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榊 淳司オフィシャルブログ

中国発の世界同時株安が起こっていますね。
昨日の上海は暴落と言っていいマイナス156、東京は597円安。
NYダウはマイナス530ドル。なんと日経CMEは18,975円と
あっさり1万9千円の大台を割り込んでしまっています。
このままでは24日も安く始まりそうな気配が濃厚。

原油価格も一時的に40ドルを割ったみたいです。
現在はWTIが40.23ドルと表示されています。
資源価格がこんなに落ちるのは、需給が緩んでいるから。
中国の需要増大を当て込んだ生産拡大のツケを
キッチリと払わされている感じですね。
中国の景気がよくない以上、当面この傾向は変わらないでしょう。

現状、中国は完全に「中進国の罠」にはまっています。
今後の経済成長は実質5%未満になるのではないでしょうか?
また、国有企業と地方政府が抱える膨大な不良債権を
どうやって始末するのかが注目されます。
日本の1990年代とよく似た構図ですね。
あれ以来、日本は「失われた20年」という、
基本的には長期の不況に苦しみました。
経済成長はほとんどできないまま、人口減少期に入りました。
今後も、日本経済は今のサイズを保っていくでしょう。

中国も、このままではデフレに陥るはず、です。
しかし、日本と違うところは政府が不況を受け容れられない
仕組みになっている独裁専制国家であること。
中国共産党は日本の民主党のように「不景気だから仕方ないね」と
他人事みたいに構えてはいられません。

不況が続いて民衆の不満がたまると、社会不安に陥ります。
日本は選挙によって政権交代が行われるので、
誰も血を流さずに支配者の首を挿げ替えることができます。
しかし、中国共産党は経済運営がうまくいかないからと言って
「ほいじゃやめるわ」と政権を投げるわけにはいかないのです。

彼らは今のように平和な時代でも、凄まじい権力闘争を行っています。
政敵が権力を握ると、財産が没収されて刑務所に送られるお国柄。
ましてや共産党政権が崩壊すれば、党のエライさんは
家族も含めて片っ端から逮捕・処刑でしょう。
だから、彼らは絶対に不況を受け容れられないのです。

実際、中国経済の成長は止まっているかマイナスだと思います。
でも、出てくる数字はなぜか目標の7%成長に達しています。
何にも信用できませんね、彼らの統計数字は。
ただ株式市場のプレイヤーは主に個人なので「市場らしい」値動きに
なるときもありますが、基本は官制相場。

多分、24日の月曜日は気合を入れて当局が介入してくるはず。
東証は安く始まっても上海は上げに転じると思うのですが・・・
まあ、こればっかりは当たるも八卦、当たらぬも・・の世界。
しかし、このまま上海を暴落させては世情不安に陥ります。

まったく関係ない話ですが、今日はあるメディア関係者と会食しました。
四方山話になったのですが、面白かったのは「中国」。
世の中の「中国」に対する関心は高く、記事にしやすいのだとか。
だから中国関連のネタは編集会議を通りやすいのだそうです。

私は中国人の東京でのマンション投資やAirbnbについて
いくつかのメディアに記事を書きましたが、いずれも好評。
世間の関心の高さをうかがわせています。
ここ2,3年、日本人の中国への見方がかなり厳しくなっていますね。

一方、街を歩けばそれこそ中国人だらけ。
ここ2年でインバウンドは倍増の伸びを示しています。
きっと、まだまだ伸びるでしょう。ホテル不足は深刻。
今は都心の駅近立地で土地が売り出されると、
マンションデベが争って購入していますが、
これからはホテル業者が参入するでしょうね。
すると、都心の土地は高止まりしたまま下がらなくなります。

例えば、東京都に年間1500万人のインバウンドがやってきたとして、
滞在日数は平均で5日だったとします。
すると常に20万人が滞在していることになりますね。
2千万人になると27万人。
東京オリンピック開催時の瞬間風速だと50万人は超えそうです。
さて、それだけのホテルが整備できるでしょうか?
おそらく、無理です。仮に作ったとしても、その後が大変。

今、インバウンドが急増している最大の要因は、円安。
円安になったのは、日銀の金融緩和が原因。
金融緩和というのは、お金をジャブジャブ市場に出すことで、
不況対策として有効だと考えられてきた手段です。

ところが、4-6月期のGDPがマイナスになったように、
あまり景気を刺激する材料にはなっていないという説もあります。
じつは、私もそう思います。
金融緩和というのは「お金が借りやすい」状態にすることであって、
個人の財布に入っているお金が増えるわけではないのです。
企業や投資家が銀行から金を引っ張りやすくなっているだけ。
だから、企業や一部富裕層にとっては不動産が買いやすい状態なので
都心や一部地域ではバブルが発生しているのです。

この金融緩和を率先して実施しているのが、日銀の黒田総裁。
もくろみ通り円安になって輸出企業の景気は良くなりましたが、
それは一部にのみ見られる現象で、経済全体は停滞気味。
つまり、金融緩和が好景気を導いている、とは言えない状態。
でも、金融を引き締めているよりもマシではあります。
ただ、厄介な副産物である不動産バブルはしっかり引き起こしています。

さて、金融緩和はいつか終わります。
というか、いつまでもこんな異様な事態を続けるわけにはいきませんから。
黒田君の任期は2018年の3月まで。
次の日銀総裁が、金融緩和を引き継ぐかどうか不明。
仮に、2017年4月に消費税が引き上げられると、
2018年中は金融緩和を続けざるを得ないでしょう。
そのあたり、どうなるかは不明。

インバウンド増加は円安に頼るところが多く、
これが円高に転じれば伸びは衰えるどころか
減少に転じることさえ考えられます。
だから、ホテルを作りすぎるのも危険ですね。

中長期的に見ても円安よりも円高の方が
国全体を豊かにしてくれるのは自明です。
アメリカは世界経済を犠牲にしてでも金融緩和から
引き締めへと転換するはずです。つまり金利引き上げ。
日本は、当面なさそうです。しばらくは低金利。

アメリカの金利が引き上げられれば株価が下がる、
という観測が見られますが、私にはよく分りません。
それよりも、中国の景気後退がはっきりすれば
日本にやってくるインバウンドは多少減るでしょうね。
都心のマンションを勢い良く買っている中国人も、
今よりかはプレゼンスを下げるかもわかりません。
あるいは、売り物が多くなる可能性もあります。

いずれにせよ、株価の下落は不動産市場によい影響を与えません。
また、株価はもっとも鋭敏な景気指標です。
このまま下落基調が続くとすれば、今の都心バブルは
半年後にはっきりと潮目を変えている可能性があります。
不動産投資をお考えの方も、株価には注意を払うべきですね。

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2015/8/21 16:14 | メルマガ発信 | Comments (0)

世の中不思議ですね。
先日、日本の4-6月期のGDPが発表されました。
年率換算でマイナス1.6%という数字。
これだけ見ると、日本は大不況のはず、なのです。
でも、巷ではたいして不況感は広がっていませんね。

まず、失業率が少しずつではありますが、低下しています。
建設現場や外食産業では、人手不足が常態化していているようです。
私の周りを見ると、不動産屋さんたちはまだら模様。
マンションデベは目先の決算は飛び上るほど良好なのですが、
来年以降の事業展開に不安を隠せないご様子。
何といっても、土地がうまく買えていませんから。
また、もう買っちゃった土地で事業を行っても売れるか否か???
何といっても、今よりもさらに高く売らなければいけません。

一方、私の古巣である不動産広告業界の関係者は浮かない顔だらけ。
首都圏の今年の新築マンション供給数は4万戸に届くかどうか。
来年は3万戸台の前半もしくは2万戸台も考えられます。
あの業界に巣食う方々の4割ほどをリストラしなければいけないレベル。
なんだか、ものすごーく暗い未来がやってきそうなのです。

ブローカー系の方々は、今がウハウハみたいですね。
マンションデベですら「流動化事業」に精出しています。
「流動化」というのは、「土地ころがし」のことです。
どこからか買ってきては、同業者に転売するのです。
バブルの時は、これが簡単でいちばん儲かります。
いちいちマンションを建てて売っているより、ずっとお手軽。
その代わりに、潮目が変わったら不良資産を抱えたまま
倒産へまっしぐらに走るジェットコースター化します。
そこから飛び降りるには「死ぬ覚悟」が必要なのですよ。

話をマクロの視点に戻しましょう。
GDPはマイナス成長になっているのに、街は平穏です。
東京に住んで、東京のあちこちを回っていると
特に不況感といったものは感じません。
しかし、経済が成長していないことは確かです。

ただ、これが郊外に出たり地方に行くとひどいものです。
「この国はどうなってしまうのだろう」
暗然とした気分になってしまいます。
でも、東京に戻ってくると、そのうち忘れてしまいます。
まあ、人間とは「見たいものしか見ない」習性をもった生き物です。
でも、不都合であっても、見たくなくても、現実は現実です。

私は最近まで、かなり確信をもって考えていたことがありました。
次にリーマンショックのような不況の到来を告げるゴングが
なるとすれば、それは上海からだろう、と考えていたのです。
私が毎日、恐る恐る見ているのがココ。

stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=000001.SS

面白いですよ。
だいたい午前中は下げ基調なのですが、午後は上げ基調。
なぜかというと、午前の下げがきついと政府がヤバいと思って
午後にはあからさまに市場に介入してくるから。
昨日の動きが典型的にそれでした。

もうかれこれ2か月近くは、こんな動きを続けています。
おそらく、世界経済史上初めての「政府VS市場」の戦いです。
自由経済の国では、まずありえない情景だと思います。
そして、誰もが「政府は市場に勝てない」と考えています。
ただし、それは生まれた時から自由経済の国で暮らしている
我々のアタマが固定観念の奴隷になっている可能性があります。

最近、もしかしたら中国の共産党政権は、自国の株式市場において
「勝てる」のかもしれないと考えはじめました。
その理由は、我々の感覚で考えている「株式市場」と、
今の中国で運営されているそれとは、違うものかもしれないからです。
何といっても共産党が一党独裁の専制政治を行っている国です。
あとからどんなルール変更をしても許される国。
しかも、面倒な手続きなしにそれをやってしまえるのです。

ですから、上海総合は当面3千を割ることはないのではないか、
と最近は考えています。これには幾分か希望的観測が混じります。
そうだとすれば、中国経済が目に見えて崩壊することはなく、
リーマンショック級の「不況ゴング」が鳴らされることはない・・・
そうあってほしいものです。

しかし、いくら「何でもできる」共産党政府にしたところで、
強権を発動して崩壊を止められるのは「株式市場」まで。
国の経済全体を不況から脱しせしめるには無理がありそうです。
これまで、共産党政府は不況感が強まると大量のお金を
市場に供給することで無理やり好況状態を作り出していました。
そのお金は言うまでもなく人民元ですが、通貨供給の根拠は
なんと自国内の外貨準備高となっています。

つまり人民元は「金本位制」ならぬ「ドル本位制」なのです。
しかも、人民元はほぼ固定相場制ですから為替レートは
共産党政権の「思いのまま」といっていい状態。
まさにやりたい放題。なんでもできるはず、なのです。

しかし、共産党の中国といえども世界経済にはしっかりと
組み込まれており、そこでは市場原理が働いています。
ただ、中国共産党は世界一勇敢で無鉄砲な組織です。
世界経済を思いのままに操るべく、様々な施策を繰り出しています。
まず、人民元をドルやユーロと並ぶ国際通貨にしようと画策。
貿易を「人民元決済」にしようとたくらんでいます。

次に、世界のお金を集めて中国企業に吸収させようとするのが
AIIB(アジアインフラ投資銀行)です。
どうやら手前勝手な目論見を何か国かに見透かされて、
連中が望んだほどの好スタートは切れませんでした。
そのうち「孔子平和賞」みたいに消えてくれるといいのですが。

そうやって果敢に世界規模の市場経済に挑戦しているのですが、
そちらの勝ち目はいかにも薄いと思います。
つまり、上海の株式市場くらいなら腕力で操れるけれど、
「不況」という経済の病気には罹らざるを得ないでしょう。

ただし、それは上海総合の暴落、といった分かりやすい形ではなく、
何かジワジワとした不況感の蔓延みたいなものになりそうです。
というか、すでに今の中国経済は不況期に突入した、
といえるのではないでしょうか? その兆候はありありしています。

ある意味で「中進国の罠」に陥っている状態だと思います。
しかし、これまでの例には見られないほどの経済大国なので
この理論をそのまま適用することに専門家たちは躊躇しています。
でも、症状の一つ一つは「中進国の罠」そのものです。

非常に困るのは日本です。
この数年間で、日本にとっての中国は、生産拠点から
製品の輸出先へと変わっています。
分かりやすく言うと、使用人がお客さんに変わったようなもの。
日本にやってきて爆買いしている彼らこそ、この変化の象徴です。

日本企業の動きも分かりやすくなっています。
生産拠点は可能な限り手仕舞いして他国に分散するか
日本に戻る動きが顕著になっていますね。
いつ暴動の対象になるのか分かったものではありませんから。
でも、製品の販売拠点はどんどん増えているようです。
さらに、生産設備や機械をたくさん買ってくれる国です。
その国が不況になると、それは日本の経済へも悪影響を及ぼします。

おりしも、日本経済だって表面は平穏ですが、中身は脆弱。
儲かっている企業は儲かっていますが、ほんの一部です。
黒田君の金融緩和が効いているので大きな倒産こそありませんが、
青色吐息の企業は私のまわりにもたくさんあります。

不況というのは、多分に人々の心の持ちようみたいなもの。
数字上、今は完全な不況ですが、人々はそれを感じていません。
多分、普段通りに物を買ったり、外食したりしています。
ところが、みんなが「今は不況だ」と思い始めると、
財布のひもを締めて貯金を殖やそうとします。
あるいは、借金の返済を優先します。すると、物が売れません。
ちょっとしたキッカケで、世の中の空気はガラリと変わります。
いつも言うように「王様は裸」なのです。
多くの人は、それを見たくないから見ないだけなのです。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
杉並区でも、めぼしい新物件は出てきませんね。
おや、これは・・・なんて思ったら幹線道路の角だったり。
しかし、既存物件もビビッドに販売は進んでいません。
そしてバブルの影はかなり色濃くなってきました。
市場をよくご覧になってください。

杉並区総集編
価格 5,290

■パークホームズ杉並和泉 ザ レジデンス、■プレサンスロジェ 荻窪桃井 THE PARK、■グローリオ永福町和泉、■プラウドシティ阿佐ヶ谷、■(仮称)ザ・レーベン杉並和田(DUAL MARK pj)、■ジーエスグランド永福町、■コディア八幡山、■デュフレ高井戸、■プラウド中野テラス、■リムテラス方南町、■パークホームズ杉並善福寺川緑地、■リノーヴコート阿佐ヶ谷、■デュフレ荻窪、■アスコットテラス荻窪

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2015/8/20 0:05 | ちょっと脱線 | Comments (2)

京都という町には、人付き合いにおいて
やたらと面倒くさいところがあります。
「言葉の意味がその言葉通りでない」みたいなルールです。
よく言えば「婉曲な言い回し」が好まれます。

YESはいいのですがNOをはっきり言いません。
まあ、これは日本人全般にいえることですが、
京都人はめったに「NO」に類することを言いませんね。
日本語でいうなら「お断りします」とか「要りません」みたいな。
多分、生粋の京都人は1年に1回も言わないかもしれません。

この前、その京都で祇園の芸妓さんがやっているバーへ行きました。
そこで京都弁についての話をいろいろしていていたのですが、
舞妓・芸妓が「これさえ覚えとけば大丈夫」な3つの言葉。
それは、「すんまへん」「おおきに」「おたのもうしします」。
この3つのどれかを使えば、だいたいの場面はしのげるそうです。

そういえば周防監督の「舞妓はレディ」でも出てきました。
「おおきに」「すんまへん」「おたのもうしします」
「お断りします」というときには「すんまへん」でしょうか。
まあ、それで済めば便利なものです。

実は私、そういう京都風の物言いが大の苦手です。
YESとNOは、割合はっきりいうほうですね。
また、言葉はその字義通りの意味で使います。
変な遠回しは大嫌い。それを使われるのも大嫌い。
「はっきりせんかい。どういうことやね?」と
すぐに言いたいタイプです。だから京都人は苦手(笑)。

東京というところは、京都人からすると田舎者の集まりです。
これは見下しているのではなく、ホメているつもりです。
私のようなYESとNOをはっきり言うタイプには生きやすい街。
何がいいかというと、言葉はおよそ字義どおりです。
断るときも、はっきりとは言わないまでも昨日や一昨日東京に
やってきた田舎者でも分かるようには言ってくれます。

だから、私にとっては京都よりも東京の方が
ビジネスはやりやすい、という感覚を持っています。
今でも京都で何か仕事をしたいとは思いません。
やるとしても、せいぜい大家業でしょうか。

ところが、この東京の感覚よりも諸外国はもっと
YESとNOがはっきりしているらしいですね。
今は私もほとんど英語を話すことがなくなりましたが、
20代の前半は職場にいたアメリカ人と
よくつるんで遊んでいました。もちろん、会話は英語。

半端な語学力しかなかったせいもありますが、
英語で話すときはあいまいさがほとんどなくなります。
物事の主体もはっきりさせなければなりません。
IとYOUは完全に区別されます。
自分がどうしたいのか、どう思うのかも、英語だといいやすい、
という感覚を持っていました。

だから、けっこう私の性格にはあっていると思いましたね。
いつか外国で暮らしてみよう、なんて考えながら
気が付いたら日本語の文章を書くことが商売になっていました。
最近では英語力を使うのはもっぱらニュースを読む時だけです。
こちらはあまり衰えません。18歳の時よりも今の方が強いかも。

大学生の時に、同じゼミに英語がペラペラの女の子がいました。
結構仲が良かったので、卒業後もよく大阪で飲んでました。
彼女は完全な大阪人なので、二人の会話は関西弁です。
そのうち私は東京に居を移し、彼女はカナダの大学院に
留学した、という噂を聞いていました。
以来約30年、会っていません。

そんな彼女と、30年ぶりにフェイスブックでつながりました。
メールのやり取りをしていることで、彼女も本を書いたと知りました。
2011年ですから4年前。あの大地震のちょっとあとですね。
さっそくアマゾンから取り寄せて、読んでみました。

関本さんの本

彼女のキャリアは、カナダの大学院で修士を取得後、
ILO(国際労働機関)、FAO(国際食糧農業機関)、
さらにOECD(経済協力開発機構)、ADB(アジア開発銀行)。
今はWB(世界銀行)の職員で、リクルーティング担当。

もう15,6年前に本屋さんで「同志社」紹介のムックを
立ち読みしていたら「代表的な卒業生」として彼女が登場。
(おお、関本さん・・・国連の職員になっとるやないか)
なんて、ちょっと驚いたものです。(正確にはILO)

このブログでも何度か書きましたが、わが同志社大学法学部の
「麻田ゼミ」は、あの時代の学内「最強」であったと自負しています。
何が最強かというと「人材」という面において。
それはもう、いろいろ知的に「変な奴」が集まっていました。
そいつらがみな「変な奴」らしい人生を歩んでいます。

今の同志社大学の学長は村田君と言って、ゼミの2年後輩にあたります。
「朝までテレビ」などによく出ていました。最近も国会に呼ばれてましたね。
彼のように大学の教授になったゼミ卒業生は、一説には30数人。
確か、我が同期にも一人いたはず。1期上は知っているだけで2人。
関本さんのような国際機関の職員やキャリアの外交官も同期にいます。
まあ、多士済々。私などは世の中の端っこで
ただただうるさく吠えているだけですが(笑)。

この本は、そんな国際キャリアの彼女が大学院を出てから
数々の国際機関を「日本人」の「女性」というかなりマイナーな
立場で渡り歩いている間に経験した出来事を縦軸に、
日本人がその「あいまい」で「謙虚」な性格ゆえに
いかに損をしているのか、という
種々の厳しいご指摘を横軸に語られています。

僕は30年前とはいえ彼女と知り合いなので「おや、そうやったん」、
ふむふむ、はむはま「関本さんも苦労しはったなあ」という感想。
素直に言って、私は彼女の活躍を大変誇りに思います。
そして、彼女が「日本人の美徳を失うまい」と苦労しながらも
徐々にマインドも鍛えられたキャリアとして
成長していく姿を想像して、ちょっと感動。

来年あたり、30年ぶりに彼女と再会できるかもわかりません。
非常に楽しみです。ただ、忙しい彼女が僕と会う時間を
作ってくれるかどうかがちょっと心配ですが。

しかし、こういう昔の知り合いが書いた本を読む、
というのは中々に別の味わいがあっていいですね。
特にその方の人生をうかがい知ることができる内容だと、なおさら。
恩師である麻田先生のアメリカ留学時代の出来事をつづった
「リベラルアーツへの道」を読んだ時も、感動しました。

私はもう多分、日本以外のところに住むということはなさそうです。
関本さんが書いたこの本も、麻田先生の著書も、
直接的には私の人生の役に立ちそうにありません。
でも、私としてはかなり楽しめました。もちろん、教養にもなります。
特に私たちの子どもの世代にはうんとお勧めします。
まあ、このブログの読者にはほとんどいないとは思いますが(笑)。

さて、資産価値レポートの更新情報です。
今回は「新宿区」のレポートを更新しました。
相変わらず、新規物件の登場は低調です。
既存物件も値上がり前の物件はほぼ消えてしまいました。
選択がますます難しくなりました。
やはり、バブルは一度弾けるべきです。それもなるべく早く。
その方が、結局は消費者のためになるはず、と私は思います。

新宿総集編
価格 6,980

■ザ・パークハウス 西新宿タワー60、■リビオ新宿ザ・レジデンス、■ロイヤルシーズン新宿柏木、■ザ・ヒルズ市谷薬王寺、■ザ・パークハウス 市谷甲良町、■ブランズ牛込神楽坂、■グランスイート神楽坂ピアーズ、■インプレスト早稲田、■ザ・サンメゾン目白近衛町エルド、■スカイフォレストレジデンス、■ピアース高田馬場、■プレシス新宿柏木、■パークホームズ四谷三丁目、■プレミアスイート外苑の杜、■アトラス市ヶ谷、■ザ・パークハウス四谷若葉レジデンス、■ガーデンヒルズ四ツ谷 迎賓の森、■ジオ御苑内藤町、■プレシス新宿御苑レザリス

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最近、つくづく驚くのは「買う人がいるのだなあ」ということ。
山手線の内側では、今もマンションの価格が上がり続けています。
それでも、買う人がいるのです。だから、取引が成立しています。
きちんと市場価格が形成されているのです。

誰が、なぜ、あのバカ高いマンションたちを買っているのでしょう?
それはもう、バブルに浮かされた熱とした言いようがありません。
確かに、これからも上がり続けます。下がり始めるまでは。
来年以降に出てくるマンションの事業用地が今買われていますが、
それはもう「本当ですか?」と疑いたくなる水準。
このままでは、どんどん上がっていきます。

「今買わないと買えなくなる」
買っている人はそう思っています。売る方もそういって煽ります。
コレ、私が経験した過去2回のバブルの情景そのまま。
つまり、50代のプレイヤーはみんな経験者なのです。
でも、みなさん知らん顔してバブルに乗っかって儲けています。
要は、自分が損をしなければいいのですから。

そして、この熱気はいつか冷めることも分かっています。
もう半年も前から、彼らは逃げる算段をしています。
なるべくホールドせずに、買い手を見つけてから契約する。
でも、いつ弾けるのでしょうね、このバブル。

一方、このバブルを「バブル」だと認定する
タイミングを逸した方々もいます。
プレイヤーではなくコメンテイターの立場になりうる方々。
まあ、私もそういった立場にある一人ですが、
アベノミクスの始まったころから「バブル」が来る、と発言していました。
最初は「これはミニミニバブルだ」と発信していましたが
2014年10月末の黒田バズーガ2以来は「局地バブル」と言い換えました。
そして、中身は「ミニミニ」ではなく「局地」的に
本物のバブルだと認定して、私なりに騒いでまいりました。

でも、初期のころから「これはバブルではない」と発言してしまうと、
その後になかなか方針転換ができませんね。気持ちは分かります。
しかし、実態としての需要がなく、投資的観点から理解できない水準まで
マンションの市場価格が高騰した今の都心の状況を、
バブルと呼ばずしてなんというのでしょうか?
「またやってきた不動産ブーム」ですか?
まるで、ガダルカナル島から「転進」している帝国陸軍ですね。

まあ、そんなサイドストーリーはどうでもいい話です。
問題は、またもやこのバブルによって束の間の富と、
その後に長く続く下落基調の種がまかれていることなのです。
つまり、今売る人はウハウハと儲かります。
でも、儲かった人はさらに儲けようと思って次を買ったりします。
すでに熱に浮かされて、その渦中にいるので市場が見えていません。

その他の人も「これは今買っておかなければ」という気持ちになります。
市場というのは怖いですね。今回、かなりの近距離でそういう
バブルの特異現象をまざまざと見せつけられて恐怖を感じました。
賢い人でも、バブルの熱には浮かされるのです。

具体的な話をすると「ブリリアタワーズ目黒」です。
あの物件は建物の完成が2017年の12月なのです。
引き渡しは2017年の12月から2018年の1月。
約2年半先ですね。2年半も未来の話ですよ。

予定では、2017年の4月に消費税が10%に引き上げられます。
まあ、最近ではちょっと怪しくなってきましたが。
しかし、消費税が上がると必ず景気後退が起こるのは、
過去3回の事例からほぼ確実視すべき未来なのです。

景気後退が起これば、不動産取引もしぼんでいきます。
これは昨年の4月以降10月までの市場を思い出せばいいこと。
あの時、「これでミニミニバブルは終わったな」と思いました。
ところが黒田君が異例の「バズーガ2」をぶっぱなしました。
良識ある金融関係者の間では悪評紛々。「やりすぎ」なのです。

おかげで景気後退の影は薄まりましたが、副作用としての
不動産「局地バブル」を助長してしまいました。
円安が進んで、日本の富がごっそりと目減りしました。
中長期的には円高が望ましいのは常識で考えて当たり前。
円安はあくまでもカンフル剤なのに、ちょっとやりすぎています。
国立競技場のザハ案建築費だって、1ドルが100円だったらもう少し
安く上がったはずだと私は思っています。

まあ、それはいいとして・・・
2年半も先の話、いったい誰が分かるのでしょうね。
でも「ブリリアタワーズ目黒」は、それこそ飛ぶように売れています。
少ない住戸でも数倍、多い住戸は何十倍ですって。
ああ、デジャブ。過去2回のバブルでもよく見られた現象です。
バブルの最中には、どこからかウジャウジャとお金をもった
紳士淑女が現れて「何戸でも買う!」と大きな声で叫ぶのです。

そういう光景を傍で見ている一般人が
「これは本物だ。このマンションを買わなきゃ」と、さらに狂騒。
これこそがバブルの光景なのですよ。
でも、いったん潮目が変わると、彼らはすうっといなくなります。
まるで最初からいなかったかのように。

これからの2年半、今のバブルが続くでしょうか?
あの平成大バブルは1985年のプラザ合意から1990年までの約5年。
前回の不動産バブルは2005年ころから2008年のリーマンショックまで、
まあ長めに見ても3年ほどでした。
今回は、起点をどこに置くか議論が分かれるところ。
まあ、最大限に譲歩したら2014年の10月の黒田バズーガ2ですね。
今で1年弱ですか。全く譲歩しないのなら2013年4月の金融緩和から。
こちらを起点にすると今で2年3か月。
どちらをベースにするかは、10年後の経済学者が決めるでしょう。

もし後者だとすれば、あと2年半を加えると5年弱。
譲歩した前者にしたところで3年半。
いくらなんでも、そんなに長くは続かないと思います。
バブルの規模は、だんだん小さくなってきています。
おそらく、今回は前2回と比べてもかなり小さい方だと思います。
踊っているのは、主に個人ですから。

2年半後、またあのリーマンショックの直後のように
私のところに相談が殺到するのでしょうか?
「2年前に契約したのですが、手付金を取り戻して解約できませんか?」
それは、できません! 契約書にハンコをつけば、おしまいです。

私から見て、黒田金融緩和がなければ「ブリリアタワーズ目黒」の
販売価格は坪単価400万円でも厳しかったと思います。
それは2駅先の「大崎ウエストシティタワーズ」がリーマン前後に
坪単価300万円台後半で大苦戦したことでも明らか。
完売できたのは今のバブル風が吹き始めてからやっと、という感じでした。

つまりブリリアタワーズ目黒も、バブルがしぼむとかなりの短期間で
坪単価400万円までは萎む可能性が高いのです。
下手をすれば、2年半後の引き渡し時にそうなっているかも?
リーマンショックの時の湾岸がちょうどそんな感じでした。

逆に、あと2年半もバブルが続いていれば、
このタワーマンションの中古坪単価は軽く1千万円を超えます。
来年あたりに出てくる港区の新築タワーマンションは、
おそらくそのラインに迫っているはずです。
まず、バブルでなければ売れない価格ですね。
でも、現実にそういうアウトラインで事業計画が進んでいたりします。
あなおそろしや、あなおそろしや。
私はただ、それを眺めて念仏を唱えることしかできません。

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