ギリシャ問題から、一気に中国の株式市場に注目が移りました。
何日か前のこのブログで指摘した通りの展開ですね。
それにしても、中国当局のやり口には驚きます。
半数以上の銘柄を取引停止。大企業には株式売却禁止。
日本や欧米では考えられない手法ですね。
ま、中国国内の株式市場へ投資している外国人割合は2%程度。
影響は至ってドメスティックなものになります。
なーんて、本当は全然安心できないのですが・・・
たしか、アメリカのサブプライムの時も同じようなことを
さんざん聞かされていたような気がします。結局、リーマン。
考えられる日本への影響としては、爆買いの減少。
あるいは、日本で買った不動産の売却・換金。
または、手付金放棄によるキャンセル。
東日本大震災の時にありました。湾岸タワーの大量キャンセル。
さて、どうなるのでしょう?
ギリシャ問題だって目が離せません。
「ユーロ」という壮大な通貨実験に綻びが生じているのです。
デフォルトするとECBが蒙る損害額は40兆円ですって。
結構な額ではございませんか。日本政府年間予算の真水分くらい。
ギリシャもよくそれだけひっぱりましたね。
人口は日本の10分の1程度ですから、日本が同じ立場なら400兆円。
でも、日本は1000兆円の借金がありますから、2.5倍。
それでも破綻しないのは、自国で通貨を発行できるからに他なりません。
日本の借金1000兆円は、日本の金融機関と日本銀行からの借金。
そんなの、急いで返すことないやん、という世界なのです。
特に日本銀行からの借金なんて「無かったことにしようよ」で済む問題。
私が知る限り、明治以降の日本政府が外国からの借金を
デフォルトにしたことはないはずです。
ロシアなんて、ここ百年で5,6回やっているのではないですか。
ギリシャがやらかしたところで驚くにあたりません。
さて、中国はどうやら実質マイナス成長に陥っているご様子。
中国の企業なんて、それこそ東芝顔負けの粉飾決算だらけでしょ。
だから、株は売るのが正解、のはず。売られて当然。
しかし、これはまさに壮大な実験です。
証券市場は政府の介入でどこまで動かせるか?
そんなこと、本気でやった政府は世界史上例がないはず。
それに中国の共産党政権はチャレンジしているのです。
「がんばってね」とささやかなエールを送ります。
別に、彼らの行動に賛成しているわけではありません。
どちらかというと「バカだねえ」と思っています。
でも、市場に介入して結果的に中国政府が大損を漕げば、
いくらかでも民衆の懐の傷みが軽減されます。
さらに言うなら、軍事に回すお金がなくなるではないですか。
だから、中国政府の市場介入には賛成しないけど、歓迎!
やれやれ、もっとやれ、の世界。
さて、少し話題を変えましょう。
これは「今すぐ」という話ではないのですが、
この2,3年の内に大きな問題になりそうなこと。
ギリシャ危機以上に日本に大きく関係することです。
それは、他ならぬおとなりの国、韓国。
まあ、いろいろと困ったことをやらかしてくれる連中なのですが、
経済がとってもおかしくなっているようです。
あの国の経済の基本は日本の「モノマネ」です。
主要な輸出品は弱電と自動車。主要部品は日本からの輸入。
ウリジナリティはあってもオリジナリティのない国。
数年前まで、自国通貨のウォンを安く誘導することで
世界の市場で日本との競争を優位に戦ってきました。
今、円安によるウォン高でかなりの苦戦を強いられています。
あのサムソンでさえ大幅な業績後退。このままでは赤字転落。
加えて、政府の借金がかなり多いらしいのです。
それこそ、ギリシャみたいな感じ。財政がかなりインチキだとか。
まあ、橋やデパートが時々崩落する国ですから、財政も・・・・
救いは、対外的な債務がさほどでもないこと。
しかし、国内の経済はかなり脆弱です。
分りやすく言うと、「足腰が弱い」状態ですね。
産業の基盤が整っていないのです。
何かモノを作るときには、主要部品はほとんど日本から輸入。
日本でいうところの技術を持った中小企業や、
世界一をザラにやってのける町工場みたいなのがありません。
日本には0.01ミリの違いを指先で分る職人さん、みたいなのが
今は少なくなりましたが、まあまあいるでしょ。
韓国には、そういう人たちがほとんどいないそうです。
なぜでしょうか? 一言でいえば、文化の違い。
日本では、そういう職人さんを社会全体が敬意をもって扱います。
韓国では、そういうことは尊敬の対象ではないのです。
いつも油にまみれて現場で手を動かしている人は
どんなに素晴らしい技術を持っていても、
韓国人から見るとどただの「工員」。下級のお仕事従事者。
それよりも、きれいなスーツを着てエアコンの効いたオフィスで、
部下にあれこれ指示している人の方が尊敬されます。カッコいいのです。
まあ、お国柄というか、民族性というか、価値観ですね。
儒教的観念を抜け出せず、両班の悪しき価値観を引き継ぐ韓国は
現場仕事を蔑みます。自転車に乗ることすら忌み嫌うそうな。
事務所や家の奥にいて、文書を書いたり読んだりしている人がエライ。
手が汚れる作業をしている人はサイテー。
本田宗一郎なんて、絶対に尊敬されません。
まあ、そういう国ですから、いくらギャラクシーを上手に
組み立てることができても、ハナから作ることはできません。
理系よりも文系が尊敬される国ですから、理系ノーベル賞はゼロ。
高位の役人や政治家になることこそ、究極の成功なのです。
まあ、救いようがないですね。
だから、経済の基盤はいたって脆弱。
高学歴社会なのに、若者の失業率はスペイン並み。
地下経済の比率も高く、政府のやることはかなりインチキ。
それでいて、日本は大嫌いだからそこでは一致団結。
ビョーキの国ですよね。特に女性はいかない方がいいですよ。
韓国のレイプ犯罪発生率は日本の何倍もあります。
しかも、日本女性が被害者の場合は実質的に犯罪になりません。
「慰安婦問題を思い出せ」でおしまい。
その韓国の経済が、数年後に破綻する可能性が出てきています。
これは日本にとっても由々しき問題。
みなさん、ギリシャや中国だけでなく、韓国の危機にも
もう少し関心を払って下さいね。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
「新小岩・平井・小岩」を最新情報化。
郊外エリアは動きが鈍いですね。
ちょくちょく面白い物件がありますが。
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