一時沈静化していたのが、再び活発化しています。
何かと言うと、メディアからの私への取材です。
来週あたりは週刊誌に出るコメントが多くなりそうな気配。
なんか、壊れたレコードみたいに同じことを話していますが(笑)。
取材テーマは、ほとんどが「中国人がらみ」といっていいでしょう。
世間の関心はそれだけ高いのでしょうね。
区分所有者の一定割合が中国人になるとどうなるのか?
それは、いいことよりも悪いことの方が多くなりそうです。
資産価値にも影響します。一斉に投げ売りもあり得ます。
話しは変わりますが、ヨーロッパの某国に留学したお方が、
「この部屋は日本人にだけ貸したいの」という大家さんちの
一室を借りていたという話を聞いたことがあります。
その大家さん、過去の経験から「日本人はいい」と確信していたそうな。
過去に、その家を借りた日本人のお行儀がよかったのでしょう。
あなたが自分の家の一室を貸すとして、
相手が 1韓国人 2中国人 3日本人 だったら
誰に貸したいと思いますか?
それは、大多数の人が日本人を選ぶでしょうね。
どうやらこれは世界的傾向のようです。
でも 1韓国人 2中国人 3イギリス人 だったら?
それは消去法でイギリス人ですね。英語の勉強にもなります(笑)。
1韓国人 2中国人 3ロシア人 だったら?
賃貸運営を諦めましょうか(笑)。
さて、ここのところの中国の株式市場が随分怪しくなりました。
表面上はなんとか取り繕って上昇しています。
しかし、これは誰が見ても明々白々な政府の介入です。
一党独裁ってすごいですね。株価まで操作してしまっています。
しかし、世界中の自由主義国は実に冷ややかに眺めています。
市場というものは、誰かが支配できるわけではありません。
いっときは影響を及ぼせても、永遠にそれはできないこと。
いつかは「需要と供給の関係」に立ち戻るはず・・・
と言う風に、世界中の市場関係者はみているのです。
しかし、それでも中国当局は介入を続けるでしょう。
彼らの感覚というのは、生まれた時から自由主義の国にいる
我々とはハナっから異なるのです。
だから、とことんやり続けるはずだと思います。
私がひんやりと眺めているだけで、中国当局は過去6年で
3回にわたりバブルの崩壊を人為操作で回避してきました。
今回は4回目に当たります。しかし、もっとも難しそうです。
今までは、経済が基本的に上向きになっていました。
ところが、今はほとんど経済成長していないかもしれないのです。
昨年は7%なんて言っていますが、鉄道貨物輸送量が増えていません。
中国の場合、日本と違うのは資本主義的感覚が成熟していないこと。
そして、一党独裁なので経済的な失敗が即政権崩壊につながること。
「政権崩壊」というのは、日本と同じ意味ではありません。
向こうでの政権崩壊は「革命」を意味します。
共産党の一党独裁が終わってしまうかもしれないのです。
それはものすごい混乱に陥ると思います。
それまでの為政者は捕えられて処刑されるでしょう。
本人だけではなく、一族郎党とその家族が同じ運命です。
だから、そうなると見るや先を争って海外へ逃亡するはず。
そのために、彼らは日本だけでなく世界中の不動産を
「爆買い」状態で購入しているのです。
でも、中国で権力を握っている限り、甘い汁が吸えます。
「政権崩壊」なんて、何が何でも避けるべき選択なのです。
だから、彼らは必死で上海の株式市場を買い支えています。
しかしいつかは「市場の法則」に任せなければいけません。
経済が減速して企業の業績が悪化しているのなら、
株価は下がって当然なのです。
中国の通貨は「元」です。中国人民銀行が発行しています。
ところが、「元」は他の国際通貨であるドルやユーロとは
「市場性」のある外国為替レートが構築できていません。
簡単に言えば、中国政府の意向に沿ったレートでしか取引できません。
巷間言われることは、元の発行量は中国政府のドル保有量に
比例するとか。まるで「ドル本位制」ですね。
こんなこと、本当か嘘かは分かりませんが。
仮にそうだとすれば、中国政府のもつ「元」も有限です。
いつまでも株を買い続けることはできないのです。
だから、国営企業にも株を「買え」という命令を出しています。
とってもイビツ。いつか崩壊するでしょう。
一方、世界経済のアキレス腱であるギリシャはどうでしょう?
またぞろ交渉が始まっていますが、抜本解決とは程遠い状態。
今また「先送り」が決まっても、いずれデフォルトは確実です。
ギリシャ人が急に働き者の倹約家になったりしませんから。
そもそも、ドイツ人とギリシャ人が同じECBが発行する
「ユーロ」なる通貨を共有しているところに無理があります。
国民性なんて水と油。絶対に同じ価値観を共有できません。
だから、ギリシャは今でなくてもいずれユーロからは離れるはず。
日本の「異次元金融緩和」もかなりインチキですが、
中国やギリシャのそれと比べれば、まだまだ健全ですね。
そう思えば、少し気分が楽になりますよ。
でも、「目くそ鼻くそを笑う」の世界ですか(笑)。
最近ヒシヒシと感じるのは、世界経済のガラケー的位置づけだった
日本の不動産市場が、かなりレギュラー的な存在になっていること。
特に、都心の新築マンション市場における外国人の
存在感、プレゼンスが半端ではありません。
現在、大手デベは中国人への販売を「3割」に自粛している、
というまことしやかな「基準」が囁かれています。
しかし、これは新築販売時でのお話し。
また、彼らは公式にはそれを認めていません。
さらに言えば、今はまだ都心の新築マンションが売れています。
リーマンショック後の売れていない時、彼らはわざわざ
香港やシンガポール、上海に出かけて行って売っていました。
今後、売れなくなるとまたそれをやらないとも限りません。
マンション業界なんて、どこまで行ってもご都合主義ですから。
今年後半から、アベノミクス以降に外国人がたくさん買った
新築マンションが続々竣工し、購入者に引き渡されます。
特に、都心や湾岸のタワーマンションの外国人比率は高め。
どういう問題が起こるのか、起こされるのか、注目しましょう。
さて、資産価値レポートの更新情報です。
「葛西・西葛西」と「船堀・一之江・瑞江・篠崎」を
それぞれ最新情報化しました。
これらのエリア、ちょっと停滞気味ですね。
「ザ・パークハウス船堀」は高値挑戦の気配。
でも、このエリアでうまくいくとは思えません。
西葛西の「ガーデンズ」でエリア需要を
多く先食いしていますから。
■プレシス西葛西ペイサージュ、■アーバンパレス葛西、■レジデントプレイス西葛西、■ヴェレーナ南葛西、■プレシス西葛西アクアフォート、■アルファグランデ葛西臨海公園、■パークホームズ西葛西 清新町
■ライオンズ篠崎駅前レジデンス、■エクセレントシティ船堀、■アルファグランデ篠崎弐番街、■プレシス瑞江、■ファーストシーン篠崎Clari、■アーデル瑞江、■ザ・パークハウス船堀、■エクセレントシティ船堀ステーションアヴェニュー、■アデニウム篠崎
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