Wさん側はC社を仲介としており、野村の直客ではなかった。
・ 野村の説明としては野村の直客は補修保証制度が活用できるのでその補修制度が理由で売主が売却相手を決定したとのこと。
・ 補修制度に関する説明はWさん、およびC社には一切なかった。
・ 売却が決まったことは事後報告であった。
・ C社は野村の直客であることがマンション購入に必要な条件であれば、Wさんと野村が直接契約してもらっても良いとの意向を野村へ伝えていた。
・ 野村はWさんの買い付け申込み書を売主には渡しておらず、買い付けが入ったことは口頭(おそらく電話)で買主に伝えた。
論点
野村の直客であれば補修制度が活用でき、その制度が理由で売主が売却相手を決めていることを理由に両手取引を誘因しているのではないかとの疑義。
経緯
10月XX日(物件が売り出された直後)
売主、C社、野村、Wさんの立会いの下、購入希望物件の内見。
内見前から売却相手は売主が決めるとの説明があったが、担当営業からは買い付け申込みがあれば売主は前向きに検討するとの意向を伺っていた。
内見後、WさんはC社で買い付け申込書記入。
買い付け申込書記入後、速やかにC社から野村へ買い付け申込書をメールにて連絡。
翌日と翌々日
C社から野村へ複数回状況確認の問い合わせ。Wさんが一番手での申し込みで、ローン審査も通っていることを確認。
3日後
C社が野村のオフィスを訪問。
状況確認後、野村の直客でないことが購入条件を不利にするのであればC社が仲介を外れても良いとの意向を説明。
野村は「売却相手は売主が決める」との一点張りで週末に3組内見が入っているのでそれ以降の決定になるとの説明。
C社からWさんへ状況説明、その後C社から野村へメールにて連絡。
6日後
C社が野村へ状況確認の問い合わせ。
野村は内見は滞りなく終了したので、買い付け申込みを待って、最終的な判断となること、明日には売却相手が決まることを説明。
7日後
C社から野村へ状況確認の問い合わせ。
まだ買い付けが入っていないので、買い付けが入り、売主が判断してから連絡とのこと。
本日中には最終決定となるとのことであったが、その日には連絡がなかった。
8日後
別の方へ売却が決定、と通知が来る。
事前に何の連絡もなかった。
状況確認のため、C社とWさんが野村のオフィスを訪問。
野村の説明としては「野村の直客であれば補修保証制度が活用できるので、その制度を考慮して売主は野村の直客を決定した」とのこと。
事前に補修保証制度の説明は何もなかったこと、C社は仲介に入らず野村とWさんが直接契約を行っても良いとの意向に対する十分な説明がなかった。
野村はWさんの買い付け申込み書を売主には渡しておらず、買い付けが入ったことは口頭(おそらく電話)で買主に伝えたとの説明。
実際に伝えているかどうかは非常に怪しいやり取りであったため、Wさんから買い付けが入った事を適切に伝えずに野村の直客(両手取引)を優先した印象。
また、野村担当者は「そんなにプラウドXXXXを気に入っているなら別の部屋を買えばいい」との発言があった。
(このやり取りは録音しております。)
以上がWさんからのメールです。一部編集しました。
聡明な方ですね。時系列に分かりやすく書かれています。
また、現場でのやり取りをきちんと録音もしておられます。
ちなみに、私は以下のようにお答えしました。
典型的な囲い込みのケーススタディかと思います。
ただ、野村の主張には明解な違法性を見出せません。
カンタンに言えば「うまくやっている」感じがします。
すでに物件は他決しているので、残念ながら
Wさんが救済されることはないと思います。
何か手があるとすれば、野村の不誠実さや囲い込みの実態を
監督官庁に訴えて、野村に対して指導をしてもらうこと。
駆け込む先は以下のところだと思います。
ということで、東京都の相談窓口をお知らせしました。
ただ、野村は国土交通大臣免許なので関東地方整備局に
事情を説明することになったようです。
お答えにも書いたように、この場合の野村には
違法性を窺わせる行為はありません。
ただし、著しく不誠実なやり方ですね。
「売主の意向」と言いながら、最初から「囲い込み」を
狙っていた感じがありありと想像できます。
本日は長くなりましたのでこれくらいで。
「囲い込み」については、いつか夕刊フジの連載でも
取り上げようと思っています。
11月29日の土曜日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
少人数開催です。現在、参加予定者4名。
セミナー終了後は、軽く飲み会を開きます。
どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
来年にはまた、私が同行する「バリ島不動産視察ツアー」を催行予定。
そのスケジュール調整も、セミナーの参加者さんと行う予定です。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
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一昨日、昨日と、新潟県の湯沢方面へ出張っていました。
雨が降ったりやんだりの天気。傘は要りませんでしたが。
証拠写真は一枚もありません。撮りませんでした。
特に写真を取らなかった理由はありません。私の性分です。
一昨日の夕方に旭化成建材が調査結果を公表。
また、同時に杭工事大手の偽装も発覚。
出張中の私にも共同通信社から「有識者のコメント」を
求める電話がかかってきました。
エヘヘ。私、「有識者」ですって。
まあ、それはいいとして・・・・
マンション業界はちょっと厄介なことになっていますね。
これでまた大騒ぎかと思ったら、「折よく」ではありませんが
パリのテロ事件が起こりました。
しばらくマンションどころではないでしょう。
でもまあ、外国での出来事であり、今のところ日本人の
犠牲者はいないようなので、冷たく言えば他人事。
3,4日すれば世間の関心は国内に移るでしょうね。
パリの事件についてアレコレいうのは他の方に任せます。
本日、私は「有識者」としてまず「ル・サンク小石川後楽園」
について、アレコレと申し上げましょう。
まず、今回の「建築確認取消」という事態は異例中の異例。
全国でもこれまで二桁あるかないか、というレベルのはずです。
なぜ取り消しになったか、という建築基準法上のアレコレも
その筋の有識者に任せるとしましょう。私の専門のやや外側です。
私が言及するのは、なぜこうなって、今後どうなるのか?
この問題は非常に根が深いのです。
ことの起こりは平成15年に、あの土地をNIPPOと神鋼不動産の
元の会社がURの元の組織から競争入札で購入したことに始まります。
なんと12年も前の話。坪300万円で1360万円、総額45億円。
推定で一種100万円。まあ、当時としては普通でしょう。
建築費は坪単価60万円くらいの時代でしたから。
翌平成16年の7月には建築確認申請が出されたそうです。
8月31日には、建築確認が下りました。ここまでは普通。
ところが、反対運動の方々が11月に東京都建築審査会に審査請求。
なんと翌平成17年の6月に東京都建築審査会が確認を取消。
この時点で数少ない事例のひとつが起こっていました。
その後、もめにもめます。関連の裁判もあったようです。
ただ、事業者側も粘り強く事業化を進めてきました。
平成24年7月と26年3月には建築確認処分が下りて、工事開始。
今年の12月に完成予定で工事が進んでいました。
場所がいいので販売も好調。すでに完売しています。
ところが、反対派住民の請求に基づいて審査していた
東京都建築審査会が、まずこの9月に「建築確認の効力を停止」。
そして今回の「取り消し」裁決書の送付は12日だそうです。
結果としては、反対派住民側の大逆転ですね。
長年の運動の成果が、ここ半年で劇的に表れました。
もはや、このマンションを通常のスケジュールにのっとって
購入契約者に引き渡すことはできなくなりました。
まず、手付金の倍返しで解約を求めるしかないでしょうね。
今後どうなるのか?
まず、事業者側はこの土日も休まず協議しているはず。
今回の建築審査会の決定をなんとか覆すことはできないのか?
裁判に訴える道が残されているのかどうか、私にはよく分りません。
審査会の決定に従うのなら、建築確認を取り直して
新たな設計に基づいた工事のやり直し・・・・
あるいは、新たな設計図に基づいた補正工事でしょうか。
いずれにせよ、事業者が大きな損失を蒙ることは確実。
少なくとも、この事業は大赤字を喰らうことになりそうです。
まず、今回のことでゼネコンの過失はなさそうなので
建築費は100%支払う必要がありますね。
おいくらか分りませんが、相場通りなら約50億円。
土地の購入費が45億円。12年間の利息が推定約10億円。
事業主2社は、約100億以上の負担を強いられている状態で
今のところ回収はゼロ。今後の見通しは不明。負担額は増大必死。
中小の独立系デベロッパーなら倒産するレベルですね。
最近、メディアから私への取材で多くなったテーマは「業界の体質」。
くい打ち工事データの偽装事件も、数々の欠陥マンションも、
更に付け加えればこの確認取消事件も、根底には業界に根付く
「なにか不自然な体質」みたいなものがあるのでは? とういう方向。
もちろん、ありますとも。アリアリです。
私は20数年間、広告屋としてマンション業界に巣食ってきました。
広告代理店を通してマンションデベロッパーの仕事を、
それこそ「山のように」やってきました。
売上総額なら、何十億円も上げさせていただいたのです。
その間、あの業界の内部事情を窺い知る機会が多数ありました。
何度もここで書いてきましたが、そこにあるのは
自分たちの利益を最優先するご都合主義。
そして、そのためにはエンドさん(購入者)の利益など
最終的には「どうでもいい」という発想。
今回の杭打ちデータ偽装事件でも、売主であり、
購入者に対して全責任をとならなければならない
三井不動産レジデンシャルは、先日やっと会見。
それも、半期決算報告の記者会見を兼ねるという雑魚さ(笑)。
それがなければ「やりたくなかった」感、アリアリ。
なぜ、あの連中はあそこまで消費者軽視なのでしょうか?
私は、一番の理由はまっとうな市場競争がないからだと思います。
日本はついこの間まで「住宅不足」感がありました。
「マンションは抽選に当たらないと買えない」という時代は
わずか20数年前のことです。
その頃から、不動産屋は「売ってやる」体質。
「買っていただく」のではなく「買わせる」、「はめ込む」。
仲介業界では「殺す」という隠語を使いますね。
「殺す」とは「契約させる」ということ。
今は時代が変わりました。住宅はたっぷり余っています。
エンドユーザーが住宅を選べる時代、であるはずです。
でも、実際は違います。まだまだ「売ってやる」体質。
現に、新築マンションなんて今回のル・サンク小石川後楽園
のように、そのエリア内においてある条件で選ぶとすれば
「それしかない」状態の物件は、あっという間に売れます。
このマンションも、まさに「売ってやる」状態だったはず。
その結果、「買えた」と喜んだ方々は、間際になって
「引き渡しを受けられない」状態に陥ってしまいました。
何ともお気の毒な状態です。
反対運動の方々には敬意を表します。
「よくぞなされました」と思います。
実は、支援された弁護士さんも存じ上げているお方。
「やりましたね、先生」と申し上げたい気分です。
しかし、107戸の購入者さんたちにとっては、想定外もいいところ。
この責任、あの2社のデベロッパーは取れるでしょうか?
「倍返し」の手付金だけでも20億円くらいかかりそうです。
中には三菱地所レジデンシャルの南青山高樹町の事例に倣って
「3倍返し」を要求する契約者も出てくるでしょう。
マンションというのは、そもそもの価格が高いだけに、
事故ると損害額も半端なく高額なものとなります。
それだけに事業用地購入から設計、施工、販売、広告、契約、
そして引き渡しまで一つ一つの過程を慎重かつ確実に
仕事を進めなければならないはず、なのです。
しかし、いくばくか内部事情を知っている私からすれば
「へえ、そんなのでいいの」というシーンを数多く見ました。
消費者をごまかそうとする体質は、そのまま広告に表れますから。
ここ数年、そういう体質の膿が一気に出ている感じですね。
ただ、それは「氷山の一角」に過ぎません。
報道されないけれど「呆れ果てる」ような事件はたくさんあるはず。
多くは、購入者が自ら購入したマンションの資産価値を守るために
「表沙汰にしない」方向に持って行かざるを得ないだけ。
デベロッパー側も、そこに甘えています。まことに遺憾。
ひとつ断言できること。
こういう売主企業側のチョンボによる事件は、
これからも起こり続けるだろうし、
それがなくなることはありえません。
なぜなら、デベロッパーの「消費者軽視」体質は変わらないから。
要は、今回の一連の事件のように表沙汰になるかならないか、
ということであって、事件は常に起こっているはずです。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
今回は「渋谷区」を最新情報化。
私は、東京の最も魅力的な住宅地があるのは
港区でも世田谷区でもなく、渋谷区だと思っています。
ただ、この渋谷区には中々お手頃な物件が出ませんね。
それでも、「出モノ」を探して今回も最新物件を入れました。
■ピアース初台センティア、■パークコート渋谷大山町 ザ プラネ、■オープンレジデンシア代々木ザ・ハウス、■ヴァントヌーベル代々木、■オープンレジデンシア初台、■シティハウス恵比寿伊達坂、■シティハウス神宮北参道、■プラウド恵比寿南、■リビオ笹塚、■シティハウス広尾南、■THE CONOE〈代官山〉
11月29日の土曜日に、いつものバリ島不動産セミナーを開きます。
少人数開催です。現在、参加予定者4名。
セミナー終了後は、軽く飲み会を開きます。
どうぞみなさん、お気軽にご参加ください。
来年にはまた、私が同行する「バリ島不動産視察ツアー」を催行予定。
そのスケジュール調整も、セミナーの参加者さんと行う予定です。
「榊淳司のお奨めマンション速報」
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